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【AUTOSAR AP】セミナーレポート

SDV時代に不可欠な「AUTOSAR AP」
最新動向を徹底解説!

~車両データの利活用を見据えた
「Automotive API Gateway(ara::aag)」とは?~

※本資料は、2025/3/14 に開催された同名ウェビナーの内容をまとめたものです

SDV時代の到来により、ソフトウェアやデータが車両の価値を大きく左右する時代となりました。
これに伴い、車載ソフトウェアの規格標準化は車内だけでなく 車外とのデータ連携においても進んでいます。

本資料では、これからの車載ソフトウェア開発に不可欠な「AUTOSAR AP」の解説とともに、車両データの標準化に向けて、AUTOSAR APの最新規格(R24-11)で新たに導入されたFC(機能クラスタ)「Automotive API Gateway(ara::aag)」での考え方をご紹介いたします。

(講師:NEC製造ソリューション事業部門 木野・鵜飼)

目次

◇ AUTOSAR AP全体概要
  1. AUTOSARについて
  2. 近年の自動車ニーズとSDV
  3. AUTOSAR Adaptive Platform(AP)について
  4. APのアーキテクチャと一部機能について
◇車両データの標準化動向
  1.車両データの利活用の動向
  2. AUTOSAR APでの対応

AUTOSAR AP全体概要

1. AUTOSARについて

AUTOSARの概要
AUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)は、自動車業界共通の標準アーキテクチャを開発・確立するための欧州発の団体です。2008年頃から量産車に適用され、現在では欧州の新規車両開発で最も採用されており、日本でも採用する動きが活発化しています。
 
AUTOSAR標準の考え方
アプリケーションとハードウェア間の依存性を排除。
ハードウェアの違いを吸収し、再利用可能なソフトウェアを実現することを目的としています。

AUTOSAR CPとAPの違い
CPは従来の組み込みシステム向け、APはクラウドコンピューティングや・・・

2. 近年の自動車ニーズとSDV

近年自動車に求められるニーズ
ADASや自動運転を実現するためには・・・

車両データの標準化動向

1. 車両データの利活用の動向
 
車両のデータとインターフェースの標準化
車両のデータとインタフェースを標準化する動きがあります。ここではVehicle Signal Specification(VSS)とVehicle Information Service Specification (VISS)について・・・