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特別企画
~人の視線をAIがアートに~
「視線で花咲くアート展」
AIが、
人の視線を感じとり、デジタルアートで表現
NECとクリエイティブカンパニーのネイキッドは、AI(人工知能)の活用により、人の視線の向きに応じてプロジェクションマッピングの映像を変化させる、新感覚のデジタルアート体験イベント「視線で花咲くアート展」を開催しました。
※本イベントは盛況のうちに終了いたしました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
「視線で花咲くアート展」概要
-その時、その空間に、偶然集まった人々とAIが協調し、世界で一つのアートを生み出す-
「BluStellar AI~NECの最先端AI技術~」の一つである「遠隔視線推定技術」と、ネイキッドが制作するプロジェクションマッピングの映像を組み合わせて実現したアート展示です。
AIを活用することで、視線を向けた先に花が咲くという新たな体験を提供します。
また鑑賞者が多くなれば、それぞれの視線によって表現されるアートが様々に変化します。
実施要項
期間:2017年11月13日(月)~26日(日)
場所:行幸地下通路(JR東京駅地下道より直結、丸ビル・新丸ビルをつなぐ地下通路)
デジタルアートの仕組み
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プロジェクションマッピングの複数の鑑賞者の視線を、 AI技術「遠隔視線推定技術」がカメラ映像から同時かつリアルタイムに推定。
(視線が向けられたスクリーン側の座標位置を推定・算出) -
視線の向けられた先のスクリーン(座標位置)から、花が咲く様(さま)をプロジェクションマッピングの映像で動的に投影。
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初めに何も花が咲いていない状態から、その時々の視線によって様々に映像が変化。
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一定時間を過ぎると、元の花のない映像に戻る。
遠隔視線推定技術とは
「BluStellar AI~NECの最先端AI技術~」の一つである、顔認証技術の中核となる顔特徴点検出技術*1を用いて、視線検知に必要な目頭や目尻、瞳など目の周囲の特徴点を正確に特定。通常のカメラのみで上下左右5度以内の誤差となる高精度な視線方向の検知を実現します。また、複数人の視線方向の同時検知も可能です。
- *1:顔矩形領域から瞳中心、鼻翼、口端などの特徴点の位置を探索する技術。