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WebOTXイイトコ!!特集
アプリケーションサーバのチューニングは、難しいっていうイメージありませんか?複数の項目を正しく設定しないと期待した性能がでないといった場合もありますよね。チューニング項目が一度に確認できるような機能があれば便利だと思いませんか?安心してください!WebOTXでは「チューニング補助機能」を使用することで関連設定項目の値を考慮した設定を簡単に実施することができます。
チューニングしてみよう!
システム構築の最終段階で性能測定を実施したら、性能が出なかった! システムによって性能要件は異なり、WebOTXデフォルトの設定のままだと性能要件を満たすことが出来ない場合があります。そんな場合はWebOTXに対してチューニングを実施しましょう。
楽々!WebOTXチューニング!
WebOTXでは関連するチューニング項目すべてをチェックしてくれる機能を提供していますよ!チューニングするときに値を設定するsetコマンドにcheckオプションとdetailオプションを付けて実行すると関連する設定項目の推奨条件も提示してくれるので、漏れなく設定することが可能ですよ。
設定値をミスしないために。キャンセル機能も搭載!
設定値をミスしないために、setコマンドのcancelableオプションにtrueを指定することで、誤った設定をしようとした場合に設定変更を中止してくれます。このオプションを使えば設定ミスを事前に防ぐことができるのでとても便利です。
実践してみよう!
例えば、アプリケーションの同時処理数にボトルネックが判明。じゃあ、Webサーバのリクエスト同時処理数だけ変更すれば解決するのかな?他に変更するパラメータはないのか、パラメータに設定する数値の大小も関係ないのか、考慮する点はたくさんあります。 例えば、Webサーバの同時リスクエスト受付数とWebサーバとWebコンテナ間のコネクション数の関係を調べてみましょう。以下のコマンドを実行するとWebサーバ – Webコンテナ間のコネクション数を変更しようとしたけれども、Webサーバの同時接続数も関連パラメータだったのでそちらにも適切な値を設定するようにコメントが表示されています。
otxadmin> set --check=true --detail=true --cancelable=true server.web-container.plugin-config.plugin-pool-size=300
OTX01080003: この属性に関連する属性の中に、推奨条件を満たさない属性があります。
推奨条件: server.web-container.plugin-config.plugin-pool-size <= server.WebServer.MaxClients
NG: server.WebServer.MaxClients = 250
属性値を変更するためには以下のコマンドを実行してください。
set server.WebServer.MaxClients=属性値
このように、関連するパラメータ一覧と各パラメータの大小を表示してくれます。 この機能を有効活用することで、チューニングなんてもう難しくない!
提供製品・バージョン
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WebOTX Application Server V9.3~
参考
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Application Server > 高度な管理と運用サイクルガイド > 2.11. チューニング補助機能
キーワード
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WebOTX
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チューニング
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関連設定項目
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簡単設定