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初回掲載日：2023年7月5日

DataSpider Servistaにおいて、DataSpider Studio for Webでスクリプトを開いて設定を変更するとMapperの内容が意図せず変更されてしまう事象が発生することが判明しました。
DataSpider Studio for Webを使用されているお客様は、下記内容をご確認ください。

対象製品及びバージョン

影響範囲

※DataSpider Studio (デスクトップ版Studio)では事象は発生しません。

発生事象

DataSpider Studio for Webで発生条件に該当するスクリプトを開いて、何らかの設定を変更すると以下の事象が発生する。

a.  RESTアダプタのコンポーネントで自動生成した後でMapperで変更したスキーマが、自動生成した状態に戻る
b.  繰り返し（データ件数）を入力元に指定したMapperで、編集前の状態に戻ってマッピングしたリンクが消えることがある

発生条件

a. RESTアダプタのコンポーネントで自動生成した後でMapperで変更したスキーマが、自動生成した状態に戻る。

下記の条件をすべて満たした場合、DataSpider Studio for Webでスクリプトに何らかの設定を変更して保存するとMapperのスキーマが、RESTアダプタのコンポーネントで自動生成された状態で保存されます。

(*)データ形式に[JSON]を指定して[JSONファイルを指定して出力スキーマを設定]を使用した場合や、 データ形式に[フォーム]、[マルチパートフォーム]、[その他のデータ形式]を指定した場合にスキーマが自動生成されます。

なお、スクリプトやMapperを開いただけでは、事象は発生しません。Mapperを開いた際にスキーマは自動生成された状態で表示されますが、スクリプトを変更して保存していない場合は、スキーマの変更は保存されていないため、スクリプトの実行結果に影響はありません。

b. 繰り返し（データ件数）を入力元に指定したMapperで、編集前の状態に戻ってマッピングしたリンクが消えることがある。

下記の条件をすべて満たした場合、DataSpider Studio for Webでスクリプトに何らかの設定を変更して保存すると、入力元のスキーマからマッピングされているリンクが消えた状態で保存されることがあります。

※変数代入コンポーネントの数が多くなるほど、事象の発生頻度が多くなります。

回避策

a. RESTアダプタのコンポーネントで自動生成した後でMapperで変更したスキーマが、自動生成した状態に戻る。

RESTアダプタのコンポーネントを入力元にしたスキーマを設定する場合は、以下のいずれかの方法で設定してください。

b. 繰り返し（データ件数）を入力元に指定したMapperで、編集前の状態に戻ってマッピングしたリンクが消えることがある。

繰り返し（データ件数）を入力元に指定したMapperを作成、編集する場合は、DataSpider Studio for Desktopか、DataSpider Studio for Webのどちらか一方のみを使用してください。

今後の対応

以下のDataSpider Servistaバージョンのサービスパック向けに本件の事象を修正した単体パッチをリリースします。

(*)DataSpider Servista 4.4 SP2は2023年8月リリース予定です。

詳細につきましては、以下のPDFをご参照ください。

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