サイト内の現在位置を表示しています。

複数のOracle製品のJava Runtime Environmentコンポーネントにおける脆弱性

掲載番号:NV18-002
脆弱性情報識別番号:CVE-2010-4476

概要

複数のOracle製品のJava Runtime Environmentコンポーネントには、Java言語およびAPIsの処理に関して不備があるため、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
攻撃者によってサービス運用妨害(DoS)状態にされる可能性があります。

 

対象製品

SystemDirector Enterprise

影響の有無

影響あり

以下の条件をすべて満たす場合に影響があります。

1. FindBugsで解析するソースに、Double#parseDoubleメソッドのパラメータに概要で説明した文字列を指定しているコードが含まれている。

2. FindBugsを実行するJavaのバージョンが以下の場合
  • JDK/JRE 6 Update 23およびそれ以前
  • JDK/JRE 5.0 Update 27およびそれ以前
  • SDK/JRE 1.4.2_29およびそれ以前
※JDK/JRE 7には影響がありません。

 

対象となる製品のバージョン

  • SystemDirector Enterprise for Java Professional Edition 全モデル 全バージョン
  • SystemDirector Enterprise for Java Express Edition 全モデル 全バージョン

 

対処方法

[対策]
FindBugs を実行する Java のバージョンを JDK/JRE 7 以降にしてください。
※SDK/JRE 1.4.2、JDK/JRE 5.0、JDK/JRE 6 は Oracle 社の無償サポートが終了しています。

参考情報

JVN iPedia JVNDB-2011-001185:
複数の Oracle 製品の Java Runtime Environment コンポーネントにおける脆弱性
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2011/JVNDB-2011-001185.html

CVE-2010-4476:
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2010-4476

更新情報