ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業での協業について
2017年8月25日
日本電気株式会社
NECマネジメントパートナー株式会社
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三井住友銀行
日本電気株式会社(代表取締役執行役員社長兼CEO:新野 隆、以下「NEC」)と株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:國部 毅、以下「SMFG」)は、企業・団体などから業務の一部を受託し、効率化や高品質化を図るビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業で協業します。
- 本件の背景
株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠)の100%子会社でBPO事業を行うフィナンシャル・リンク株式会社(代表取締役社長:湊 洋二、以下「フィナンシャル・リンク」)では、これまで資金回収・支払に付随する大量の事務の代行など、決済・資金管理分野を中心にSMFG各社の様々な金融関連BPOサービスを組み合わせてお客さまに提供してまいりました。
一方、NECグループでは、NECの100%子会社でシェアードサービス会社であるNECマネジメントパートナー株式会社(代表取締役執行役員社長:龍野 康次郎、以下「NECマネジメントパートナー」)を中心にグループ社員10万人を対象にしたプロセス改革・働き方改革をもって業務の効率化・高度化を推進してまいりました。
昨今では、就業人口の減少やワークスタイル変革等を背景として業務効率化・合理化、生産性向上の重要性が益々高まっています。斯かる状況下、コア業務への集中や『働き方改革』への取組を目的として間接部門を中心に広範な業務を対象としたアウトソースニーズが高まっております。 - 具体的内容
今回の協業によりフィナンシャル・リンクでは、SMFGが有する幅広い顧客基盤とSMFG各社の金融関連サービス、NECグループ各社が有する業務ノウハウやAI(人工知能)及びRPA(ソフトウェアロボットによる業務自動化の取組)などの先進的ICT技術を活用して、従来の金融関連サービスに加え、より広範なBPOサービスの提供に向けて、10月中を目途に活動を開始します。また、サービスの本格展開に向けて、フィナンシャル・リンクをNECグループとの合弁会社にいたします。具体的には関係当局の認可等を前提に、フィナンシャル・リンクの発行済株式の49%を、NEC及びNECマネジメントパートナーが本年内を目処に取得します。またフィナンシャル・リンクの商号を「NCore(エヌコア)」へ変更する予定です。
NECグループ及びSMFGでは、今後もお客さまの多様化するニーズに幅広くお応えするべく、先進ICT技術や業務ノウハウを通じ、一層の商品・サービスの向上に取り組んでまいります。
以上
名称 | フィナンシャル・リンク株式会社 (NCore株式会社に変更予定) |
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代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 湊 洋二 |
株主 | 三井住友銀行 100% (三井住友銀行 51%、NEC 25%、NECマネジメントパートナー24%に変更予定) |
資本金 | 10百万円 |
本社 | 東京都港区新橋3-1-11 |
事業内容 | 決済・資金管理分野を中心としたBPO・事務代行サービスの提供 |
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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