NEC、コロンのメガソーラーに容量1.2MWhの大型蓄電システムを納入
2016年3月31日
日本電気株式会社
NECは、有限会社コロン(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:浜田研史、以下 コロン)が設置するメガソーラーに、出力500kW、容量1.2MWhの大型蓄電システムを納入しました。
本蓄電システムは、日照条件により発電量が変動するメガソーラーにおいて、系統電力網の受入可能な電力量を上回る発電をした場合に、本システムに充電することにより、系統電力の需給調整や安定化、コロンの電力事業に貢献します。
NECは注力する「社会ソリューション事業」を通じて、再生可能エネルギー導入による需給調整などを解決するエネルギーソリューションの提供や新たなエネルギーサービス事業を創出することで、より強固で安定したエネルギーインフラの実現に貢献していきます。
納入した大型蓄電システム
東日本大震災以降、国内のエネルギー自給率向上や温室効果ガス削減のために、再生可能エネルギーの普及促進が図られています。普及促進のために、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が施行され、太陽光発電を行い、電力会社に売電する事業者が急増しました。その一方で、発電量の変化が大きい再生可能エネルギーが大量に系統網に接続されると、電力の需給調整が不安定になります。
この課題に応えるために、発電事業者や電力会社が、蓄電システムを活用することが有効です。
NECは蓄電システムの企画、設計、製造、設置、運用、保守などを全て担当しています。蓄電システムは、11ヶ国、120MW以上の納入実績を有するNECエナジーソリューションズ(注)製を採用しています。NECエナジーソリューションズの蓄電システムは、モジュール製造の細部工夫による放熱設計により高密度構造を実現しているため、設置面積を削減し、工事期間、工事費用の削減に貢献しています。
NECは今後も、高度なエネルギー技術とICTを組み合わせることで、コロンの電力事業をトータルにサポートしていくと共に、今回の実績を活かし、発電事業者や電力事業者に大型蓄電システムを提供していきます。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】コロンについて
以上
大型蓄電システムについて
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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