Japan
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設備部門長ラウンドテーブル
成長に向けた変革、店舗設備業界丸ごとDXへ
日本の小売業設備業界を変革する共創

これまで、小売業の設備部門は、「縁の下の力持ち」として、守りの役割を担ってきました。一方、近年では、小売業を取り巻く大きな環境の変化により、設備部門にも「攻めの変革」が求められるようになっています。しかし、個社ごとの努力による変革や課題解決には、限界もあります。
そこでNECは、会社を超えて設備部門のリーダが集まり、業界全体の変革ソリューションを共に考え合う場として、「設備部門長ラウンドテーブル」を立ち上げました。
NECは従来、POSやストアコンピュータ、ATMといった店舗ICT機器の開発や維持管理で、小売業の店舗運営を支えてきました。今回立ち上げた、この「設備部門長ラウンドテーブル」を通して、小売業各社からは店舗の設備管理に関する課題や知恵を持ち寄って頂き、NECは店舗DX化のパートナーとして貢献出来ることを共に考え、設備業界全体でのDX実現に向けたソリューションを議論・検討してきました。
第5の経営資源「ファシリティ」に求められていること
これまでの小売業では、主に新店の出店や売上の向上が重視されてきました。一方現在では、人口減少やインターネット上での取引の拡大により、店舗数の拡大が難しくなっています。そこで強く求められているのが、既存店舗の運営・改装や店舗設備の保守・管理における利益の確保です。
施設や設備などの「ファシリティ」は、ヒト・モノ・カネ・情報に次ぐ「第5の経営資源」と言われています。いま、設備部門は、ファシリティマネジメントを通して、いかに経営に貢献できるかを、これまで以上に問われています。また、少子高齢化による工事・保全業務の人手不足の深刻化や、環境問題や法令など、様々な社会課題への対応も求められています。
業界の変革に向けた「設備部門長ラウンドテーブル」

この大きな変化の波に適応し、業界全体の課題解決や、利益ある成長への道を実現するために、小売業設備部門やファシリティマネジメント会社のリーダの方々と共に、2023年10月に「設備部門長ラウンドテーブル」を立ち上げました。ラウンドテーブルでは、参加企業の設備部門リーダが一堂に集まり、企業が直面している課題や、成長に向けた業界全体の変革に向けて、熱い議論が交わされました。
この大きな変化の波に適応し、業界全体の課題解決や、利益ある成長へ「設備部門長ラウンドテーブルレポート」では、小売業の設備部門が抱える多くの課題・制約・期待がナレッジとして整理され、ソリューションを共創するまでの道のりが描かれています。
ラウンドテーブルによる共創の輪を広げ、業界全体、ひいては日本を変える取り組みに発展させるために、ここに本レポートを公開させていただきます。
Season1 旗揚げを知らしめる 店舗設備業務のDXから、店舗設備業界丸ごとDXへ
本レポートでは、なぜNECが「設備部門長ラウンドテーブル」を立ち上げたのか、参加企業各社様が何に困られているのか、また、設備部門のリーダの方々が熱い議論を交わす中で、どのような答えに辿りついたか、その全容をご紹介いたします。

- 第1章
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設備部門長ラウンドテーブル なぜ立ち上げたか、どう立ち上げたか
- 第2章
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設備部門は何に困っているのか 担当業務が広すぎる!
- 第3章
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たくさんのテーマ、お悩みを分類してみる
- 第4章
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私たちの辿り着いた答え 共創に向けたロマンとソロバン そしてデータ
- 第5章
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振り返りとこれから 業界全体のDXに向けて
Season2 共創・独創を通して実成果を生み出そう
業態・規模が異なる企業であっても、店舗設備の課題は驚くほど共通しており、その多くが非競争領域であるため、課題解決に向けて企業を超えた共助・共創が実現できるという信念で、オープンな情報共有・議論を進めています。
Season2では、「共創・独創を通して実成果を生み出そう」を全体テーマに設定し、全3回実施しました。そちらの内容をご紹介します。

- 第1章
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Season-2の目標設定 既に始まっていた各社の取り組み
- 第2章
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起案に向けた独創・共創 プロジェクト立上げと効果検証
- 第3章
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起案における生成AIの活用 AIによる起案書作成と審査
- 第4章
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「私」の独創と共創 生成AIでなく人がなすべきこと
- 第5章
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私たちの未来地図 2030年に私が実現すること、私たちの共創
取り組みの詳細な説明のご希望や、ラウンドテーブルへのご参加についての
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