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Windows Server 2016 以降 / Windows 10 以降の環境での注意
該当OS
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2022
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2019
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2016
- Microsoft(R) Windows(R) 11
- Microsoft(R) Windows(R) 10
対象製品
PowerChute Business Edition v10.0
発生する問題点
発生する問題点 1 |
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Windows ファイアウォール機能を有効に設定しており、かつ、下記(1)(2)のいずれかの環境で運用している場合、Windows ファイアウォール機能によりリモート監視ができない場合があります。 (1) PowerChute Business Edition エージェントをネットワーク上の異なるマシンで管理する場合 (2) ネットワーク上の異なるマシンにインストールされているエージェントを管理する場合 |
回避策 |
Windows ファイアウォールの “許可されたアプリおよび機能” に登録されている [PowerChute Business Editionエージェント] を有効にしてください。 【設定手順】 (1) [コントロール パネル] → [Windows ファイアウォール] を起動します。 (2) 「Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可する」を選択します。 (3) リスト内にある [PowerChute Business Editionエージェント] にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。 ※ リスト内に [PowerChute Business Editionエージェント] が存在しない場合、下記手順に従い、手動でプログラムを “許可されたアプリおよび機能” に追加してください。 3)-1 [別のアプリの許可(別のプログラムの許可)] ボタンをクリックします。 3)-2 [アプリの追加(プログラムの追加)] 画面の下にある [参照] ボタンをクリックし、PowerChute Business Edition インストールフォルダ下の pbeagent.exe を選択し 「開く」ボタンをクリックします。 3)-3 追加するプログラムが選択されていることを確認し、「追加」 ボタンをクリックします。 ※ Windows ファイアウォールの設定が有効である場合、PowerChute Business Edition エージェントをインストールする際に下記のような確認メッセージが出力され、Windows ファイアウォールの “許可されたアプリおよび機能” に自動的に登録されます。 <PowerChute Business Edition エージェントをインストールする時> PowerChute Business Editionをネットワーク上で監視・管理するためには、Windows ファイアウォールの許可されたアプリおよび機能に追加されるエージェントサービスが例外プログラムとして有効になっていることが必要です。 エージェントサービスをWindows ファイアウォールの例外プログラムとして有効にしますか? 後でこの設定を変更するためには、Windows ファイアウォールの許可されたアプリおよび機能に追加される「PowerChute Business Edition エージェント」のチェックボックスを必要に応じてオン・オフしてください。 |
発生する問題点 2 |
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MIBブラウザからPowerChute Business Edition エージェントにアクセスできません。 |
回避策 |
MIBブラウザから、PowerChute Business Edition エージェントにアクセスして設定や情報の取得を行う場合、Windows ファイアウォールの例外リスト内にある [SNMP Service] を有効にしてください。 【[SNMP Service] を有効にする方法】 (1) [コントロール パネル] → [Windows ファイアウォール] を起動します。 (2) 「Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可する」またはWindows ファイアウォール画面にて [例外] タブを選択します。 (3) [SNMP Service] にチェックを入れます。 (4) 「OK」ボタンをクリックします。 |
発生する問題点 3 |
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インストール時に以下のダイアログが表示されます。 「次のプログラムにコンピュータへの変更を許可しますか?」 (「続行するにはあなたの許可が必要です」) |
回避策 |
「はい」をクリックして、インストールを続行してください。 |
発生する問題点 4 |
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使用している環境によっては、UPSSleep.exeやExport.exeを実行しても、PowerChute Business Editionエージェントインストールフォルダ配下(utilsフォルダ内)にUPSSleep.logやExport.logが作成されない場合があります。 |
回避策 |
使用している環境によっては、以下のフォルダにファイルが作成される場合があります。 なお、以下のフォルダには隠しファイルとして作成されます。 『%SystemDrive%¥ユーザー¥<ユーザ名>¥AppData¥Local¥VirtualStore¥Program Files¥APC¥PowerChute Business Edition¥agent¥utils』 ※ 上記フォルダを表示するためには、エクスプローラを起動し、「ツール」 - 「フォルダオプション」の [表示] タブにて、”すべてのファイルとフォルダを表示する” を選択してください。 なお、UPSSleep.exeまたはExport.exeファイルを “管理者としてこのプログラムを実行する” に設定(右クリックメニューより [プロパティ] - [互換性] - [特権レベル] にて設定)すると、PowerChute Business Editionエージェントインストールフォルダ配下(utilsフォルダ内)に作成されます。 |
発生する問題点 5 |
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PowerChute Business Editionにてアプリケーションを起動させるようなコマンドファイルを設定した場合、コマンドファイル実行時、アプリケーションを起動できないことがあります。(例、notepad) |
回避策 |
本現象に対する回避策はありません。 このようなアプリケーションを起動させるようなコマンドファイルは設定しないでください。 |
機能改善 【システムの電源OFF】 |
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以下の設定を行っていない場合、スケジュールシャットダウン時、または電源障害発生時のOSシャットダウン後にシステムの電源がOFFとなります。 そのため、サーバのBIOS設定によっては、スケジュール起動時・電源異常回復時にUPSが出力を開始してもシステムが自動起動しない場合があります。 (BIOSの設定によって、[AC-Link] の設定を [Power On] に設定変更ができない機種) 現象を回避するためには、グループポリシーを変更し [Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない] 設定を有効にする必要があります。 【設定方法】 (1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択し、「gpedit.msc」と入力します。 (2) [ローカル コンピュータ ポリシー] - [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [システム] を順に展開します。 (3) [Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない] をダブルクリックします。 (4) [設定] タブ内の、[有効] を選択し、「OK」ボタンをクリックします。 ※ なお、この設定はシャットダウンタイプにて「休止」または「シャットダウンと電源オフ」を選択した場合には有効になりません。 |