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テキスト含意認識
大量の文章から同じ意味の文を見つけ出す、テキスト分析AI文中における単語の重要性や、品詞などの文の構造を考慮し、二つの文が同じ意味を含むかどうかを高精度・高速に判定します。
同じ意味なのに異なる表現が用いられていたり、異なる意味なのに同じ単語が使われていたりしても、正しい分析結果を得られます。

NECの強み
世界トップレベルの認識精度
2つの文が同じ意味を含むか否かの含意判定に関して、米国国立標準技術研究所(NIST)主催のコンテストで第1位を獲得。
認識速度が従来の24,000倍
従来比24,000倍の高速判定性能が、大量のテキスト処理が求められる業務を支援します。
世界初の含意クラスタリング
同じ意味を含む文を自動的にグループ分けし、わかりやすい見出しを自動で付与する世界初の含意クラスタリングを実現。
期待できる効果
お客さまのニーズを見える化
コンタクトセンターに寄せられたお客さまの声から、多くの人が求めるニーズを自動的に抽出し、新商品開発や販売計画、マーケティング戦略などに活かすことができます。
クレームの発生を事前にキャッチ
お客さまの声に潜む、少数ながら経営に影響を与えかねない貴重な意見を抽出し、早期の商品・サービス改善に活かすことができます。
自由記述のアンケートを迅速に集計
これまで人海戦術に頼らざるを得なかった自由記述式のアンケート集計の作業時間を飛躍的に削減します。
ユースケース
<Case 1> コールセンター:業務効率化
コンタクトセンターに寄せられたお客さまの声を集計し、関係部門にレポートを提出する際、手作業では膨大な時間がかかってしまいます。テキスト含意認識技術を使えば、大量のデータを自動分類して手作業を減らし、関係部門への報告を迅速化できます。これによって会社全体の意思決定スピードも向上します。

<Case 2> 社内業務:ガバナンスの強化
メールや報告書などの社内文書に対して、ガバナンスに抵触する恐れのある文章を自動判定します。管理者は、疑わしい文書だけを確認すればいいので、生産性を落とさずにガバナンスを強化できます。

想定される適用範囲
コールセンター対応履歴の分析、ガバナンス強化、ナレッジマネジメント、SNS分析からの公共リスク(災害等)検知、など
NECのコア技術 : テキスト含意認識技術
テキストデータでは、同じ意味の内容が異なる表現で書かれている場合がたくさんあります。異なる表現が同じ意味であることを認識する技術は、テキスト含意認識技術と呼ばれます。
NEC中央研究所では、文中における単語の重要性や、主語や述語などの文の構造を考慮することで、二つの文が同じ意味を含むかどうかを高精度に判定する技術を開発。2011年に米国国立標準技術研究所(National Instituteof Standards and Technology:NIST)が主催した評価ワークショップTAC2011 RTE-7で第1位の評価を獲得するなど、世界トップレベルの精度を誇っています。

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