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WebSAM SigmaSystemCenter - 3.4の強化ポイント
WebSAM SigmaSystemCenter 3.4 の強化ポイント
対応プラットフォーム拡大
VMware vSphere 6.0 をサポートしました。
Red Hat Enterprise Linux 6.6 KVM、Red Hat Enterprise Linux 7.1 KVM をサポートしました。
仮想環境管理機能の強化
NIC の帯域制限
仮想マシンの各NIC に対して、帯域制御が設定できるようになりました。
仮想ディスクのI/O リソース制御
仮想マシンの各仮想ディスクに対して、I/O リソース制御が設定できるようになりました。
仮想マシン上でのスクリプト実行
VMware vSphere 環境の仮想マシンに対してDeploymentManager がない環境でもファイルの配信が実行できるようになりました。
また、配信したファイルをスクリプトとして実行することができます。
構成パラメータ設定の機能強化
仮想マシンに指定した構成パラメータ設定が、[VM 編集]、および[テンプレート作成]時に表示されるようになりました。また、構成パラメータ設定で指定可能な項目として、以下の項目を追加しました。
- VMware の仮想マシンの場合
仮想マシンのハードウェアバージョン、ファームウェア、SCSI コントローラのデバイス種別、SCSI コントローラのバス共有モード、ディスクの0 初期化有無 - Hyper-V の仮想マシンの場合
仮想マシンのファームウェア(仮想マシンの世代)
管理サーバの可用性向上
管理サーバが構築された仮想マシンに対する障害復旧
VMware vSphere 環境において、SigmaSystemCenter、およびvCenter Server が仮想マシン上に構築されている場合に、それらの仮想マシンに対する障害復旧が行えるようになりました。
ネットワーク管理機能強化
VXLAN 管理機能強化
vCloud Network and Security と連携することで、SigmaSystemCenter にてVXLAN を収集・作成・削除することができるようになりました。
VXLAN については、「SigmaSystemCenter リファレンスガイド概要編」の「5.2.9. VXLAN とは」を参照してください。
P-Flow ネットワーク管理機能強化
P-Flow ネットワーク上に仮想ルータを作成することができるようになりました。これにより、P-Flow ネットワーク上でIP ルーティングが可能になります。
ストレージ管理機能強化
Web コンソールでのボリューム管理機能強化
SigmaSystemCenter のWeb コンソールから、ディスクボリュームが作成できるようになりました。
詳細については、「SigmaSystemCenter リファレンスガイドWeb コンソール編」の「3.15.2 ディスクボリューム作成」、または「3.17.1 ディスクボリューム作成」を参照してください。
ストレージプールタグ指定でのボリューム作成
ストレージプールに設定しているタグを指定して、ディスクボリュームが作成できるようになりました。複数のストレージプールに同一のタグが設定されている場合、ディスクボリュームを作成するストレージプールを自動で選定します。
詳細については、「SigmaSystemCenter リファレンスガイド概要編」の「6.6.3 ディスクボリューム作成・削除」を参照してください。