SigmaSystemCenter 2.1 アップデートモジュール (SSC0201-0017.zip) パッチ名: SSC0201-0017 パッチ概要: SigmaSystemCenter 2.1にて機能強化、複数の問題改善を行なうモジュール リリース日: 2010/07/29 ファイル名: SSC0201-0017.zip 対象製品: SigmaSystemCenter 2.1, VirtualPCCenter 2.1, VirtualPCCenter 2.2, VirtualPCCenter 3.0 対象コンポーネントバージョン 注1): SigmaSystemCenter Version: 2.1-12823, SystemProvisioning 5.1.0047, SystemMonitor性能監視: 4.1.1018.2、4.1.1019.3 必須パッチ: SSC0201-0014 (2.1-12667をご使用の場合), SSC0201-0015-update3 (2.1-12667より前のバージョンをご使用の場合) リブートの必要性: なし 本パッチに含まれるパッチ: なし 注1) 対象コンポーネントバージョンの確認方法 ※Windows Server 2008をご使用の場合、以下のインストール手順の「プログラムの 追加と削除」を、「プログラムと機能」と読み替えてください。 ・SigmaSystemCenter、およびSystemProvisioning Webコンソールの一番下に表示されます。 対象コンポーネントバージョン: "Version: 2.1-12823, SystemProvisioning 5.1.0047" (SigmaSystemCenter 2.1 Update 3) ・SystemMonitor性能監視 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [プログラムの追加 と削除] を開きます。 2) 「SystemMonitor性能監視」を選択し、[サポート情報を参照するには、 ここをクリックしてください。] をクリックします。 3) Versionにコンポーネントバージョンが表示されます。 対象コンポーネントバージョン: 4.1.1018.2、4.1.1019.3 本アップデートモジュールは、以下の機能強化、および問題修正をします。 1.修正内容 1.1. SystemProvisioningの修正内容 (1) 電源オンの仮想マシンをHot Migrationするとコスト値の計算対象とならない場合が ある問題の修正 (#8442) 現象: 電源オンの仮想マシンをHot Migration / Cold Migrationし、自動起動をオフの 設定で移動すると移動先の仮想マシンサーバのキャパシティを超えて仮想マシンが 移動します。 詳細説明: 電源オンの仮想マシンをHot Migration / Cold Migrationの移動設定で、以下の 設定で自動起動をオフにした場合に移動先の仮想マシンサーバのキャパシティを 超えて仮想マシンが移動します。 ・pvmutl vmmigrate コマンドの/n オプションつき ・ssc migrate machine コマンドの -n オプションつき ・WebコンソールのVM移動操作から [VM移動後の状態] − [自動起動] チェック ボックスをオフ 処置内容: 電源オンの仮想マシンをHot Migration / Cold Migrationで移動する場合、自動 起動がオフの設定の場合でもコスト値の計算対象とするように修正しました。 (2) Xen環境で複数の仮想マシンを同時に再構成すると失敗する場合がある問題の修正 (#8336) 現象: Xen環境で複数の仮想マシンに対して同時に再構成を実行すると、実際にDatastore の空き容量が足りている場合でも空き容量が足りないため再構成が失敗する場合が あります。 詳細説明: 再構成は仮想ディスクのFast Cloneを行うため複数の仮想マシンを同時に再構成を 行うと一時的にDatastoreの容量が足りない状態になり操作が失敗します。 処置内容: 仮想ディスクをFast Cloneする間の処理をシーケンシャルで行うように修正しま した。 (3) Xenスレーブサーバのメモリサイズが "0" になる場合がある問題の修正 (#8337) 現象: XenPoolMasterの再起動後、収集などでスレーブサーバの情報更新をすると、メモリ サイズが "0" になる場合があります。 詳細説明: XenPoolMasterを再起動すると、スレーブサーバの性能情報が作り直されます。 そのため、XenPoolMasterが一時的にスレーブサーバと通信ができない場合に取得 されるメモリサイズが "0" になります。 処置内容: スレーブサーバのメモリサイズを "0" で更新しないように修正しました。 (4) Full Cloneテンプレートの作成時に設定したコスト値が反映されない問題の修正 (#8519) 現象: Full Cloneテンプレートを作成したとき、設定したコスト値が作成されたテンプ レートに反映されません。 詳細説明: Full Cloneテンプレートを作成したとき、作成されたテンプレートのコスト値が、 [管理] ビューの「環境設定」ウィンドウの [仮想リソース] タブで設定したコスト 値になります。 処置内容: Full Cloneテンプレートの作成時に設定したコスト値が反映されるように修正しま した。 (5) 仮想マシン移動後に移動元XenServerを削除した場合、移動した仮想マシンが不正 状態表示になる問題の修正 (#8538) 現象: 仮想マシン移動後、移動元XenServerをXenPoolMasterの登録からVMサーバ削除を 行うと、移動した仮想マシンが状態不正の表示になる場合があります。 詳細説明: 仮想マシン移動後、移動元XenServerをXenPoolMasterの登録から削除すると、仮想 マシンから取得される所属位置を示す情報が削除されたXenServerを指し示す場合が あり、移動した仮想マシンが不正状態の表示になります。 処置内容: 仮想マシン移動後、仮想マシンの所属位置情報を移動先XenServerの情報で設定する ように修正しました。 (6) ローカルスクリプト実行時の環境変数にWWN値が正しく格納されない問題の修正 (#8478) 現象: ローカルスクリプト実行時に、WWN情報が環境変数へ格納されない場合があります。 詳細説明: Symmetrix、およびCLARiXストレージを使用してローカルスクリプトを実行する 場合、環境変数PVM_HBA_WWN_n_mへWWN情報が格納されません。 処置内容: ストレージの種類に関わらず環境変数へWWN情報が格納されるように修正しました。 (7) 操作対象とするマシンを決定する処理が、正しく実行されない問題の修正 (#8619) 現象: スケールアウトなどの操作を実行する場合、SystemProvisioningは操作の対象と するマシンを検索して決定します。この処理中に検索対象のマシンが削除された 場合に、削除のタイミングにより処理が失敗することがあります。 詳細説明: データベースから検索対象のマシンが削除されていた場合に、削除されたマシンの 情報を参照しようとしてエラーとなり、操作対象とするマシンを決定する処理が 実行されません。 処置内容: 削除されたマシンについては、マシン情報を参照しないように修正しました。 (8) pvmutlコマンドからVM削除を大量に実行すると処理が失敗する場合がある問題の 修正 (#8731) 現象: 同一グループのホストに対して、VM削除を行うpvmutlコマンド (pvmutl vmdelete) を複数並行して大量に実行した場合に、タイミングによりコマンドが戻り値 "7" に て失敗します。 詳細説明: pvmutl vmdeleteコマンドを実行する場合、SystemProvisioningは操作対象のホスト を特定するために、対象グループで稼働中のマシン一覧情報を取得し、稼働中の マシンに対してホスト情報を取得します。 同一グループ上のホストに対して、pvmutl vmdeleteコマンド が並列して実行され ていると、タイミングにより、稼働マシン一覧情報の取得後に、一覧情報中の仮想 マシンが未稼働状態となることがあります。 この場合、未稼働状態となったマシンのホスト情報を取得しようとして失敗し、 pvmutl vmdeleteコマンド が失敗します。 処置内容: 未稼働状態のマシンについてはホスト情報取得の処理をスキップすることにより、 pvmutl vmdeleteコマンド が正しく実行されるように修正しました。 (9) 英語版OSのHyper-Vで、仮想マシンの移動ができない問題の修正 (#8720) 現象: 英語版OSのWindows Server 2008 R2のHyper-V上にある仮想マシンをVM移動 (Hot Migration / Cold Migration) しようとすると、失敗する場合があります。 詳細説明: 日本語版OSと英語版OSでの、言語に依存する処理の違いにより、誤ったクラスタ リソースを指定して操作が失敗します。処理が失敗するかどうかは、仮想マシン名 から生成されたクラスタのリソース名に依存します。 エラーメッセージは、「VMのリソース取得に失敗しました。」となります。 処置内容: 言語に依存しないように処理を修正しました。 1.2. SystemMonitor性能監視の修正内容 (1) VMware ESXからの性能データ収集が停止してしまう問題の修正 (#8218) 現象: 監視対象のVMware ESXに発生した障害から復旧したにもかかわらず、SystemMonitor 性能監視による性能データ収集が再開されない場合があります。 詳細説明: 障害発生により、監視対象のVMware ESXにアクセスするためのコンポーネントの 内部でデッドロックが発生する場合があり、結果的に性能データ収集が停止して しまいます。 処置内容: 監視対象にアクセスする処理をタイムアウトさせることにより、障害復旧後の VMware ESXから性能データ収集を実施できるように修正しました。 (2) Citrix XenServerからの性能データ収集が停止してしまう問題の修正 (#8355) 現象: 監視対象のCitrix XenServerに発生した障害から復旧したにもかかわらず、 SystemMonitor性能監視による性能データ収集が直ちに再開されない場合があり ます。 詳細説明: 障害発生により、監視対象のCitrix XenServerにアクセスするためのコンポー ネントの内部でデッドロックが発生する場合があります。 デッドロックが発生した場合、処理のタイムアウトに1日かかるため、障害が復旧 した後、直ちに性能データの収集が再開されません。 処置内容: 適切なタイムアウト値を設定することにより、障害復旧後のCitrix XenServerから 直ちに性能データ収集を実施できるように修正しました。 (3) 削除した閾値設定の通報があがってしまう場合がある問題の修正 (#7989) 現象: SystemProvisioning上の最適配置機能を無効化した場合、SystemMonitor性能監視の SystemProvisioning構成反映のタイミングで閾値監視についても無効化されます が、無効化されたにもかかわらず、閾値監視が継続され、通報が上がる場合があり ます。 詳細説明: SystemProvisioning上の最適配置機能を無効化した場合、SystemMonitor性能監視の SystemProvisioning構成反映のタイミングで、閾値監視スレッドは停止されます。 同じタイミングで、SystemProvisioning上の監視対象マシンの設定が変更されて いた場合、監視対象マシンについての閾値監視スレッドは、再作成されます。 これらの処理が同時に実行された場合、タイミングによっては、閾値監視スレッド の停止処理が実行されない場合があります。 処置内容: 閾値監視スレッドを扱う複数の処理の順序を修正し、最適配置機能の無効化時に、 閾値監視が正常に終了するように修正しました。 (4) VMware ESX 4.0から正しい性能データが収集できない問題の修正 (#8497) 現象: 以下の性能情報について、VMware ESX 4.0から正しい性能データが収集できま せん。 ・Disk Transfer Rate (Bytes/sec) ・Disk Read Transfer Rate (Bytes/sec) ・Disk Write Transfer Rate (Bytes/sec) ・Network Packet Transfer Rate (Bytes/sec) ・Network Packet Reception Rate (Bytes/sec) ・Network Packet Transmission Rate (Bytes/sec) 詳細説明: 監視対象マシンがVMware ESX 4.0以降の場合、SDK経由でVMware ESXから返却される データの形式が、以前のバージョンから変更されているため、SystemMonitor性能 監視で正しい性能データを算出できません。 処置内容: 性能データ算出処理を修正し、VMware ESX 4.0から正しい性能データが収集できる ように修正しました。 2.機能強化内容 2.1. SystemProvisioningの機能強化内容 (1) 設定、表示改善 対応概要: ・スマートグループ、およびタグクラウドで「差分ディスク使用量」を条件とした 仮想マシンの検索や、「Datastore使用量」を条件とした仮想マシンサーバの検索 などが可能になりました。(#7332) ・[監視]ビューから「イベント履歴」ウィンドウにて [自動] クリックすると、 選択されている検索条件で更新動作を行うようになりました。(#7732) ・ソフトウェア編集時、ソフトウェア名の重複を許可しないように仕様を変更しま した。(#8461) (2) 対応プラットフォーム拡大 対応概要: ・VMware ESX 4.1をサポートしました。(#8319) ・Citrix XenServer 5.6をサポートしました。(#8339) (3) 仮想化基盤強化 対応概要: ・vSphere経由でネットワーク・ディスクのイベントを取得できるようになりま した。(#8320) ・LsiLogicSAS仮想コントローラをもった仮想マシンのDisk Cloneができるように なりました。(#8321) ・マシンプロファイル、およびVM編集で独立型の仮想ディスクを追加できるように なりました。(#8427) ・Citrix XenServer環境で移動元のXenServerが起動している場合、Failoverによる 移動を行わないように仕様を変更しました。(#8503) ・Citrix XenServer 5.6で仮想マシンをスナップショットから復元する機能を サポートしました。(#8582) ・VM詳細情報画面の [操作] メニューから電源オン / オフ、メンテナンスオン / オフなどの操作が可能になりました。(#7588) ・各仮想マシンの性能情報 (CPU使用量、メモリサイズ、稼働時間など) を表示 できるようになりました。(#8193) ・VPCCライセンス利用の際に運用グループのOS種別から "Windows Server" を選択 可能になりました。(#8361) ・Hyper-V クラスタのマネージャのバージョンをノードのOSのバージョンになる ように仕様を変更しました。(#8583) ・Hyper-V Clusterの取得できるイベントの種類が増えました。(#8393) ・VM最適配置機能 (負荷分散・省電力・VM配置制約適用) 実行時にイベントログを 出力するように改善しました。(#8524) (4) マシン管理強化 対応概要: ・大規模環境におけるPET処理性能とログ出力内容について改善しました。(#8359) (5) ポリシー機能強化 対応概要: ・仮想マシン用標準ポリシーの設定において、マシンアクセス不可のイベント監視 設定をハートビート検出系とPowerOff系で明確化し、分離しました。(#8486) ・Hyper-V クラスタの取得できるイベントの種類増加に伴い、Hyper-V用の標準 ポリシー、およびマネージャ用標準ポリシーにおけるイベント監視設定を更新 しました。(#8393) 2.2. SystemMonitor性能監視の機能強化内容 (1) 対応プラットフォーム拡大 対応概要: ・VMware ESX 4.0 update 2をサポートしました。(#8445) ・VMware ESX 4.1をサポートしました。(#8446) ・Citrix XenServer 5.6をサポートしました。(#8447) =============================================================================== インストール手順およびリリースモジュール一覧 =============================================================================== 本ソフトウェアの解凍・インストール手順、インストールに関するその他の情報、 およびリリースモジュール一覧については、Install.txtを参照してください。 また、SigmaSystemCenterのコンポーネントをクラスタ環境にて構築している場合は、 Clustering.txt (クラスタ環境へのインストール手順) を参照してください。 【.zipファイルを解凍するにあたっての注意事項1】 本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、下記の手順に従って、ZoneID情報の 確認、削除を行ってください。 ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを行った場合、 適用後のモジュールが正常に動作しません。 Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、またはWindows Server 2003 Service Pack 1以降のInternet Explorerで、[イントラネット] 以外に設定した ゾーンのサイトからダウンロードしたファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与 されるようになりました。 zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにもZoneID情報が 引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、サービス、およびプロセスが 起動しないことがあります。 (1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の確認と変更 1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。 2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。 3)「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。 [ユーザーの構成] − [管理者テンプレート] − [Windowsコンポーネント] − [添付ファイル マネージャ] を選択します。 4) 「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を確認してください。 "有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を非表示にするの プロパティ」画面で "無効" をクリックし、[OK] をクリックします。 "無効" もしくは "未構成" になっている場合は、変更は不要です。 (2) zipファイルのZoneID情報の削除 1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。 2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、[OK] をクリック します。 セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。 このコンピュータを保護するため、このファイルへのアクセス はブロックされる可能性があります。 (3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更 (1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効" から "無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。 【.zipファイルを解凍するにあたっての注意事項2】 本ソフトウェアのzipファイルを解凍する場合、展開先のパスには長さが80バイトを 超えないパスを指定してください。 80バイトを超えるパスを指定した場合、ファイルが正しく展開されない場合があります。 -------------------------------------------------------------------------------- 【ソフトウェアのご使用条件】 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する 権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許 諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し ます。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他 の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了 後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、SigmaSystemCenter を使用している場合にのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 3.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備 える目的でのみ保管することができます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著 作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは できません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル 等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ りません。 4.許諾プログラムの移転等 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の 権利を譲渡することができます。 (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾 プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切 保持しないこと。 (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使 用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで きません。 5.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ ルすることはできません。 6.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関 し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、 弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。 お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 7.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対 してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。 8.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許 諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては なりません。 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決 するものとします。 -------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2010