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NEC「革新と安心を語る -Empower Humanity-」 15分版 [14:30]
音声テキスト
この時代、NECの役割とは
Empower Humanity
世界に革新と安心を届ける
NECが属している
この産業の変化というのはあると思うんですよね
多分NECにいる人は皆さん知っていると思うんですけど
小林宏治さんという人が中興の祖と言われているわけですけど
1977年にアトランタで
C&Cというコンセプトを発信したと
今でも僕はそれをすごいと思うわけですけど
コンピュータと通信というものが
お互いに侵すべからざる領域であるということで
司法省と独占禁止法の争いをIBM、そしてAT&Tという会社が
起こしていたわけなんですけども、その時に小林さんが言ったのは
テクノロジー、特にデジタル技術というのは、この2つの領域というのを
分けることが不可能というか、無理なんだよと
これはもう交じっていくんだということを言われたわけですよね
で、それが今まさに
もう1990年代にインターネットという形になって
これが情報産業革命という形で
世の中が動いていったということだと思うんですよね
それで、その中において
NECはあまりにも偉大なビジョンだったから
それにずっとこだわっていたと
テクノロジーというのが何のためにあるのかということで
じゃあそのテクノロジーの担い手、あるいは伝え手である我々が
どういうことを
社会から期待されていて、世界に対して
貢献していくのかということ
それが忘れられて、テクノロジーの最先端を追い続けること自身が
自分たちのミッションであり
勘違いしていたんだと思うんですよね
ある意味では時代に先を越されてしまったということ
自分たちが気が付いてみると、もう至るところにC&Cというのは
もう当たり前のようにあって、我々はその先をやらなければいけない
当時はパーパスと呼ばなかったんだけども
社会価値創造という言葉で
自分たちは
テクノロジーの提供者から
社会価値の創造者になるんだというように
ただ、これって広くて、その時は
安全・安心・公平・効率と
何でもありの
それが今、世の中が大きく
まさに変わってくる中において
テクノロジーというものが
我々の生活の至るところに、産業の至るところに入ってきた
その究極がですね、やっぱりAIであり
そして
サイバーセキュリティであり
それからナショナルセキュリティということ
エコノミックセキュリティ、いわゆる経済安全保障という言葉に
変わってきたということだと思うんですね
これは世界の分断とか、いろいろ言われているんですけれども
もっと大きいのは
いわゆるテクノロジーというものが
我々の中において
生活の中で、それなしでは成り立たないものになっているということだと思うんです
で、これはよく言うんだけど
NECは1990年代に
グローバルのトップ5の一員でしたというんですよね
すごいなと思うんだけど
よく見ると当時の売上って
5兆円足らずなわけですよ
今、通信、コンピュータ、半導体で
世界の中でNECが
何十兆ドルだと思うんですよね
今、世界のGDPが
110兆ドルの規模あると思うんですけども
今起こっていることは
このIT、ICTの市場というのが
いわば世界の経済の中で
一つの小さなセグメントであった状態から
世界のあらゆる産業
我々の生活の全ての領域にもう浸透してきている状態になる
だからもう不可分の状態になっているということだと思うんですよね
で、そうなった時に
テクノロジーを担っているNECが、本当に世の中で
貢献していこう、というように思った時には
革新と、そして安心
心の安心を
届けられる存在になるということが、いわば
その社会価値を提供していく時の
大きな核になるというように
思ったということなんですよね
ビジョン(2020年策定のPurpose)を作った時にも入っているんだけど
人間性ということを
大事にするということを
そこの中で述べているわけなんだけども
テクノロジーというのは何のためにあるのか
これはまさに今AIで
仕事がなくなるとか、生活がなくなってしまう
あるいは世界が破壊されるみたいなことを言っているんだけど
言っている人たちもいるんだけども
あくまで僕はテクノロジーというのは
ベースとして色はないと思っていて
これをどのように使っていくのか
人間が決めていくということだと思うんですよ
で、その意味で
このヒューマニティ
人間を中心に置いた革新
そして人間を中心に置いた安心
これをテクノロジーを通じて実現していく
そういうNECの立ち位置というのを
常に明確にしていくということが
ものすごく大事な
より大事な時代になっているのではないかなというように思うんですよね
イノベーションということが
やっぱりものすごく重要で
インプルーブメント(改善)ではなくて、イノベーション(革新)
なんですよね
で、そこには
もちろんテクノロジーが一つのトリガーにはなるわけだけど
革新という言葉、イノベーションという言葉は
テクノロジーだけの革新、テクノロジーだけのイノベーションではなくて
まさに今のAIを見ると
社会システム、それから産業システム、産業構造
そして人間の心のあり方を含めて
これを変えていくということが必要になってくる
それをやることによってこそ
先ほど言った
人間というものを中核に置いた、我々がより安心ができる
世界というのが実現できるということになるんだというように思うんですよね
だから、当然ながら革新だけではダメで
それは安心を伴うものでなければいけないし
安心といっても後退するのではなくて
革新が伴う安心でなければいけないということだと思う
2012年、NECが
いわゆる株式額面割れをしてですね
1万人の人員整理をして
世の中からは誰から何を言われるわけでもないけれども
何か白い目で見られているなということを感じた時に
これもよく話をするように
12人の役員で週末集まって
みんなでいろんなことを話したわけですね
その話すきっかけの一つとして
過去のNECの歴史を学んだと
岩垂さんが、なぜこのNEC
日本電気という会社を作ったのか
あるいは日本電気という名前をどうして付けたのか
そしてその後に
いわゆる日本の初めての外資ジョイントベンチャーから
日本の会社になるのにどういう苦労をしたのか
またその中において
コンピュータへの進出、半導体の進出
で、中ではまた原子力に対する
進出するかどうかという議論もあった
これは結局やらなかったわけだけども
そういった様々な重要な意思決定の裏にどういう背景があったのか
あるいはその
小林宏治さんが様々な形で社長書簡という形で
その時考えていた経営の方針、心構えということがあるわけですけど
それを読むと本当に
NECという会社の積み重ねてきた
その価値観とか、大事にしてきたものというのが
やっぱり今も生きているんだなと
それがやっぱり会社の歴史であり、財産ということなんだと思うんですね
だから、C&Cになり
そして社会価値創造になり
Empower Humanityということになるんだけど
その底流に流れているものというのは結構共通点がある
だけど、その中において
今の社会、それから10年後の社会、100年後の社会を見た時に
自分達はその自分達の大事にしてきた価値観
そして自分達の歴史的なアセットを含めて
どう、より世の中に貢献できるのかということを考えた時に
違う言い方とか違う形での
自分達の変身、変貌、変容というのが
これはもう僕は当然あるんだと思うんですよね
だから底流になっているところは変わらないし、その志は変わらないけれども
その形とか、それから取り組み方っていうのは本当に
変わり続けていかなければいけないということだと思うんですよね
Empower Humanity
イノベーション(革新)
そして安心という言葉そのものがですね
結構重いというか、意味が十分伝わり
そして、それによっていろんな発想を膨らませられる
で、それもベクトルとしてはね
大きな流れとしてはNECの目指す方向で
自由に膨らませられる言葉になっているのではないかと思うんですよね
だからEmpower Humanityとか
世界に革新と安心をという言葉
自分達がやっていることというのはこれに沿っているのかなとか
この視点で考えると、どういう展開広がりがあるのかなとか
足らないところは何か
あるいは付け加えられることは何かというように
自分達の考えていること、取り組んでいることに対して
アドバイスしてくれる言葉としてもすごく使えるのではないかなと思うので
是非そういう形で
日々の事業、業務の中で
そういった視点での発想とか
それから取り組みというのを考えてもらうとすごく嬉しいと思いますね
自分達の行動をエンパワーということで
示しているという意味で、すごく力強いイメージがあると
その下に「世界に革新と安心を」って
日本語でさりげなく書いている言葉
これ両方を読んでもそんなに時間がかからないんだよね
その意味ではすごく社会価値創造という言葉の持っている
ものすごいこの言葉のですね、難しさ
つまり社会価値創造と言われたら「何の?」と聞きたくなるんだけど
Empower Humanity、革新と安心を、と言ったら
「何の?」という質問が出てこないと思うんですよ
だから「Empower Humanity」になっているかなとか
「革新と安心を」に繋がっているかなとか
自分達が社会価値創造
あるいは昔の小林宏治さんがC&Cで届けたかったもの
というものを、本当に短い言葉で表していて
かつ
マルチカルチャーだと
マルチランゲージだというように思いました
見た瞬間に、聞いた瞬間に、ああ、これはすごくいいなと
すごくヒットしました
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
Empower Humanity ~世界に革新と安心を届ける~
NECグループは2030年に向けて果たすべき役割を、社会価値創造Vision「Empower Humanity」として2026年5月に発表しました。
そのVision策定の背景や思いを、CEO森田が語ります。
Visionの詳細はこちら
https://group.nec/global/ja/about/corporate/nec/vision
NECの歴史はこちら
https://jpn.nec.com/profile/corp/history.html
関連リンク
(2026年9月15日)