Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
UNIVERGE IXシリーズ ゼロコンフィグモデル
ゼロコンフィグモデルに関するFAQ
Q.1-1 既に標準モデルのIXルータを導入しているのですが、バージョンアップでゼロコンフィグ機能を利用できるようになりますか?
利用できません。
ゼロコンフィグ機能を利用するためには、ゼロコンフィグモデルのIXシリーズをお買い求めいただく必要があります。
Q.1-2 ゼロコンフィグモデルでも、コンソールやtelnetでコマンドを実行することはできますか?
ゼロコンフィグ機能の有効時、コンソールやtelnetで実行可能なコマンドは、装置の再起動と一部の保守運用コマンドに制限されます。
■実行可能なコマンド
- オペレーションモード
- restart、reload
- configure、enable-config、svintr-config
- help
- exit
- グローバルコンフィグレーションモード
- configure
- show tech-support
- show logging
- clock (show clock)
- terminal length
- terminal speed
- terminal width
- exit
Q.1-3 ゼロコンフィグ機能の有効時は、本装置の電源off/onが発生するたびに、設定情報(コンフィグ)を管理サーバからダウンロードするのですか?
はい。本装置の電源が切断(off)されると、装置内に記憶されていた設定情報(コンフィグ)は完全に消滅します。
再び装置の電源が投入(on)されると、本装置はインターネット回線に自動的に接続し、管理サーバから設定情報(コンフィグ)をあらためて取得します。
Q.1-4 ゼロコンフィグ機能を利用するためには、管理サーバに各装置のID(Distribution-ID)を登録する必要がありますが、どこで確認できますか?
梱包箱のラベル、及び、装置底面の銘板ラベルで確認できます。
Q.1-5 ゼロコンフィグモデルと標準モデルで、ゼロコンフィグ機能以外に使用可能な機能に差分はありますか?
ゼロコンフィグ機能の有効時、以下の機能・コマンドは使用できません。
- Web-GUI機能
- スケジューラ機能
- USBメモリ保守機能
- Flashメモリへのアクセスが発生するコマンド
- write memory、tftp、など
- ライセンス管理コマンド
- license、など
Q.1-6 ゼロコンフィグ機能を利用するためには、必ずインターネット回線が必要ですか?
閉域網でも、ゼロコンフィグ機能を利用することが可能です(ソフトウェアver.8.2以降)。
ただし、以下の条件をクリアする必要があります。
- 閉域網とインターネットがNAT機器(ルータ、ファイアウォール)で接続されていて、閉域網内にある各ゼロコンフィグモデルが、インターネット上にある管理サーバとそのNAT機器を経由して通信可能なこと。
- 閉域網に設置される各ゼロコンフィグモデルに対し、WAN側IPアドレスの自動設定(DHCPなど)が行われること。
Q.1-7 ゼロコンフィグモデルでゼロコンフィグ機能を無効化することはできますか?
Q.1-8 ゼロコンフィグ通信中の状態を装置前面の表示ランプで確認できますが、各表示状態の意味を教えてください。
「IX2000シリーズ取扱説明書 2.準備と設置 接続の手順」をご確認ください。
Q.1-9 ゼロコンフィグ機能を使用する場合、インターネット回線に接続するポートはあらかじめ決められているのですか?
はい。ゼロコンフィグ機能では、インターネット上に存在する管理サーバと通信するLANポートがあらかじめ決められています。
ゼロコンフィグモデルを現地に設置する際には、以下のLANポートをインターネット回線に接続してください。
- IX2106-Z : GigaEthernet0
- IX2215-Z : GigaEthernet0
- IX3110-Z : GigaEthernet0