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パラ大学祭×NEC=最高の青春&共生社会 一緒に「ワチャワチャ」楽しむ

大学祭シーズン真っ盛りの秋、キャンパスでよく見る催しとはひと味違う「大学祭」が開かれました。その名も「パラ大学祭」。大学生がパラスポーツで競い合うスポーツ祭です。4年に1度の国際スポーツ祭典の東京開催を控えた2019年、パラスポーツの日常化を目指そうと大学生が立ち上がったのをきっかけに始まりました。NECは立ち上げ当初からこの活動をサポートし、今年で8回目。まずは一緒になって楽しむこと、それがお互いの理解のきっかけとなり、共生社会の実現につながっていく。それを体現するように、会場となった体育館には笑顔と歓声であふれていました。

サポートし合ってつくり上げた垂れ幕 大学生の意識に生まれた変化

「夏の終わりに最高の青春を」。9月後半、今大会の“キャッチコピー”の垂れ幕が掲げられたパラ大学祭の会場には、20を超える大学・大学院から110人の大学生たちが集結し、ボッチャや車いすバスケットボール、車いすリレーなどで盛り上がりました。NECは企画や運営のサポートなどを通じてこの活動を支えています

“キャッチコピー”は運営メンバーで話し合って練り上げ、垂れ幕も大会直前までかけてメンバーが手作りで仕上げました。今年から運営メンバーになった慶應義塾大学3年生の吉澤葵さんは「手が動きにくい人や車いすユーザーなど、それぞれ苦手な部分はありました。その苦手な部分を、お互いにサポートしあい、楽しみながら作りました」と、振り返ります。

キャッチコピーが書かれた垂れ幕
キャッチコピーを練る運営メンバーの吉澤葵さん

大学の授業でパラスポーツに興味をもってから約1年、教室も大学の枠も飛び越え、新たな世界にチャレンジした吉澤さんは「障がいの有無に関わらず一緒に“ワチャワチャ”できるということがとても素敵だな」と振り返ります。ほとんど接点がなかった自分自身が一転、こんなにも「共生社会」を楽しめたことは大きな自信になりました。「(自分と同じように)特に意識してこなかった人たちもパラ大学祭のような場に参加して、障がいの有無に関わらず一緒に楽しめるんだと感じてもらいたい」。そう力強く語りました。

一部の人だけのシチズンシップじゃない 「NECの風土として根付いた」

会場となった体育館には、もう1人、パラ大学祭が人生の転機になったという人物が駆けつけていました。大学時代に参加したことが一つのきっかけとなり、3年前にNECに入社した渡部伊織です。

スポーツ新聞部の後輩と談笑するNEC 渡部伊織(左)

大学ではスポーツ新聞部に所属。もともとボランティア活動やパラスポーツに興味があり、大学2年生のときには「初級障がい者スポーツ指導員」という資格を取得。「もっとパラスポーツとかかわりたい」と飛び込んだパラ大学祭で、NECに出会い、共生社会の取り組みを肌で感じました。

パラ大学祭などパラスポーツイベントの運営サポート、パラスポーツ普及活動、社員のボランティア──こうした取り組み一つ一つが心に響き、NECを志すことにつながりました。

入社後は、学生時代には見えなかった側面も見えてきました。それは「NECのボランティアやシチズンシップ(企業市民活動)の志は、有志による部分的なものではない」ということ。これらの活動を長年応援してきたNECには、その実績が風土となって根付いている、ということです。

所属する知的財産部門の仕事を通じて、NECが事業の面でも障がいがある人をサポートしていることも実感しています。NECの事業を育てることにも貢献しつつ、ボランティアなどの事業以外の活動でも社会に貢献する。両方を大切にしたくて、社内外のボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。夢はハンディキャップを感じることのない世界。それをNECの中から実現したいという想いを抱いています。

Purpose(存在意義)に掲げる「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会」の実現を目指すNECの想いはパラ大学祭を通じて学生たちにも根付き、芽吹いた芽が、成長を続けています。

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