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WebSAM DeploymentManager - Ver6.3の強化ポイント

Ver6.31 機能強化ポイント

DPM Ver6.30からVer6.31への主な新規追加機能、および機能強化点は以下のとおりです。

  • サポート拡大
    • 管理対象マシンのOSとして、Red Hat Enterprise Linux 7に対応しました。
    • Webコンソールに使用できるブラウザとして、Internet Explorer 9/10の標準モードに対応しました。
    • JRE 8に対応しました。
      PackageDescriber、またはイメージビルダ(OSクリアインストール用パラメータファイルを作成する場合、またはディスク複製OSインストール(Linux)用情報ファイルを作成する場合)を動作させることができます。
  • 運用性強化
    • UEFIモードの管理対象マシンへのOSクリアインストールに対応しました。
    • バックアップシナリオの作成時に、作成するイメージの使用用途(ディスク複製OSインストール用、または復旧用イメージ)を指定できるようになりました。
    • バックアップ/リストアシナリオで、複数のディスクを指定できるようになりました。
      これにより、OSのシステムディスクが複数にまたがった場合などでも、一つのシナリオでバックアップ/リストアを行うことができるようになりました。
    • Windows高速化パラメータファイルの大量作成に対応しました。
    • ビルトインシナリオで管理対象マシンの以下の情報を変更できるようになりました。
      - IPv4アドレス
      - ゲートウェイ
      - DNS
      - WINS
      - マシン名
      - マシンの管理者パスワード
      (Windows OSは、Windows Server 2008/Windows Vista以降、Linux OSは、Red Hat Enterprise Linux 6以降、SUSE Linux Enterprise 10以降の管理対象マシンに対応しています。)
    • イメージビルダでWindowsのパッケージ作成/修正の際、MS番号の指定に「-」「.」「_」が使用できるようになりました。
      (従来、PackageDescriberを使用する必要がありました。)
    • シナリオ追加/編集画面の「パッケージ」タブのセットアップパラメータの指定について、以下に対応しました。
      - DPM固有の変数(MACアドレス、UUID、IPアドレス、マシン名)を指定できるようになりました。
      - 1つのパッケージに対して128KByteまで指定できるようになりました。また、1つのシナリオに対しては、合計2MByteまで指定できるようになりました。

Ver6.3 機能強化ポイント

Ver6.21からVer6.3への主な新規追加機能、および機能強化点は以下のとおりです。

  • サポート拡大
    • DPMサーバ、イメージビルダ(リモートコンソール)、DPMコマンドライン、パッケージWebサーバ、PackageDescriberのOSとして、以下に対応しました。
      - Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
    • 管理対象マシンのOSとして、以下に対応しました。
      - Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
      - Windows 8.1 Pro/Enterprise
    • 管理対象マシン(仮想環境)として、以下に対応しました。
      - Windows Server 2012 R2 Hyper-V
      - vSphere 5.5
    • Webコンソールに使用できるブラウザとして、Internet Explorer 11に対応しました。
    • バックアップ対象のファイルシステムとしてext4に対応しました。これによりext4で構成されたディスクの有効セクタバックアップが可能になりました。
  • 運用性強化
    • ディスク複製OSインストール(Windows)において、複製完了時に任意のコマンドを実行できるようになりました。
    • 管理サーバ上の任意のファイルを管理対象マシンの任意のフォルダに配信できるようになりました。またWebコンソールから、管理対象マシン上の任意のファイルを削除できるようになりました。これにより、パッケージやシナリオを作成することなく、ファイルの配信/削除が可能になりました。
    • リストアシナリオにおいてフルセクタオプションの指定が不要になりました。有効セクタかフルセクタかはバックアップイメージからDPMが自動で判断して処理するようになりました。
    • PackageDescriberでパッケージを作成する際に、そのパッケージを配信するマシングループを指定できるようになりました。これにより、あるマシングループのみに配信するなどの制御が行えるようになりました。また、依存情報/識別情報として、「REG_EXPAND_SZ」レジストリ、「REG_MULTI_SZ」レジストリ、ファイルサイズ、日時を指定できるようになりました。
    • 従来のディスクビューアに代わり、Webコンソールから管理対象マシンのディスク構成を確認できるようになりました。