SigmaSystemCenter 2.1 アップデートモジュール (SSC0201-0006-update2.zip) パッチ名: SSC0201-0006-update2 パッチ概要: SigmaSystemCenter 2.1にて機能強化、複数の問題改善を行なうモジュール SigmaSystemCenter 2.1 または、SigmaSystemCenter 2.1 Update 1 をお使 いの場合は、本アップデート・モジュールを適用いただくことにより、 Update 2 にアップデートすることができます。 リリース日: 2009/8/7 ファイル名: SSC0201-0006-update2.zip 対象製品:SigmaSystemCenter 2.1, VirtualPCCenter 2.1 対象コンポーネントバージョン 注1)、注2): SigmaSystemCenter Version: 2.1-7112, 7936, 8433 必須パッチ: なし リブートの必要性: なし 本パッチに含まれるパッチ 注3): SSC0201-0002-update1, SSC0201-0003, SSC0201-0005 注1) 対象コンポーネントバージョンの確認方法 ・SigmaSystemCenter、およびSystemProvisioning Webコンソールの一番下に表示されます。 対象コンポーネントバージョン: 以下のいずれか "Version: 2.1-7112, SystemProvisioning 5.1.0017" (SigmaSystemCenter 2.1) "Version: 2.1-7936, SystemProvisioning 5.1.0023" (SigmaSystemCenter 2.1 Update 1) "Version: 2.1-8433, SystemProvisioning 5.1.0024" (SigmaSystemCenter 2.1 Update 1 SSC0201-0005適用済み) ・SystemMonitor性能監視 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [プログラムの追加 と削除] を開きます。 2) 「SystemMonitor性能監視」を選択し、[サポート情報を参照するには、ここを クリックしてください] をクリックします。 3) Versionにコンポーネントバージョンが表示されます。 対象コンポーネントバージョン: 4.1.1015.0 ・管理サーバ for DPM 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [プログラムの追加 と削除] を開きます。 2) 「DeploymentManager (管理サーバ for DPM)」を選択し、[サポート情報を 参照するには、ここをクリックしてください] をクリックします。 3) Versionにコンポーネントバージョンが表示されます。 対象コンポーネントバージョン: 5.20.000 SigmaSystemCenter 2.1 Update 1がインストール済みの場合、本アップデート モジュールでのDeploymentManagerモジュールのインストールは不要です。 ・NEC System Provisioning Product Connector for Microsoft OpsMgr 2007 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [プログラムの追加 と削除] を開きます。 2) 「OpsMgrConnector」を選択し、[サポート情報を参照するには、ここを クリックしてください] をクリックします。 3) Versionにコンポーネントバージョンが表示されます。 対象コンポーネントバージョン: 1.0.0 OpsMgrConnectorがインストールされていない場合は、本アップデート モジュールでのOpsMgrConnectorモジュールのインストールは不要です。 注2) SigmaSystemCenter 2.1 Update 2 以降のバージョン (Version: 2.1-9591, SystemProvisioning 5.1.0034 以上) をお使いの場合は、 本アップデートモジュールの適用は必要ありません。 注3) 本アップデートモジュールには、以前にリリースされた以下のパッチの修正内容お よび機能強化が含まれます。 各パッチの修正内容および機能強化については、以下のファイルを参照してくだ さい。 ・SSC0201-0002-update1.txt ・SSC0201-0003.txt ・SSC0201-0005.txt 本アップデートモジュールは、以下の機能強化、および問題修正をします。 1.修正内容 1.1. SystemProvisioningの修正内容 (1) デバッグログの強化 (#5702) 現象: IntegrationBase (iStorageManager) でエラーが発生した場合、SigmaSystemCenter 上に表示されるログメッセージから原因を特定することが困難でした。 詳細説明: IntegrationBase (iStorageManager) でエラーが発生した場合、IntegrationBase (iStorageManager) 側で作成したエラーメッセージをSigmaSystemCenterに表示して いるため、その内容から原因を特定することが難しい状態でした。 また、エラーメッセージが英語で表示されていました。 さらに、IntegrationBase (iStorageManager) で想定外の動作となった場合の出力情 報が不足しているため、IntegrationBase (iStorageManager) での調査も困難で した。 処置内容: IntegrationBase (iStorageManager) からのエラーメッセージをSigmaSystemCenter のメッセージ置き換えて出力するように修正しました。 また、日本語のエラーメッセージも追加しました。 さらに、IntegrationBase (iStorageManager) での想定外のエラーを考慮し、エラー が発生したIntegrationBase (iStorageManager) のAPI名も出力するように対応しま した。 (2) DataCenterを管理対象外にしても配下のマシンがツリーから削除されない問題の修正 (#5438) 現象: [仮想] ビューからDataCenterを管理対象外に設定した場合、[リソース] ビューのツ リーに対象DataCenter配下のマシンが管理対象として表示が残っていました。 詳細説明: [仮想] ビューの「データセンター編集」ウィンドウで [管理対象にする] チェック ボックスをオフにした場合、DataCenter配下に存在するマシンは管理対象外になり ます。しかし、[リソース] ビューのツリー上には対象DataCenterに存在するマシン が管理対象として表示が残っていました。 処置内容: [仮想] ビューの「データセンター編集」ウィンドウで [管理対象にする] チェック ボックスがオフに変更された場合、対象DataCenter配下に存在するマシンの管理状態 を管理外に変更する処理と同時に、[リソース] ビューのツリー上から該当するマシ ンの表示を削除するように処理を修正しました。 (3) DataCenterを管理対象外にしても仮想マシン / 仮想マシンサーバの詳細情報のウィ ンドウからリソースへのリンクが消えない問題の修正 (#5471) 現象: [仮想]ビューからDataCenterを管理対象外に設定した場合、仮想マシン / 仮想マシ ンサーバ詳細情報に [リソース] ビューへのリンクが残ったままになっていました。 反対に、管理対象に設定した場合、[リソース] ビューへのリンクが表示されない場 合がありました。 詳細説明: [仮想] ビューの「データセンター編集」ウィンドウで [管理対象にする] チェック ボックスをオフにした場合、対象DataCenter配下の仮想マシン / 仮想マシンサーバ の詳細情報に [リソース] ビューへのリンクが残ったままとなり、リソースパスをク リックするとエラーウィンドウが表示されます。また、[管理対象にする] チェック ボックスをオンにした場合にも、[リソース] ビューへのリンクが表示されない現象 も発生しました。 処置内容: 「データセンター編集」ウィンドウで [管理対象にする] チェックボックスのオン / オフの操作に合わせて、[リソース] ビューへのリンクを正しく表示 / 非表示する ように修正しました。 (4) ダッシュボードで同じジョブが2つ表示される問題の修正 (#5170) 現象: [監視] ビューのダッシュボードにて同じジョブが2つ表示される場合がありました。 詳細説明: 任意のジョブを実行し、[監視] ビューのダッシュボードアイコンを複数回クリック した場合、ダッシュボードのジョブリソースに同じジョブが2つ表示される場合があ りました。 処置内容: ジョブが正しく1つのみ表示されるように修正しました。 (5) sscコマンドで範囲外のIPアドレスを生成する場合がある問題の修正 (#5576) 現象: ホスト作成のsscコマンドを使用して、IPアドレス指定で複数ホストを作成する場 合、IPアドレスの割り当て範囲以上のホストが作成される場合がありました。 詳細説明: サブネットが分割された場合、IPアドレスの割り当て数を正しく算出できていないた め、割り当て範囲外のIPアドレスを生成してしまう場合がありました。 処置内容: サブネット分割されたネットマスクでも、ネットワーク部とホスト部を判断して、 IPアドレスの割り当て数を算出できるようにし、範囲外はエラーとなるように処理を 修正しました。 (6) ホスト設定表示のsscコマンドに不正な引数を指定すると無限ループとなる問題の 修正 (#5848) 現象: ホスト設定表示のsscコマンド (ssc show host) で、オプション "-setting" 以外の 不正な引数が指定されると、エラー終了せずに無限ループとなっていました。 詳細説明: ホスト名の引数取得処理で、エラーとなるべき不正なオプションをオプション検出と 判断し、ループカウンタを減算していたため、カウンタの増減の繰り返しとなり、無 限ループとなっていました。 処置内容: 不正なオプションが指定された場合、エラー終了するように処理を修正しました。 1.2. SystemMonitor性能監視の修正内容 (1) データベース上の性能データの時刻がずれる問題の修正 (#5575) 現象: 性能データの収集に失敗していないにもかかわらず、管理コンソール上のグラフが途 中で途切れたり、外部ファイル出力の結果にデータの欠損が生じる場合があります。 詳細説明: 定期的に発生するタイマーイベントの精度が完全ではないため、本来収集するべきタ イミングよりも早いタイミングで監視対象マシンからの性能データ収集が動作するこ とがあります。データの収集が本来のタイミングよりも早いタイミングで動作した場 合、タイミングによっては、直前の収集タイミングのデータとして扱われるため、本 来収集するべき時刻のデータが欠損します。 処置内容: データの収集タイミングを後方にずらすことにより、本来のタイミングより早いタイ ミングでデータ収集が動作しないように修正しました。 2. 機能強化内容 2.1. SystemProvisioningの機能強化内容 (1) 運用管理機能強化 対応概要: ・SystemProvisioningの構築手順に沿ってsscコマンドの拡充を行いました。従来は Webコンソールから管理対象マシンごとに設定する必要があった操作を、コマンド を使用して実行できるようになりました。(#5518, #5568, #6211) ・従来のsscコマンドに加えて、Webコンソールからも管理対象マシン設定の一括作成 ができるようになりました。(#3289) ・新規リソース作成を複数のホストに対して一括して実行できるようになりました。 (#6151) ・複数のマシンへの電源操作が、大規模環境に対応できるように改善されました。 (#5834) ・Web コンソール上で設定したポリシーの内容をxml形式のファイルにエクスポート し、別の管理サーバでの環境構築の際にインポートして使用できるようになりま した。インポート / エクスポートには、sscコマンドを使用します。 (#5930, #5568) (2) 仮想化基盤強化 対応概要: ・VMware vSphere4をサポートしました。(#5972) ・VMware環境を制御するライブラリのバージョンを4.0に変更しました。(#5870) この変更により、VirtualCenterのバージョンは2.5以上が必須となりました。 ・Citrix XenServer5.5をサポートしました。(#5973) ・VMware ESXiのフェイルオーバが可能となりました。フェイルオーバ実行後の障害 ESXiの復旧 (切り戻し) は、sscコマンドを使用して行うことができます。 (#6042, #6094, #6115, #6082, #6207) ・VMware ESXi 上の仮想マシンのColdMigrateができるようになりました。(#6042) ・Xen Pool Master障害時もフェイルオーバによる自動復旧が可能となりました。 Pool Masterに障害が発生した場合、SigmaSystemCenterは自動的にSlaveホストを Pool Masterに昇格させてフェイルオーバを実施します。(#3101) ・ホストをシャットダウンせずに仮想マシンおよび仮想マシンサーバの割り当てが解 除できるようになりました。(#6072) ・ESX3.5 update3で仮想マシンの起動、再起動を行うと時間がかかる問題を改善しま した。(#5482) ・仮想マシンサーバのサブシステム編集でユーザ、パスワード設定をクリアできるよ うになりました。(#2446) (3) ポリシー機能強化 対応概要: ・ポリシーのアクションとしてローカルスクリプトを実行することができるようにな りました。(#5147, #6010) ・ポリシーのアクションの起動条件が設定できるようになりました。(#5186) ・ポリシー新規作成時のテンプレートとして、ESXi用の標準ポリシーを追加しま した。(#6042, #6094, #6252) ・ポリシープロパティ設定画面にて設定された抑制イベントが、対応処置詳細設定画 面で確認できるようになりました。(#5739) ・ポリシーにイベントおよびアクションを追加しました。(#5901, #6042, #6094, #6252, #5960, #6222) (4) 設定、表示改善 対応概要: ・稼動中のマシンに対して、ESMPROの状態監視間隔とサーバダウン検出リトライ回数 が設定できるようになりました。また、マシン置換時は置換先のマシンに設定値を 引き継ぐことも可能です。(#3984) ・各サブシステムの接続状態が表示されるようになりました。(#5975, #6095) ・障害 / 警告マシンの有無がカテゴリ / グループの階層から分かるようになりま した。また、各状態に合わせてツリービューのアイコン、およびToolTipの内容が 変化するようになりました。(#4842) ・保守専用のメニュー (グループ移動 / 電源ON / 強制OFF / リセット) が追加され ました。(#5181) ・グループ / モデル / ホストの設定情報を一覧表示する機能が追加されました。各 グループに設定されたモデル / ホストの主な設定項目を一元的に確認できるよう になりました。(#5778) ・ソフトウェア情報がソフトウェア種別により分類して表示されるようになりま した。(#3732) ・運用グループ、および仮想マシンサーバに対する操作に対して、[操作] メニュー の表記を改善しました。(#4182) ・運用グループプロパティ設定に表示されるロードバランサ情報が追加されました。 (#5555) ・[監視] ビューの 「管理サーバ群」ウィンドウの表示内容を、[運用] ビューにて 運用中のマシンに関する情報を表示するように改善しました。(#5929) ・マシン一覧の状態列のアイコン表記を改善しました。状態列の文字列領域に ToolTipを追加しました。(#6069) ・ダッシュボード更新間隔を秒間隔で指定できるようになりました。(#6161) (5) 電源制御機能強化 (#5901, #5069, #5736, #6077, #6204) 対応概要: IPMIを用いた電源制御をサポートしました。これにより、マシンの起動や停止をより 確実に実行できるようになりました。また、障害を生じたサーバがストール状態にあ る場合でも、SigmaSystemCenterから強制的に電源をOFFすることが可能となりま した。 (6) SIGMABLADE controller 連携機能サポート終了 (#5983, #5699) 対応概要: SigmaSystemCenterからSIGMABLADE controllerを制御してSIGMABLADEを管理する機能 のサポートを終了しました。CPUブレード置換 (利用中のマシンに割り当てられてい るI/O仮想化ブレードを置換先のマシンに引き継ぐマシン置換) は、SSC2.1 Update 2 以降では、ご利用いただけません。また、SIGMABLADEに対する情報収集方法および、 電源制御方法が変更になりました。 SIGMABLADE controllerの機能には、変更ありません。引き続き、SIGMABLADE-Hの管 理、制御にご使用いただけます。 (7) ストレージ管理強化 (#3661,#2930,#3181,#3626) 対応概要: ・CLARiX FLARE26から標準サポートされているnaviseccliが新規でサポートされ、ユ ーザ情報を入力する「ディスクアレイ登録」ウィンドウが追加されました。 (#3661) ・Symmetrixのディスクボリューム情報のデータベースが全情報を収集する方式 から、重複データを持たない方式に変更され、データベースのボリュームが大幅に 削減します。これに伴い、Symmetrixのディスクボリューム一覧に異なる接続先が 付与された複数のディスクボリュームが表示されていた状態から、1つのディスク ボリューム名のみ表示されるようになりました。(#2930) ・1つのHBA情報を複数の種類のストレージで使用できるように修正しました。ストレ ージの種類ごとにHBA情報を作成する必要がなくなります。(#3181) ・ストレージと連携する場合には、SigmaSystemCenter管理サーバ上のストレージ管 理ソフトウェアと連携します。そのため、ストレージをサブシステムとして登録す る際に、ストレージ管理サーバのホスト名を指定する必要はありません。「サブシ ステム登録」ウィンドウからホスト名設定項目を削除しました。(#3626) (8) 配置制約機能サポート (#5121, #6016, #6203) 対応概要: 特定の仮想マシンを特定のホストに結び付けて稼働させることが可能となりました。 特定の業務に関連する仮想マシンを1台のホストに集約したり、逆に同時停止を回避 したい仮想マシンを異なるホストに結び付けることでハードウェア障害による共倒れ を防止するなどの運用が可能となります。sscコマンドを使用して配置制約の設定を 行います。 (9) 収集方法改善 対応概要: ・ローカルスクリプト、配布ソフトウェアの収集メニューが追加されました。[リソ ース] ビューの [操作] メニューより、ローカルスクリプトのみまたは、配布ソフ トウェアのみの収集を実行することができます。(#3292, #4942, #5926) ・マスタマシン登録、マシン置換、マシン用途変更、およびリソース割り当て時にマ シンの更新処理が追加されました。(#5377) ・収集時、SigmaSystemCenter管理サーバ上の管理サーバ for DPMのIPアドレスが更 新されるようになりました。(#5958) (10) Hyper-V 運用改善 (#5700) 対応概要: Linked Clone用のテンプレート作成時とDisk Clone用のテンプレート作成時に、VHD イメージの保護のためにスナップショットを作成するようにしました。 (11) Tag VLAN設定に対応 (#5988) 対応概要: ネットワークスイッチのTag VLAN設定が可能になりました。予備機による障害復旧や スケールアウトなどの際に、必要に応じてVLAN設定を変更することができます。本機 能を使用するためには、NetVisorProが必要です。 (12) 仮想マシンホスト単位でのターゲットライセンスをリリース (#4495) 対応概要: 仮想マシンホストに搭載されるCPUソケット数分のライセンスをご用意いただくこと により、その仮想マシンホスト上で仮想マシンを無制限に稼動することが可能となり ます。 2.2. SystemMonitor性能監視の機能強化内容 (1) 対応プラットフォーム拡大 対応概要: ・VMware ESX4.0をサポートしました。(#5909) ・Citrix XenServer5.5をサポートしました。(#6067) ・Citrix XenServerから、Disk Space、Network Packet Rate、Physical Memory Spaceについての性能データを収集できるようになりました。(#3866) (2) 性能情報エラー改善 (#3449) 対応概要: 以前のバージョンでは、性能情報エラーが発生した場合、すべての監視対象マシンに ついて、データの収集を停止していましたが、本改善において、問題のあった監視対 象マシンについてのみ、データの収集を停止するようになりました。 (3) Linuxのデータ収集改善 対応概要: ・メモリのバッファ領域、キャッシュ領域について、以前のバージョンでは使用済 み領域として計算していましたが、本改善で空き領域として計算するようになり ました。(#6163) ・Red Hat Enterprise Linux 4.7以降、5.3以降で、ディスクの性能値に関するコマ ンドの出力フォーマットの変更に対応しました。(#6134) (4) 設定、表示改善 対応概要: ・管理コンソールでリストから選択したグラフを強調表示するようになりました。 (#5545) ・閾値超過時に通知するID:32、33、34、35のイベントについて、管理コンソールの ログペイン上での種類を「アラーム」として出力するようになりました。(#5632) ・イベントログに出力するID:19、41のイベントについて、イベントの種類を「エラ ー」から「警告」に変更しました。(#3505) ・性能監視サービスが出力するイベントについて、イベントログに出力する内容 (メ ッセージ、種類) の編集が可能になりました。(#3505) ・VMware ESX、Citrix XenServerについて、IPアドレスを設定せずに、名前解決可能 なホスト名を指定することで、性能データを収集できるようになりました。 (#3978) 2.3. NEC System Provisioning Product Connectorの機能強化内容 (1) SystemProvisioningとの通信部を更新 (#6434) 対応概要: SystemProvisioningでのポリシー機能強化に伴い更新された通信処理部に対応しま した。 ================================================================================ インストール手順およびリリースモジュール一覧 ================================================================================ 本ソフトウェアの解凍・インストール手順、インストールに関するその他の情報 および、リリースモジュール一覧については、Install.txtを参照してください。 また、SigmaSystemCenterのコンポーネントをクラスタ環境にて構築している場合は、 Clustering.txt (クラスタ環境へのインストール手順) を参照してください。 【.zipファイルを解凍するにあたっての注意事項】 本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、下記の手順に従って、ZoneID情報の 確認、削除を行ってください。 ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを行った場合、 適用後のモジュールが正常に動作しません。 Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、またはWindows Server 2003 Service Pack 1以降のInternet Explorerで、[イントラネット] 以外に設定した ゾーンのサイトからダウンロードしたファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与 されるようになりました。 zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにもZoneID情報が 引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、サービス、およびプロセスが 起動しないことがあります。 (1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の確認と変更 1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。 2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。 3)「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。 [ユーザーの構成] − [管理者テンプレート] − [Windowsコンポーネント] − [添付ファイル マネージャ] を選択します。 4) 「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を確認してください。 "有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を非表示にするの プロパティ」画面で "無効" をクリックし、[OK] をクリックします。 "無効" もしくは "未構成" になっている場合は、変更は不要です。 (2) zipファイルのZoneID情報の削除 1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。 2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、[OK] をクリック します。 セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。 このコンピュータを保護するため、このファイルへのアクセス はブロックされる可能性があります。 (3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更 (1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効" から "無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。 -------------------------------------------------------------------------------- 【ソフトウェアのご使用条件】 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する 権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許 諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し ます。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他 の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了 後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、SigmaSystemCenter を使用している場合にのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 3.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備 える目的でのみ保管することができます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著 作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは できません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル 等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ りません。 4.許諾プログラムの移転等 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の 権利を譲渡することができます。 (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾 プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切 保持しないこと。 (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使 用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで きません。 5.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ ルすることはできません。 6.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関 し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、 弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。 お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 7.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対 してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。 8.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許 諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては なりません。 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決 するものとします。 -------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2009