ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. ソリューション・サービス
  3. ERPパッケージ (会計・人事・給与・販売・在庫・生産等)
  4. ERPソリューション:EXPLANNER
  5. ERPシステム:EXPLANNER/Ai
  6. 会計システム
  7. 会計コラム
  8. お客さまが認識している「会計システム」とITベンダーが認識している「会計システム」のGAPを紐解く
  9. 第2回 会計システム発注におけるRFPの書き方とは?
ここから本文です。

お客さまが認識している「会計システム」とITベンダーが認識している「会計システム」のGAPを紐解く

森 磯海(NECソフト株式会社神奈川支社 リーダー)

第2回 会計システム発注におけるRFPの書き方とは?
(2009年12月22日公開)

講師:森 磯海 (NECソフト株式会社神奈川支社 リーダー)

パッケージの選定・導入において注意すべきポイント、カスタマイズの必要があるかどうかの判断基準、既存データの効率的な移行など、会計システム構築にあたって重要になるポイントを中心にご紹介していくこのコラム。第1回では、ITベンダーなどの「技術者」側と、お客さまの経理部門をはじめとする「ユーザー」側で連想する「会計システム」を定義し、会計システムの分類と、良く求められるポイントについてご紹介しました。

第2回のテーマは、会計システム発注におけるRFPの書き方について取り上げます。

まず、新会計システムを構築するまでの流れを見てみましょう。プロジェクト開始までに5つの要素がありますが、今回はプロジェクトの流れを決めるRFP作成部分にフォーカスしてみます。

システム構築プロジェクト開始までの流れ

社内プロジェクトを立上げ、RFP(提案依頼書)を作成されると思います。しかし、RFPを元にベンダー各社から提案書を入手しているのに、想定外の見積が返ってくることがあります。これは、RFPにおいて「お客さまが想定している機能」と、「ベンダーが想定している機能」にGAPが生じているためです。  

そこで、両者のGAPを解消するために、RFPを作成される際にぜひ盛込んでいただきたい3つのポイントをご紹介します。

<RFP作成に盛り込んで欲しい3つのポイント>

  1. 新会計システムに求めることを決める
  2. 新会計システムに求める要件の洗出しと実現範囲を決める
  3. 検討からサービスインまでの作業スケジュール、予算を決める 

「新会計システムに求めることを決める

システムに求めること(以降、要件と呼ぶ)と言っても色々なレベルがあります。

例えば、

  • 内部統制の要件を満たせること!
  • 月次締めを早期化すること!
  • 月次報告資料をもっと簡単に作成できること!

など、色々な要件が出されることでしょうが、これではお客さまとベンダーとの間にGAPが生じる要素が出てきてしまいます。

「内部統制の要件を満たせること!」の一言では、システムレベルでどこまで対応すれば良いかが明確になっているとは言えません。お客さま側は「承認フローを整えればいい」という想定だったとしても、ベンダー側では「改ざん防止まで入れ込んだ内容にしなければいけない」と受け取ってしまうなど、両者の理解の齟齬が生じてしまうためです。

RFPに記載した要件をシステム構築に生かすためには、要件を正確かつ迅速に伝えることが必要です。

例えば、具体的に

  • 伝票の承認は課長、部長が順番にシステム上で行えること
  • 承認結果を帳票で確認できること

というようにシステム化の具体的な内容が明らかになると、より正確な見積が得られるようになるでしょう。

新会計システムに求める要件の洗出しと実現範囲を決める

次に、要件を洗い出して、実現範囲を決定します。要件を漏れなく洗い出し、実現範囲を確定させるためには、要件の優先順位を付けておく必要があります。

例えば、以下のような一覧表を作成します。

要件の洗い出しと実現範囲決定の例

この表を作る過程では、

  • 要件を一覧化します。
    ⇒ 要件詳細にあるべき姿を漏れなく書き出します。
  • 要件に優先順位を付けます。
    ⇒ 会計システムに求めることを実現するのに必要な要件に高い順位を設定します。
  • 優先順位を元に実現範囲を決めます。
    ⇒ 会計システム構築には会社の資源(人、モノ、金、情報)を注ぎこむため、優先順位が高く、投資対効果が高いものを範囲とします。
この要件一覧に対応した見積書を入手できれば、提案書の比較、費用交渉、システム構築範囲の取捨選択がしやすくなるでしょう。

検討からサービスインまでの作業スケジュール・予算を決める

検討からサービスインまでの作業スケジュール・予算について、ここでは会計パッケージをベースに考えてみたいと思います。パッケージを利用する場合、導入する機能(一般会計、債権、債務、固定資産など)によって、おおよそのスケジュールや予算が推測できます。

EXPLANNER/Aiは、35年の歴史、2万本以上の導入実績に基づくさまざまな分野の経営ノウハウを凝縮し、的確なコンサルティングとともにご提供する基幹業務パッケージです。

今回はEXPLANNER/Aiの標準導入スケジュールの一例をご紹介いたします。

EXPLANNER/Ai会計 j標準導入スケジュール

標準導入スケジュールに変動要因を組合せてスケジュール、予算を決めましょう。

  • 構築方法は? ⇒ 100%パッケージ活用 or パッケージ+自社独自業務
  • 構築体制は? ⇒ 機能単位の担当者+システム部員 or 責任者(担当者なし)
  • 構築期間は? ⇒ パッケージ標準導入期間 or 決められた期日が最優先

考慮すべき要因を漏れなく反映できれば、構築作業を無理なく進められる予算、スケジュールになるでしょう。

ここまで、会計システムの発注におけるRFP作成に盛り込んで欲しい3つのポイントについて述べました。

  1. 新会計システムに求めることを決める
  2. 新会計システムに求める要件の洗出しと実現範囲を決める
  3. 検討からサービスインまでの作業スケジュール、予算を決める

この3点を整理し、RFPに盛り込むことで、お客さまとベンダーの間のGAPを小さくすることができます。そのため会計システム構築の要件がベンダーに明確に伝わり、FIT&GAP作業などが効率的かつスピーディに進められるようになるでしょう。

次回は、「システム構成」の側面から考えた場合の会計システム選定について、ご紹介いたします。

会計関連の資料ダウンロード

右記「ダウンロードページへ」ボタンより、下記の資料をダウンロードいただけます。
・会計システム刷新のすすめ
・導入事例:株式会社ミクシィ様
ほか

ダウンロードページへ

会員登録(無料)が必要です。

お問い合わせ

本コラムに関するご質問・ご相談などは、下記よりお気軽にお問い合わせください。

ERPシステム:EXPLANNER/Ai

  • 会員限定コンテンツWisdomPLUS 「EXPLANNERメンバーズ」ビジネスに役立つ情報を続々公開中!

wisdomPLUS
「EXPLANNERメンバーズ」とは

ページの先頭へ戻る