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需給インテリジェンスを実現する「需要予測相談ルーム」 [03:00]

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■Chapter1 需要予測のおもしろさ
NECの山口雄大です。
私は化粧品メーカー資生堂で10年以上様々なブランドの需要予測を担当してきました。
その中で、需要予測の難しさと価値について感じたのが、2014年から始まったインバウンド需要の急拡大です。
例えば、それまで10年以上安定して売れていた、眉毛を描くアイブロウの売上が2倍、3倍と跳ね上がりました。
当時、私は街に出て人の動きを観察したのですが、みなさまもご存知の通り、銀座、新宿といった都市部を中心に訪日外国人が急増していたのです。
需要予測はデータを分析するだけでなく、その数字の背景にある顧客の心理、行動を想像することが重要で、私はその面白さにのめりこんでいきました。

■Chapter2 需要予測に求める価値の変化
需要予測は従来、生産や原材料の調達、物流など、サプライチェーンマネジメントに使われてきました。
しかし、市場の不確実性が高まる中、マーケティングやファイナンスといった領域へも示唆を提供することが有効になってきています。
例えば、マスクの使用が日常化し、口紅市場が縮小しました。しかし、あるブランドのマットタイプの口紅はあまり需要が落ちていないことがわかりました。
それは、口紅がマスクに付きにくかったからです。
例えばこうした示唆をマーケティングプロモーションの再考や商品開発、もしくはファイナンスにおける売上の見通しの精緻化に活用することが可能です。
こうした需給情報の統合と分析、示唆の発信を、私は「需給のインテリジェンス」と呼んでいますが、これはS&OPというプロセスで行われます。
S&OPとは中長期の需給ギャップに対し、経営層を交えてモニタリングしてガバナンスを効かせていくものです。
需要予測がしっかりできているからこそ、S&OPでROEの向上といった経営的な価値を高めることを目指すことができます。

■Chapter3 不確実な環境下における需要予測
このS&OPを支える需要予測について、近年、様々な業界でAIが使われ始めています。
ただ、ここで一つ留意すべきは、従来の予測モデルをAIで置き換え、コスト削減を目指すのでは少し物足りないと考えています。
そうではなくて、より因果関係が複雑な細かなセグメントでの予測、複数のシナリオに合わせた幅を持った予測、さらには環境変化に迅速に追従していく予測のリバイス。
こうした新しい発想をAIで実現することが重要になると考えています。

■Chapter4 需要予測相談ルームの紹介
ただ、これは学術的な知見だけでは実現が難しく、みなさまがお持ちの各業界のドメイン知識が必須になります。
そこで、各業界に最適な需給のインテリジェンスについて議論する場として、この需要予測の相談ルームを開設しました。
みなさまからのご連絡、お待ちしています。

Orchestrating a brighter world
NEC

概要

企業、官公庁様で需要予測に関する業務を実施されている担当者様に向けて、需要予測相談ルームを開設しました。
需要予測をテーマとした書籍や論文を多数執筆している、弊社コンサルタント 山口雄大が需要予測やS&OPに関するご相談を幅広く承ります。WEBサイトからお気軽にお問い合わせください。
需要予測でより大きなビジネス価値を生み出していきましょう!


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(2022年10月28日)