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高性能小型レーダ衛星「ASNARO-2」の打ち上げについて

2018年1月18日
日本電気株式会社

NECは、高性能小型レーダ衛星「ASNARO-2」(注1)を、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)内之浦宇宙空間観測所より、1月18日午前6時6分にイプシロンロケット3号機にて打ち上げを実施しました。

ロケットからの分離後、「ASNARO-2」の状況は以下の通りです。

  • 午前8時13分迄に太陽電池パドル、レーダーアンテナ展開を確認
  • 午後6時51分、クリティカルフェーズ運用(注2)の終了を確認

NECは今後、初期運用を約5か月間、予定する軌道(注3)において画像チューニング運用を約3か月間実施したのち、定常運用へ移行します。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

  • (注1)高性能小型レーダ衛星「ASNARO-2」
    • 「ASNARO-2」は、経済産業省の助成事業としてNECが開発した高性能地球観測衛星である。高分解能のXバンド合成開口レーダを搭載し、災害状況把握、国土管理、資源管理等の分野での利用を目的としている。
  • (注2)クリティカルフェーズ運用
    • 衛星分離直後の一連の重要イベント期間。太陽電池パドルの展開やレーダーアンテナの展開、衛星3軸姿勢等の確立などを含む。
  • (注3)「ASNARO-2」運用時の予定軌道
    • 種類           :太陽同期準回帰軌道
    • 軌道高度     :約505km
    • 軌道傾斜角  :約97.4度
    • 周期           :約95分
  • 注1、3引用元:平成29年度ロケット打上げ計画書 高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2)/イプシロンロケット3号機(ε-3) (作成JAXA)

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 宇宙・防衛営業本部 事業開発戦略推進部
E-Mail:info@space.jp.nec.com

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
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