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エム・テクニック株式会社
専務取締役
榎村 薫 氏
エム・テクニック株式会社
総務グループ
財務チーム リーダー
東出 純司 氏
検討した4つのシステムの中で、当社の製造現場に一番あうシステムがFactory-ONE電脳工場でした。
エム・テクニック株式会社
総務グループ
経理チーム リーダー
山口 哲也 氏
日々の売上の確認は会計システムの情報を参照しています。
エム・テクニック株式会社
内部統制室
室長
服部 唯史 氏
今回のシステムを導入した結果、業務が改善され、複雑だった内部統制のフローが簡潔になりましたね。
「当社では過去に作ったものと全く同じものを作ることは、まずありません。」 と語るのは専務取締役榎村 薫氏。
「たとえ以前作ったものと同じような機能、外観のものであっても、品質面・コスト面など必ず改良・改善が行なわれています。つまり毎回、原価は変わってきますので、適正な利益を出すためには製品ごとに原価を正しく把握することが必須になります。今回システム検討にあたって一番重視したのは、これまでは一度締め処理を行なわないと把握できなかった個別原価をリアルタイムに把握できるようにするということでした。」
今回導入したシステムの効果として榎村氏は次のように語ります。
「個別の製品で利益が少なかった場合に、その製品に関係した全員が集まって『反省会』を行なっているのですが、今回のシステム導入により、しっかり原価分析が行なわれるため、将来への明確な対策が打ち出せるようになりました。」
「検討した4つのシステムの中で、当社の製造現場に一番あうシステムがFactory-ONE電脳工場でした。」
と当時の経緯について語るのは、総務グループ財務チーム 東出 純司氏。
「当社の製造する装置は、お客様の特別仕様にあわせた、個別受注品です。電脳工場の製番管理版がもつ個別原価管理の機能が当社にピッタリでした。また実際に使う現場の従業員で一番見やすい画面と評判だったのも電脳工場です。」
システム導入前は、販売管理、購買管理、在庫管理(EXCEL)、原価管理(ACCESS)、会計などシステムが分散され、データがバラバラに存在していたため、転記ミスなどのヒューマンエラーやデータの二重入力のムダなどの問題があったそうです。
「今回は、基幹システム全般にわたるシステム更新でしたが、特に生産・原価の部分が重要でした。生産管理にはカスタマイズや運用の変更をしなくても、使える点を重視し電脳工場を選択し、会計には連携性を重視し電脳工場と親和性が高いEXPLANNER/Aiを採用しました。」
エム・テクニック様のシステム構成イメージ
「日々の売上の確認は会計システムの情報を参照しています。」
と語るのは経理チーム 山口 哲也氏。
Factory-ONE 電脳工場は、EXPLANNERスマートシリーズに位置づけられており、EXPLANNER/Ai会計への連携オプションが用意されています。特に今回は、日本コンピューター・システムが開発していた、随時データ連携が出来る強化版を採用いただき、電脳工場側で発生した入金・支払・売上のデータを毎日会計システムに取り込んでいます。
「毎日データを取り込むことにより、業務の平準化が促進され、月次締めの作業が軽減されるようになりました。以前は3,4時間かかっていた仕訳作業も瞬時に行なえるようになりましたし、従来7日かかっていた月次決算も、5日になっており、更に短縮できる目処もついてきました。」と東出氏。
「今回のシステムを導入した結果、業務が改善され、複雑だった内部統制のフローが簡潔になりましたね。」
と語るのは内部統制室 室長 服部 唯史氏。
「連携されたシステムがなければ、同じデータを複数のシステムに入力することになり、システムの入力結果が同一であること、転記のミスがないことなど相当数のリスクが考えられました。今回のシステム導入により、入力が1つになったことでリスクそのものが削減されました。プログラムの変更がない限りシステムによるコントロールのサンプル調査は簡略化されます。EXPLANNER/Aiに関しては内部統制資料もしっかり準備されているので安心です。」
エム・テクニック様では、EXPLANNER/FLを電脳工場に連携させ、受注承認・発注承認・請求承認・日報入力をワークフロー化されました。
「受注承認・発注承認については従来対面で書類に承認を得なければなりませんでしたが、ワークフローシステムの導入により、より速やかに業務が 進められるようになりました。請求承認は内部統制上、売上・請求に必要な書類の確認、検証を確実に行う必要があるためにとり入れました。」と山口氏。
「ワークフローシステムを導入すると決まってから、日報入力にもワークフローを利用しようという案が生まれました。
EXPLANNER/FLは、クライアントライセンスがフリーなため、どのクライアントからでも入力が可能です。以前は、手書きの日報を総務で全社員分まとめて入力をしていました。ワークフローシステムを導入することにより、業務の効率化、平準化が進みました。また、日報がペーパーレスとなったことにより、大幅に使用する紙の枚数も減りました。」と東出氏。基幹システムにワークフローシステムを連携させた効果として次の様に語ります。「当社の場合、お客様の要望に細やかに応えるため、受注内容は何度も変更が入ります。そのたびに紙の受注承認を回していたのですが、ワークフローシステムにより承認がスピーディーになされ、電脳工場との連携により、関係者はすぐに画面で確認できるようになりました。」
エム・テクニック様では、今後のIT活用領域として、設計・開発部門のIT化、職人芸的な技術の伝承のためのノウハウ蓄積などがあげられていま す。「医薬品」「食品」から「半導体」「情報機器」まで様々な製品の製造現場で活用されているオンリーワンの技術。
エム・テクニック様の飛躍はその技術だけではなく、情報システムを上手に活用する卓越した経営管理に支えられています。
エム・テクニック様の工場内風景
(本事例は 日本コンピューター・システム株式会社 と連携して提供しています)
会社名 | エム・テクニック株式会社 |
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設立 | 1988年1月 | |
資本金 | 2億7850万円 | |
住所 | 〒594-1144 大阪府和泉市テクノステージ二丁目2-16 |
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従業員数 | 114人 | |
事業内容 | 医薬品・化学品・食品・化粧品等製造プラント・機器の設計・製造・販売 | |
URL | https://www.m-technique.co.jp/ |
※掲載されている会社名および商品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
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(2009年3月12日)
当社では過去に作ったものと全く同じものを作ることは、まずありません。