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2017年度(18年3月期)第2四半期累計期間 決算概要

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当社は、当年度第1四半期からセグメントを変更しています。2015年度、2016年度の数値についても新たなセグメントに組み替えて表示しています。

Ⅰ 上期 決算概要(2017年4月1日から2017年9月30日の6ヵ月間)

当上期の売上収益は、1兆2,880億円と前年同期に比べ869億円(7.2%)増加しました。これは、パブリック事業が増収となったことなどによるものです。
収益面では、営業利益は、前年同期に比べ35億円改善し、73億円となりました。これは、売上収益が増加したことなどによるものです。
税引前四半期利益(税引前利益)は、営業利益の改善に加え、為替差損益が改善したことなどにより、前年同期に比べ182億円改善し、308億円となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益(当期利益)は、税引前利益が改善したことなどにより、前年同期に比べ57億円改善し、188億円となりました。

セグメント別の前年同期比では、売上収益は、消防・防災システムが減少したものの、日本航空電子工業㈱を連結子会社化(2016年度第4四半期から)したことなどによりパブリック事業が1,135億円(38.7%)、海外向けセーフティ事業が増加したことなどによりその他が27億円(3.1%)、それぞれ増加しました。一方、流通・サービス業向けが減少したことなどによりエンタープライズ事業が122億円(6.0%)、海洋システムが大型案件の一巡により減少したことに加えて国内の通信事業者の設備投資が低調に推移したことなどによりテレコムキャリア事業が102億円(3.7%)、ハードウェアが減少したことなどによりシステムプラットフォーム事業が68億円(2.0%)、それぞれ減少しました。
営業損益は、売上の増加などによりパブリック事業が67億円、その他が40億円、それぞれ改善しました。一方、売上の減少などによりテレコムキャリア事業が33億円、システムプラットフォーム事業が14億円、売上の減少に加えてIoT関連の投資費用の増加などによりエンタープライズ事業が35億円、それぞれ悪化しました。

Ⅱ 業績予想

当社は、直近の業績動向を踏まえ、2017年7月31日に発表した年間の連結業績予想を修正しました。業績予想見直しの主なポイントは、戦略投資の具体化、指名停止の影響、ルネサス エレクトロニクス株式売却の3つです。

売上収益と営業利益は前回の予想から変更ありませんが、2017年6月に実施したルネサス エレクトロニクス株式の売却に伴う影響を織り込み、当期利益予想を前回に比べ50億円改善の350億円、フリー・キャッシュ・フロー予想を前回に比べ100億円改善の900億円としました。

また、戦略投資の具体化に伴い、エンタープライズ事業、その他、調整額の営業損益予想を見直しました。
期末配当予想については、前回予想から変更ありません。業績予想を確実に達成し、期末配当の継続を目指していきます。

≪ご参考≫ スマートエネルギー事業の見直し

  • オートモーティブエナジーサプライ株式の譲渡により、約100億円を営業外の利益として計上する予定ですが、現時点で成立条件を満たしていないため、業績予想には織り込んでいません(2017年10月31日現在)。

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