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機能一覧

安全対策機能

安全対策機能とは?

電子機器を安全に動作させるには、プリント基板での安全対策が不可欠です。
DEMITASNX では安全対策用の機能として、以下を搭載しています。
(1) 絶縁距離チェック
(2) レジスト開口部絶縁距離チェック
(3) LSIグランド面積レポート

3層プレーンが、別電源のヴィア(4層)と絶縁距離が確保できていない

安全対策機能の詳細

(1)絶縁距離チェック

(1-1)ネットグループ設定

絶縁距離チェックでは、ネットグループを設定して、グループごとに絶縁距離が保たれているかを確認します。

(1-2)絶縁距離設定

各グループ間の絶縁距離を設定します。距離をCSV入力できるので、電圧値でグループを作り、電圧値に応じた絶縁距離を設定できます。


(1-3)その他パラメータ設定

隣接層(Z方向)もチェックしますが、絶縁層厚が一定値未満となる制限も可能です。

(2)レジスト開口部 絶縁距離チェック

レジスト開口部にある銅箔に対して、ネットグループ間の絶縁距離をチェックします。

「ネットグループ設定」と「絶縁距離設定」は、絶縁距離チェックの設定を共有しています。
レジスト形状はCADデータのワーク層図形を利用するため、部品面・はんだ面のレジスト層を指定します。

各層での導電性異物の長さも設定可能です。(電子機器の使用環境におけるほこりや結露などを長さ換算した値を設定)

(3)LSIグランド面積レポート

各LSI直下にあるグランド面積・グランド率をExcelファイルにレポートします。

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