学長挨拶

日本のAI人材育成を通して人間中心のAI社会を実現

近年、AIの社会実装・活用が急速に進み経済がデジタル化する中、世界的にAI人材の不足が大きな社会課題となっています。日本でも、内閣府が「人間中心のAI社会原則検討会議」において、AI社会原則の一つとして「教育・リテラシーの原則」を掲げており、産学官共同でAI人材育成に取り組むことが求められています。

NECグループでは2013年からAI・アナリティクス人材育成に関する取り組み始め、数多くのAI人材を育成してきました。

現在日本社会は、少子高齢化や人手不足、過疎化など様々な課題に直面しています。NECは日本の労働生産性を向上させ、国際競争力を高めるためのキードライバーを「AI」×「人財」と定義し、これまでNECグループで培ってきた育成メソドロジーを大学・大学院や産業界に還元することで、AIを有効かつ安全に利用できる人間中心のAI社会を実現します。

本アカデミーでは、文理の境界を超えてAI、数理、データサイエンスの素養を身につけるための実践的教育の場を設置すると共に、年齢や業種を超えて学ぶもの同士が連携しオープンイノベーションが実現できる場を目指します。

BluStellar Academy for AI 学長:孝忠大輔