開発環境では問題なかったのに、実際に運用に入ってみると、開発環境では発生しなかったコトが…！
そんなわけで今回はWindowsサーバを利用している方々からの問い合わせ内容を元に、ちょっとしたFAQをご紹介します！

OSをシャットダウン時に下記のような警告メッセージがイベントログなどに出力されることはありませんか？これはWebOTXサービスを停止していない状態でOSのシャットダウンが実行されたからかも。

そんな場合は、Windowsの機能であるシャットダウンスクリプトにWebOTXのサービス停止を登録することでOSのシャットダウンと連動してWebOTXのサービスを停止できるようになります！

WebOTX Application Serverをインストールした場合、インストールした構成によって異なりますが、3種類のWindowsサービスが登録されます。

• WebOTX Agent Service
  … WebOTXの全体を管理するサービスです。
• WebOTX WebServer 2x
  … WebOTX Webサーバをインストールした際にドメイン毎に作成されるサービスです。意識して操作する必要はありません。
• WebOTX TPBASEadm
  … WebOTX Application Server V8以前を使用しており、かつExpressより上位のエディションをインストールした際に作成されるサービスです。

このため、『WebOTXの再起動』を行う場合に、実行することは『WebOTX Agent Service』の再起動となります。

手元の環境で確認していたときは問題なかったのに、いざアプリケーションを動かしてみると、ネットワークドライブにアクセスできないと表示されたことはありませんか？
これは、WebOTX Agent ServiceがWindowsサービスとして起動していることが影響しているかもしれません。
Windowsのサービスで起動した場合、そのサービスが起動しているセッションと、ユーザがログインしているセッションは別のものとして扱われます。 この結果、ネットワークドライブのマウント情報もそれぞれ別に扱われます。

サービスが起動しているセッション上でネットワークドライブにアクセスするためには、そのセッション上でマウント処理を行う必要があります。
こんな場合は『スクリプトマネージャ機能』を使用することでサービスが起動しているセッション上でネットワークドライブをマウントすることができます。

今回ご紹介した内容とは別に、他にもNECサポートポータルの下記URLにてFAQを公開しています！
https://www.support.nec.co.jp/ListSupportFAQ.aspx

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