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【アジャイル開発】セミナーレポート

モビリティ開発へのアジャイル適用ポイント

~アジリティと品質の両立に向けて~

※本資料は、2024/10/24 に開催された同名ウェビナーの内容をまとめたものです

SDV時代の本格到来に伴い、自動車業界にもアジャイル開発導入の機運が高まっています。そんな中、品質がアジャイル開発導入の障壁となるケースが散見されます。
本資料は、急変するモビリティ業界において アジャイル開発を成功させるための要点をまとめています。

                                           (講師:NEC エンタープライズコンサルティング統括部 水島 勇弥)

レポートの一部をご紹介します

目次

・モビリティ業界を取り巻く環境
・アジャイル開発とは
・NECが考える高品質なアジャイル開発の成功要因
・NECでの取り組み

モビリティ業界を取り巻く環境

モビリティ業界は現在、技術面・社会情勢の両面で急速な変化に直面しています。  
これら外部環境の変化に機敏に適応していくことがより求められてきており、
“アジャイル開発”はその解決策の一つになります。

 ・技 術 面  : -SDV時代の到来 
        -自動運転技術の高度化
        -EV車の市場拡大(現在国内普及率12%)
 
 ・社会情勢 : -物流業界の2024年問題(トラックドライバーの労働規制)
         -シェアリングエコノミーの拡大
         -カーボンニュートラル目標の表明

アジャイル開発とは

アジャイル開発は、従来のウォーターフォール開発と対比されます。  
従来のウォーターフォール開発は、明確なゴールに対して着実に対応する手法に対し、
アジャイル開発は、変化するゴールに柔軟に対応する開発手法です。 

優先度の高い要件から小さく作り込み・・・

NECが考える高品質なアジャイル開発の成功要因

アジャイル開発を成功させるため、ポイントを3点あげます。

 ①.自立と規律のバランス :  
   チームが自律的に判断・行動して品質を作り込むことが求められますが、
   同時に組織としての最低限の規律を与え、方向性を合わせる必要があります。

 ②.徹底的な効率化と自動化 :  
   短期間で品質を作り込むためには、開発プロセスの効率化と自動化が不可欠です。
   CI/CDやテスト自動化により、効率的に品質作り込むことは必要です。   

 ③.技術の多様化への対応 : 
   多様化する技術(AI、クラウド、セキュリティなど)に・・・

NECでの取り組み

社内におけるアジャイル開発の成功事例をモデル化し、チームの立ち上げから定着までを支援する体制を整えています。
枠組みや仕組みの中、チームが自律的に活動することで 高品質なアジャイル開発を実現しています。

 ・自立と規律のバランス :  専門チームによる立ち上げ支援と標準ガイドラインの提供
 ・効率化と自動化 :  全社標準の環境を標準提供し・・・