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当第1四半期の売上高は、6,315億円と前年同期に比べ376億円(5.6%)減少しました。これは、ITソリューション事業やキャリアネットワーク事業が増収となったものの、個人向けパソコン事業の非連結化などによりパーソナルソリューション事業が減収となったことなどによるものです。なお、事業の非連結化による影響を除けば、当第1四半期の売上高は前年度に比べ約1%の増収となります。
収益面につきましては、営業損益は79億円の損失となり、前年同期に比べ116億円改善しました。これは、キャリアネットワーク事業の増益やITソリューション事業の改善などによるものです。
経常損益は、営業損益の改善に加え、持分法による投資損益が改善したことなどにより、前年同期に比べ175億円改善し、122億円の損失となりました。
当期純損益は、前年同期に比べ118億円改善し、179億円の損失となりました。
セグメント別の前年同期比では、売上高については、スマートフォン普及に伴うトラフィック増対応の前倒しがあったキャリアネットワーク事業が139億円 (10.9%)増加し、ITサービス、プラットフォームがいずれも堅調であったITソリューション事業が118億円(5.0%)増加しました。一方、個人 向けPCの非連結化や携帯電話の出荷台数減によりパーソナルソリューション事業が511億円(27.8%)減少し、液晶事業の非連結化や電子部品事業の減 少などによりその他が126億円(20.4%)減少しました。
営業損益については、モバイルターミナルの売上減などによりパーソナルソリューション事業が43億円悪化しましたが、キャリアネットワーク事業が売上増に より88億円改善、ITソリューション事業が売上増や費用削減などにより70億円改善し、全体では116億円の改善となりました。なお、計画比では、キャ リアネットワーク事業、パーソナルソリューション事業、戦略投資が一部第2四半期にずれた消去・配賦不能で100数十億円上回りました。
2012年度上期の売上高は、1兆4,000億円、営業利益は、10億円、経常損益は、160億円の損失、当期純損益は、240億円の損失を見込んでいます。
セグメント別の売上高の予想については、ITサービス、プラットフォームがいずれも堅調なITソリューションが333億円(6.2%)の増収を、さらに、コンバージス社のBSS事業の連結や国内事業の増加を中心にキャリアネットワーク事業が315億円(11.1%)の増収を狙います。一方、個人向けPCの非連結化、携帯電話の出荷台数減少などで、パーソナルソリューション事業が893億円(25.2%)、液晶事業の非連結化などでその他が235億円(18.3%)、それぞれ減収となる見込みです。
営業利益予想については、ITソリューション事業で132億円、キャリアネットワーク事業で17億円の増益を見込んでいますが、モバイルターミナルの売上減に伴いパーソナルソリューション事業が54億円の悪化、戦略投資を見込む消去・配賦不能が162億円の悪化を想定しており、全体では58億円の悪化を見込んでいます。
上期の業績予想については、4月27日に発表した計画をあえて変更していませんが、9月末に向けて構造改革を着実に進めるとともに、現在の業績予想を最低水準としてさらなる上積みを目指していきます。
4本柱への注力状況としては、ITサービスでは、海外事業の強化を目的としたオーストラリアCSG社のITサービス事業の買収手続きが完了し、第2四半期から連結されます。
キャリアネットワークでは、国内でスマートフォン関連需要やLTE事業機会を確実にとらえていきます。加えて、海外でのサービス&マネジメント事業の拡大に向けて、ネットクラッカー社のOSS事業とコンバージス社のBSS事業の一体運営を開始しています。
社会インフラでは、水循環変動観測衛星「しずく」の打上げ成功に主契約者として貢献し、エネルギーでは、GSユアサへの電極供給に合意しました。当社は今後もそれぞれの領域での取り組みを加速していきます。