SigmaSystemCenter 2.1 アップデートモジュール(SSC0201-0003.zip) パッチ名: SSC0201-0003 パッチ概要: SigmaSystemCenter2.1にてストレージ管理における問題改善を行なうモジュール リリース日: 2009/03/19 ファイル名: SSC0201-0003.zip 対象製品:SigmaSystemCenter2.1 対象コンポーネントバージョン 注 1):  SigmaSystemCenter Version: 2.1-7936, SystemProvisioning 5.1.0023 必須パッチ 注2): SSC0201-0002 リブートの必要性: なし 注1) コンポーネントバージョンの確認方法 SigmaSystemCenter Webコンソールの一番下に表示されます。 注2) コンポーネントバージョンを確認して必要なパッチを適用してください。 * コンポーネントバージョン: 2.1-7112 SSC0201-0002を適用してください。 * コンポーネントバージョン:2.1-7936 SSC0201-0002は適用済みです。適用が必要なパッチはありません。 本ソフトウェアは、SigmaSystemCenter 2.1における以下の問題を修正します。 1. SystemProvisioningの修正内容 (1) リソース割り当てを実行した際に、マシンにLDが割り当てられない場合がある問題の修正(#5748) 現象: 管理対象のマシンがリソース割り当てされた状態で以下のいずれかの操作を行った場 合、再度リソース割り当てを実行した際に、リソース割り当てのジョブは正常終了す るが、マシンにLDが割り当てられずディスクにアクセスができない。 * "Webサーバ for DPM" をサブシステム一覧から削除する * DPMのGUI上で "管理サーバ for DPM" を削除する 詳細説明: 上記操作を実行し情報収集を実行すると、Systemprovisioningデータベースから マシン情報は削除されるが、対応するストレージの接続情報だけ残ってしまう。 その後、DPMをサブシステムとして再登録し、リソース割り当てを実行した場合、マ シン情報とストレージの接続情報に食い違いが生じ、マシンにLDが割り当てられなく なる。 処置内容: データベースからマシン情報が削除された場合でも、マシン情報とストレージの 接続情報に食い違いが生じないように修正する。 =============================================================================== インストール手順 =============================================================================== 本ソフトウェアは、SystemProvisioningのアップデートモジュールを含んでいます。 以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とインストールを行ってください。 <注意> SystemProvisioning をクラスタ環境にて構築している場合は、Clustering.txt (クラスタ環境へのインストール手順) を参照してください。 【インストールを行う前に】 本ソフトウェア適用においては、SystemProvisioning の サービス停止が行われますので、適用時、お客様のシステム運用に支障がないことを ご確認ください。 【.zipファイルを解凍するにあたっての注意事項】 本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、下記の手順に従って、ZoneID情報の 確認、削除を行ってください。 ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを行った場合、 適用後のモジュールが正常に動作しません。 Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、またはWindows Server 2003 Service Pack 1以降のInternet Explorerで、[イントラネット] 以外に設定した ゾーンのサイトからダウンロードしたファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与 されるようになりました。 zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにもZoneID情報が 引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、サービス、およびプロセスが 起動しないことがあります。 (1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の確認と変更 1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。 2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。 3)「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。 [ユーザーの構成] − [管理者テンプレート] − [Windowsコンポーネント] − [添付ファイル マネージャ] を選択します。 4) 「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を確認してください。 "有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を非表示にするの プロパティ」画面で "無効" をクリックし、[OK] をクリックします。 "無効" もしくは "未構成" になっている場合は、変更は不要です。 (2) zipファイルのZoneID情報の削除 1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。 2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、[OK] をクリック します。 セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。 このコンピュータを保護するため、このファイルへのアクセス はブロックされる可能性があります。 (3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更 (1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効" から "無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。 1. SystemProvisioningモジュールのインストール 【インストールを行う前に】 インストールを行う前に、現在のSystemProvisioningがインストールされている フォルダ配下のファイルのバックアップを行ってください。 SystemProvisioningがインストールされている既定値のフォルダは、 "C:\Program Files\NEC\PVM" になります。 【インストール手順】 (1) 管理サーバへのログイン (※既にログイン済の場合は本操作は不要です) SystemProvisioningがインストールされている管理サーバにAdministrator権限を 持つユーザ (通常はAdministrator) でログインしてください。 リモートデスクトップ、ターミナルサービス、およびその他リモート管理ソフト ウェアを使用してログインしないでください。 (2) バージョンの確認 以下の方法で製品のバージョンをお確かめください。 1) Webブラウザを起動します。 2) Webブラウザのアドレス欄に以下のURLを入力します。 http://localhost/Provisioning/Default.aspx 3) SigmaSystemCenter Webコンソールが起動し、ログイン画面が表示されます。 SigmaSystemCenter Webコンソールの画面の下に "Version: 2.1-7936, SystemProvisioning 5.1.0023" と表示されていることを確認してください。 4) ログインは行わないで、Webブラウザを閉じてください。 (3) 起動中のアプリケーションの終了 使用しているアプリケーション、Webブラウザをすべて終了してください。 SigmaSystemCenter Webコンソールも終了してください。 (4) IIS Admin Service と関連サービスの停止 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [管理ツール] − [サービス] を選択し、「サービス」画面を起動します。 2) サービス一覧から「IIS Admin Service」で右クリックし、[停止] をクリック します。 <お願い> 「別のサービスの停止」画面で表示されたサービスは、アップデートモジュールの 適用後に再起動する必要があります。 そのため、「別のサービスの停止」画面に表示されたサービス名をメモしておいて ください。その後に [はい(Y)] をクリックしてください。 (5) ソフトウェアの解凍 本ソフトウェア (SSC0201-0003.zip) をSystemProvisioningがインストールされ ている管理サーバの任意のフォルダ (作業フォルダ)にコピーし、解凍してくだ さい。 (6) インストーラの実行 1) SSC0201-0003.zipを解凍したフォルダの下の "SSC0201-0003\PVM" フォルダに 格納されている "Setup.exe" を実行してください。 (作業フォルダ)\SSC0201-0003\PVM\Setup.exe 2) 「SystemProvisioning」画面が表示されます。 [Setup] をクリックします。 ※しばらく時間が掛かります。 3) SystemProvisioningのモジュールが適用されます。 「モジュールの適用が完了しました。」というメッセージが表示されます。 [OK] をクリックします。 ※モジュールの適用が正常に完了しなかった場合、ログファイルの確認を 促す画面が表示されます。 インストール処理を中止し、弊社の担当にお問い合わせください。 4) 「PVMServiceを起動しますか?」というメッセージが表示されます。 [OK] をクリックします。 ※しばらくすると、「SystemProvisioning」画面が自動的に閉じて終了し ます。 (7) IIS Admin Serviceの起動 1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [管理ツール] − [サービス] を選択し、「サービス」画面を起動します。 2) サービス一覧の「IIS Admin Service」を右クリックし、[開始] をクリック します。 <注意> 「(4) IIS Admin Serviceと関連サービスの停止」で「別のサービスの停止」画面 が表示された場合は、IIS Admin Serviceを起動後、メモに控えておいたサービス を手動で起動してください。 また、サービスの中にはPVMServiceの起動時に、既に起動されているものもあり ます。 [開始] が選択できない場合は、「サービス」画面で [F5] キーを押して、表示 内容を更新してください。 (9) パッチ適用状況の確認 以下の方法でパッチ (SSC0201-0003) 適用状況をお確かめください。 1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。 2) "regedit" と入力し、[OK] をクリックしてレジストリエディタを起動します。 3) 左サイドビューでHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\PVMを参照 (クリック) し ます。 4) 左サイドビューにサブキーが表示されます。 以下のサブキーが登録されていることを確認します。 Patch\SSC0201-0003 5) 確認が完了したら、レジストリエディタを終了してください。 以上で、SystemProvisioningのモジュールのインストールは終了です。 OSを再起動する必要はありません。 =============================================================================== アンインストール手順 =============================================================================== アップデートモジュールを適用した後にコンポーネントをアンインストールする場合 は、以下の手順に従って実施してください。 <注意> 本修正パッチのみをアンインストールすることはできません。 1. SystemProvisioningモジュールのアンインストール 【アンインストール手順】 (1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [プログラムの追加と削 除] を選択します。 (2) 「プログラムの追加と削除」画面が表示されます。左ペインから [プログラムの 変更と削除(H)] をクリックします。[現在インストールされているプログラム] から [SystemProvisioning] を選択し、[削除] をクリックします。 画面の指示に従って、削除を行います。 <注意> SystemProvisioningのアンインストール後、Windowsファイアウォールの [例外] タブに [SystemProvisioning] が登録されたままになっている場合、手動で削除する 必要があります。削除するには、SystemProvisioningのアンインストール後、以下の 手順を実施してください。 (1) [スタート] メニューから [コントロールパネル(C)] − [Windows ファイアウォール] を選択します。 (2) 「Windowsファイアウォール」画面が表示されます。[例外] タブを選択し、[プロ グラムおよびサービス(P):] グループボックスの [SystemProvisioning] チェック ボックスをオンにします。 (3) [削除(D)] をクリックします。 (4) 確認ダイアログボックスが表示されます。[はい(Y)] をクリックします。 (5) [OK] をクリックし、「Windowsファイアウォール」画面を閉じます。 =============================================================================== リリースモジュール一覧 =============================================================================== 本ソフトウェアにてリリースするモジュールは以下となります。 下記のファイルは、すべて、既存のファイルと置き換えとなります。 SystemProvisioningインストールフォルダ配下 (既定値: C:\Program Files\NEC\PVM\) bin\StorageProvider.dll 98,034 バイト 2009/3/17 16:00 bin\ja\StorageProvider.resources.dll 3,584 バイト 2009/3/17 16:00 -------------------------------------------------------------------------------- 【ソフトウェアのご使用条件】 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する 権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許 諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し ます。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他 の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了 後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、SigmaSystemCenter を使用している場合にのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 3.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備 える目的でのみ保管することができます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著 作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは できません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル 等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ りません。 4.許諾プログラムの移転等 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の 権利を譲渡することができます。 (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾 プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切 保持しないこと。 (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使 用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで きません。 5.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ ルすることはできません。 6.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関 し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、 弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。 お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 7.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対 してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。 8.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許 諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては なりません。 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決 するものとします。 -------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2009