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NEC Analytics Challenge Cup 2022
開催期間:2022年8月22日〜9月22日(最終審査会:2022年10月13日)
AI・データを活用し新たな価値を生む「データサインティスト」不足が深刻化する中、人材育成の一環としてNECでは2017年度より分析コンテストを実施。今回、2022年8月22日~9月22日に開催した第7回目となる分析コンテストでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの連携企画として「未来のテーマパーク」をテーマに「NEC Analytics Challenge Cup 2022」を開催。NECアカデミー for AIの連携企業、AI・データアナリティクスコミュニティ参加企業からのべ238チーム(総勢417名)がエントリー、うち、96チームが最終提出に至り、テーマパーク関連データを用いて予測モデルの精度や分析結果の価値を競い合った。
NEC は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャル・マーケティング・パートナーです。
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画像はイメージです
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予測精度コンテスト
テーマパークの特定のエリアに滞在する人数を予測する予測モデルの精度を競う「予測精度コンテスト部門」。最終提出に至った64チームのなかで、最優秀賞には日本電気株式会社の田中さんらが輝いた。
最優秀賞
日本電気株式会社 田中 智規さん、桑田 和さん、宮下 雅貴さん、岩科 智彩さん、山崎 大さん
受賞コメント
最優秀賞を受賞することができて本当に嬉しいです。普段の業務でも予測分析に関わることは多いですが、これまで以上に学ぶところもあり、非常に有意義な時間でした。またChallenge Cupをきっかけにチームメンバと親交を深められたことも財産です。
優秀賞
日本電気株式会社 吉田 泰介さん
受賞コメント
素敵なコンペを開催いただきありがとうございました!テーマパークの生データに触れることができ、ワクワクしながら取り組みました。コンペ後のカンファレンスでも皆さんの分析アプローチを知り、データ観察から分析手法まで大変勉強になりました。今後のコンペも楽しみにしています。
優秀賞
日本電気株式会社 田幡 光さん
受賞コメント
このコンテストには、これまで学んだデータ分析の知識を実践に活かす力をつける目的で参加しました。道中、座学では得られなかった経験や細かいテクニックを培うことができ、かつ良い結果が得られたことを嬉しく思います。
優秀賞
NECソリューションイノベータ株式会社 山田 雄紀さん
受賞コメント
この度は入賞することができうれしく思います。また、このような機会を作ってくださったUSJ様、チャレンジカップの事務局様ありがとうございます。この結果に満足せず、精進していきたいと思います。
優秀賞
日本電気株式会社 石村 司さん
受賞コメント
今回のコンテストは2019年の1年分のデータしかなく、2020年の傾向を予測するのが難しかったです。データの取得方法に着目し、2020年の傾向について仮説を立てたことが精度向上につながったと考えています。
特別賞
株式会社大林組 望月 政宏さん、株式会社セブン銀行 中村 義幸さん、株式会社大林組 林 恭子さん、日本電気株式会社 浅見 隆太さん
受賞コメント
この度はコンペティションを運営いただきありがとうございました。優勝することができなかったことは非常に残念ですが、コンペティションを通じて多くのことを学ぶことができました。機会があれば次回も挑戦したいと思います。
データ活用コンテスト
テーマパーク関連データを用いて分析結果から導き出される価値を競う「データ活用コンテスト部門」。最終提出に至った32チームのなかで、最優秀賞にはNECネクサソリューションズ株式会社のチーム”ネクサISB”、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン特別賞に日本電気株式会社のチーム”AIアカデミー”が輝いた。
最優秀賞「ARシールを活用した、USJのビジネス拡大施策の提案」
NECネクサソリューションズ株式会社 山崎 新太さん、横澤 雄己さん、纐纈 佳寿美さん、池田 睦さん、濃野 清子さん
受賞コメント
この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございました。皆でアイデアを出し合って、どんどん形になっていくのが楽しかったです。機会があれば、来年もまた参加したいと思います。
審査員コメント
他チームの集大成のような発表。仮説検証を行う際のデータの加工及び使い方が非常にうまい。また、分析結果から具体的な施策につなげており、その施策も楽しそうで魅力的に感じた。ARをターゲットとしたアイデアであるが、ゲストとパークの双方の目線をテーマにしたのが素晴らしいと思う。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン特別賞 「最大級アトラクションはWith SNS!?~あなたは真のUSJを知っているか?~」
日本電気株式会社 菊池 智哉さん、大庭 崇稔さん、上原 梨花子さん、永井 裕さん、大舘 裕也さん
受賞コメント
分析結果をチームで議論し、実際に導入されたことを想像しながらアイデア検討を行いました。分析からアイデア検討の流れを実践できたことはとても貴重な経験でした。今回素晴らしい賞を頂けたことは、今後の自信にも繋がりました。貴重な機会を頂きましたことに感謝致します。
審査員コメント
報告書における事業課題設定、分析手法、解釈性、施策のバランスが非常に良い。分析から得られた知見を活かして具体的な提案をされており、経済価値まできちんと算出されている部分が素晴らしい。
優秀賞「USJでバタービール飲み隊が考える パーク内写真撮影サービスの新しいビジネスモデル」
ダイキン工業株式会社 チーム”USJでバタービール飲み隊”
受賞コメント
この度は優秀賞に選出いただきありがとうございます。今回のコンテストを通じて顧客ニーズ・ターゲットの調査、サービス・システムの具体化、データによる裏付けなどを体験することができ非常に貴重な経験となりました。今後、本アイデアが少しでも実現されることがあればこの上なく喜ばしい限りです。
審査員コメント
写真ビジネスのアイデアは面白く、USJでの効果的な施策を示している点を評価。既にビジネスモデルとして存在しているので、事業性で差異があればなお良いと思う。
優秀賞「AIDA ユーエスジェルジュ」
スミセイ情報システム株式会社 松場 信一さん、テラクラウド株式会社 山田 泰資さん、富士フイルムマニュファクチャリング株式会社 後藤 慎介さん、日本電気株式会社 成田 智絵さん、日本電気株式会社 山崎 大さん
受賞コメント
私たちはAIデータアナリティクスコミュニティから4社合同チームで参加しました。USJに行く計画を立てて、実際に行くまでのワクワク感をいかに得られるかに着目し、ご提供いただいたデータでここまでできることが分かり、有意義な経験となりました。ありがとうございました。
審査員コメント
レコメンドに必要な情報をていねいに分析して抽出し、希望アトラクションに対して満足度が高いレコメンドをおこなっている点を評価。平均移動時間を見ている点はゲスト目線からの分析が出来ている。データからノイズを除いて分析に活用できている点も分析として素晴らしい。
優秀賞「必見!!ワンタップでUSJツアーをレコメンド」
株式会社TMMC 久保 暢さん、江崎グリコ株式会社 楠瀬 友洋さん、ライオン株式会社 S.プーチットさん、日本電気株式会社 岩科 智彩さん
受賞コメント
この度は貴重な機会を提供頂きありがとうございました。データ分析・活用の重要性・楽しさを肌身で感じることができました。また私達のチームは複数企業のメンバー構成でしたので、1つの目標に向かって共創していくことの力強さや楽しさを実感できました。
審査員コメント
分析と最適化をしっかりとやっている点を評価。分析のレベルが非常に高く、必要な外部データも合わせ適切な解を導いている点が素晴らしい。
入賞「パーク外イベントからの誘導」
中外製薬株式会社 中臣 政司さん、日本通運株式会社 稲川 健造さん、江崎グリコ株式会社 新井 宏典さん、日本電気株式会社 下村 英恵さん
受賞コメント
私たちのチームは仮説がデータ分析で幾度と覆され困難を極めました。何とかデータドリブンの仮説を導き、全員の発想力で施策提案に持ちこみました。「実直な分析」と「発想力」を掛け合わせる難しさと楽しさを感じた1カ月でした。
審査員コメント
データを丁寧に分析されている点を評価。周辺イベントに着目し、他社も巻き込むアイデアが良い。ビジネス知見と一緒に考えることが出来ると事業性がより上がると思われる。
入賞「withコロナ時代におけるUSJ来場者消費額の増加施策」
日本電気株式会社 新井 裕介さん、境 辰也さん、田屋 侑希さん、金澤 波音さん、大澤 真優乃さん
受賞コメント
今回はAI・アナリティクス事業統括部から入社1年目の新人5人で参加させていただきました。普段なかなか触れることのできないデータを分析でき、とても楽しく有意義な経験ができました。このような機会を設けてくださったことに感謝申し上げます。
審査員コメント
全体的によくまとまっており、しっかりとストーリーがある点を評価。アプローチは非常に面白く、施策提案まで行っているところがよい。各クラスタ内の体験アトラクション等の特徴量を知ったうえで施策へ繋げられるとなお良いと思う。
まとめ
カンファレンスでは、「データ活用コンテスト」の入賞者のプレゼンテーションおよび「予測精度コンテスト」の分析ノウハウ共有を実施。また、「データ活用コンテスト」では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのビジネスのプロフェッショナルである合同会社ユー・エス・ジェイマーケティング本部ストラテジー&ビジネス・ディベロップメント部マネージャー岩崎学氏、また、データ分析のプロフェッショナルであるNECのデータサイエンティストの計4名からなる審査員の「事業性」「革新性」「完成度」の3指標による配点と、聴衆票の配点の合算で審査が行われた。コンテストの締めくくりとして、審査員から「皆様のアイデアから、USJのビジネスを真剣に考え、ものすごい熱量で取り組んでいただいたことをひしひしと感じた」「甲乙つけがたい素晴らしいアイデアが多くあり、審査に非常に悩んだ」「皆様の分析、アイデアから新しい気づきを得られた、我々も勉強になった」などのコメントが寄せられ、聴衆の盛大な拍手で幕を閉じた。
開催概要
イベント名 | NEC Analytics Challenge Cup 2022 |
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主催 | NEC AI・アナリティクス事業統括部 AI人材育成グループ |
スケジュール | エントリー期間:2022年6月27日(月)~7月22日(金) コンテスト期間:2022年8月22日(月)~9月22日(木) 審査・表彰:2022年10月13日(木) |
参加対象 | NECアカデミー for AIの連携企業、AIデータアナリティクスコミュニティ参加企業、NECグループ社員 |
会場 | オンライン開催 |