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WebSAM SigmaSystemCenter - FAQ(トラブルシューティング)

トラブルシューティング

Q1障害解析にはどのような情報が必要ですか?
A1

障害解析に必要な情報については、以下の資料を参考にしてください。

SigmaSystemCenter 3.0以降を使用している場合は、「SigmaSystemCenter コンフィグレーションガイド」の「9.11. ログの採取」を参照してください。インストール/ アップグレード/ アンインストール時の障害の情報採取については、「SIgmaSystemCenter インストレーションガイド」の「5.2. インストーラ関連のログを採取する」を参照してください。(SigmaSystemCenter 3.2以降)

また、下記NECサポートポータルのページからダウンロードできるお問い合わせフォーマットにも情報採取方法が記載されています。
閲覧するためにはNECサポートポータルのユーザIDでログインする必要があります。また、SigmaSystemCenterの PPサポートサービスの契約が必要です。

Q2ジョブが失敗しました。エラーの詳細を確認するにはどのようにしたらよいですか?
A2

Webコンソールの[監視] ビューから確認することができます。

SigmaSystemCenter 2.1 Update1以降を使用している場合は、運用ログの絞込み機能が使用できます。ジョブが失敗した場合やポリシーアクションが実行されない場合は、「SigmaSystemCenter コンフィグレーションガイド」の「障害状態の確認方法」を参照して、詳細を確認してください。

Q3Webコンソールの起動ができません。
A3

管理サーバのIIS関連サービスが正常起動しているかを確認してください。
管理サーバでSystemProvisioningのサービス"PVMService"が正常起動しているかを確認してください。

SigmaSystemCenter2.0を使用している場合は、以下についても確認してください。
「HTTP 403 アクセス不可」または「Directory Listing Denied」のエラーになり、Webコンソールの起動ができない場合、Webブラウザのアドレス欄に以下のURLを入力してください。

http://ホスト/Provisioning/Default.aspx

「ホスト」には、管理サーバのホスト名、またはIPアドレスを入力してください。

Q4管理サーバを再起動した際に、構成情報の収集処理がWarningで終了しました。運用に問題ないでしょうか?
A4

管理サーバを再起動してPVMサービスが起動されると、構成情報の収集が実行されます。OS起動直後、iSMサービスが起動される前に収集が実行された場合、ストレージ構成情報の収集が失敗します。Warning 原因が、iSMサービス未起動による収集の失敗であれば、iSMサービスの起動完了後に手動で再度収集を実行して成功すれば問題ありません。

Warning の原因がiSMサービス未起動である場合、運用ログに以下のメッセージが表示されます。Webコンソールの[監視]ビューから運用ログを確認してください。

Nec.SystemProvisioning.Provider.NecStorage.RefreshAllの処理で警告が発生しました。
(iSM Operation Failed. : Cannot execute it because
PRODUCT_KEY_STORAGE_MANAGER Manager/SubManager is not ~)

Q5Windows Server 2008 で DeploymentManager(Webサーバ for DPM)をサブシステムに追加できません。
[対象バージョン:2.0, 2.1]
A5

Windows Server 2008 を管理サーバとして使用する場合、Webサーバ for DPMをサブシステムとして追加する際には、サブシステムの "ホスト名" にIPv4のIPアドレスを入力してください。 Windows Server 2008 では規定値でIPv6が有効となっており、ホスト名やFQDNを入力してWebサーバ for DPMのサブシステム追加を行った場合、IPv6のIPアドレスで動作してしまうため、正常に追加することができません。

ホスト名やFQDNを入力してサブシステムの追加を行った場合は、いったんサブシステムの削除およびSystemProvisioningインストールフォルダ配下の下記ファイルの削除を行い、SystemProvisioningのサービス(PVMService)の再起動を行ったあとで、再度、IPv4のIPアドレスを入力してサブシステムの登録を行ってください。

削除対象ファイル:
(SystemProvisioningインストールフォルダ)\bin\DpmWebSvLst.txt

SigmaSystemCenter 2.1 Update 3 以降を使用している場合、本制限はありません。

Q6SigmaSystemCenterを旧バージョンから3.0,3.1へアップグレードした後、ダッシュボードや運用ログに「ユーザ認証に失敗しました。」という警告やエラーが発生するようになりました。対処方法を教えてください。
A6

SigmaSystemCenter 3.0以降のバージョンでは、DeploymentManagerと連携する場合に、従来の「管理者パスワード」ではなくDPMサーバに作成される「deployment_user」ユーザのパスワードを使用します。
SigmaSystemCenter 3.0以降へのアップグレード前にサブシステム「DeploymentManager」のパスワード変更を行っていない場合、SigmaSystemCenterのサブシステムに設定されているパスワードとDPMサーバの「deployment_user」ユーザのパスワードが一致しないため、DeploymentManagerを利用する処理(収集、ソフトウェア配布等)実行時、ダッシュボードや運用ログに「ユーザ認証に失敗しました。」という警告または異常メッセージが表示されます。

SSC3.0以降にアップグレードされる場合は、「SigmaSystemCenter インストレーションガイド」3章の「DPMサーバ(管理サーバ for DPM) をアップグレードインストールする際の注意」を参照して、パスワードを変更してください。

Q7インストールメディアが破損/紛失しました。対処方法を教えてください。
A7

インストールメディアが破損や紛失した場合の対処として、事前にバックアップを行っておくことをお勧めします。
インストールメディアのバックアップがない場合は、下記NECサポートポータルのページからインストールメディアのイメージファイルのダウンロードを行い、インストールメディアの再作成を実施してください。
ファイルをダウンロードするためには、NECサポートポータルのユーザIDでログインする必要があります。また、SigmaSystemCenterのPPサポートサービスの契約が必要です。

なお、SigmaSystemCenter3.2以降は、インストールメディアのみが付属する製品を購入することが可能です。インストールメディアのみの製品を購入することで、上記のバックアップや再作成の作業実施を省略することが可能です。

Q8Hyper-V Manager のインポートで作成した仮想マシンをSigmaSystemCenter に正しく登録できません。対処方法を教えてください。
A8

現象の原因は以下の通りです。対処方法について、SigmaSystemCenter のPPサポートサービスの窓口に問い合わせてください。

[現象]
Hyper-V Manager を利用して仮想マシンをインポートし、SigmaSystemCenter にて「収集」を行うと、下記の警告メッセージが表示され、仮想マシンを登録できません。
アクションの状況: (○○%) : 仮想マシンのUUID が重複しています。VM 名(VM サー バ名),VM 名(VM サーバ名)

[原因]
Hyper-V Manager を利用してインポートで作成した仮想マシンの UUID (BiosGuid) は、エクスポート元の仮想マシンのUUID が同じになります。SigmaSystemCenter は、UUIDを元にマシンの識別を行っているため、UUIDが重複すると、インポートした仮想マシンとエクスポート元の仮想マシンの区別ができないため、正しく登録ができません。