サイト内の現在位置を表示しています。

UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ

UNIVERGE IX3010」は、2015年4月28日をもちまして販売を終了しました。
後継機種は「UNIVERGE IX3015」です。

詳細は「「UNIVERGE IX3015」の販売開始、及び「UNIVERGE IX3010」販売終了のご案内」をご参照ください。

UNIVERGE IX3010(販売終了製品)

UNIVERGE IX3010

製品情報

機種名 UNIVERGE IX3010
品名コード BE102976
希望小売価格(税別) 338,000円

多様な回線サービスに対応するセンタ用ルータ

「UNIVERGE IX3010」は、イーサネットによるブロードバンド回線への接続機能に加えて、デジタル専用線やISDN回線(INSネット64、INSネット1500)(※1)にも対応するセンタ用ルータです。

「IX3010」は拡張スロットを3スロット備えており、お客様のネットワーク構成に応じて必要な回線インタフェースを選択することができます。例えば、本装置に「4BRI-STカード」や「T1カード」を実装することにより、本装置をISDNバックアップ(※1)の集線ルータとして利用することも可能です。

「IX3010」は、IPsecを利用したVPNのセンタ用ルータにも適しています(※2)。IPsecは最大512対地まで収容可能です。また、オプションの「2GE-Tカード」を実装することにより、高速な1Gbpsギガビット回線を利用することも可能で、センタ回線の増速にも対応します。


豊富な回線インタフェースカード

4BRI-STカード

4BRI-STカード(品名コード:BE102977)
BRI(S/T)ポートを4ポート装備し、デジタル専用線、ISDN-BRI(※1)との接続が可能です。
「IX3010」に最大2枚実装可能

T1カード

T1カード(品名コード:BE000221)
192kbps~1.5Mbpsのデジタル専用線、ISDN-PRI(※1)、専用線多重サービス(※1)との接続が可能です。
「IX3010」に最大2枚実装可能。

4FE SW-HUBカード

4FE SW-HUBカード(品名コード:BE103438)※販売終了
4ポートスイッチングハブの拡張カード。ポートベースVLAN機能により、4つのサブネットを構成することが可能です。
「IX3010」に最大1枚実装可能。

2GE-Tカード

2GE-Tカード(品名コード:BE103439)※販売終了
10/100/1000BASE-Tポートを2ポート持つ拡張インタフェースカード。
「IX3010」に最大1枚実装可能(拡張スロット1のみ)。

SUアダプタモジュール

SUアダプタモジュール(BE000227)※販売終了
拡張インタフェースカードを拡張スロット3(SU)に取り付ける場合は、SUアダプタモジュールが必要。


電源二重化対応による高信頼性

冗長AC電源キット

冗長AC電源キット(BE000220)
内蔵型電源による二重化に対応しています。ホットスワップに対応し、本装置の電源をOFFにすることなく増設/交換が可能です。

冗長AC電源キット

高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能

19インチラックマウントキット

ラックマウントキット(標準添付)
19インチラックEIA/JIS両規格に対応する1Uサイズのラックマウントキットを標準添付。

使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性

Web-GUI」による各種メンテナンス機能にも対応しており、ルータの稼動状態表示や、ソフトウェアのバージョンアップ、設定情報の確認などを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します。(※)

 ※「IX2105」、「IX2207」が対応しているWeb-GUIを使用した設定機能には対応しておりません。

IX3010 Web-GUI表示例

安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適

帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応(ver.8.7以降)

データコネクト

「IX3010」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。

必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。


企業のコンプライアンス強化に最適

端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」に対応。管理されていない不正端末のネットワークアクセスを制限します。

また、PC検疫システム(※)との連携により、セキュリティポリシーにコンピュータが合致しているかを検証。健全でないと判断されたコンピュータは、通信可能な宛先を検疫用のネットワークのみに制限します。

※Microsoft 「Network Access Protection(NAP)」と連携


柔軟なネットワーク設計が可能

IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。

また、広域イーサネットで大規模ネットワークを実現する「BGPルートリフレクタ」に対応しています。


IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適

2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。

 IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
https://www.ipv6ready.org/

Logo ID Product Category IPv6 Ready Logo Phase.2
02-CS-000112 Router、IPsec SGW、IPsec End-Node

通信の品質を高める機能を各種搭載

ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP(※1)」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。


データ・音声統合環境でも安心

音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。

UNIVERGE IX3010の特徴

優れた転送性能 最大850MbpsのIPv4基本性能、
最大260MbpsのIPsec性能(AES256/SHA1)(※2
拡張インタフェースカードによる柔軟なポート構成
10/100BASE-TX x 最大6ポート
・基本部2ポート
・「4FE SW-HUBカード」実装により最大6ポート
10/100/1000BASE-T × 最大2ポート
・「2GE-Tカード」実装時
BRI × 最大8ポート
・「4BRI-STカード」を2枚実装時
・INSネット64回線を8本収容して、同時16対地とISDN通信を行うことが可能(※1
PRI × 最大2ポート
・「T1カード」を2枚実装時
・INSネット1500回線を2本収容して、同時46対地とISDN通信を行うことが可能(※1
データコネクト対応 「NGNオンデマンドVPN機能」により、
データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能
ブリッジ機能 トランスペアレントブリッジ
Ethernet over IPブリッジ(EtherIP)
ISDNバックアップに最適 ISDN接続先を最大512個登録可能
各種ルーティング機能 IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4
IPv6:RIPng、OSPFv3
最大セッション数 NAPT利用時:65,535
マルチキャスト IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM
IPv6:MLDプロキシ
L2-VPN、L3-VPN IPsecトンネル:最大512対地
EtherIPトンネル:最大50対地
QoS機能 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ
帯域制御:シェーピング
IPv6 IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品
端末認証機能 IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能、
PC検疫機能に対応
保守運用 Web-GUIを使用したメンテナンス機能
SNMPv1/v2c対応
sFlow対応
プログラムファイル2面管理機能
環境への配慮 RoHS指令準拠
電源二重化対応による高信頼性 内蔵型電源による二重化対応
装置の電源をOFFすることなく増設/交換が可能
優れた設置性 高さ1Uサイズで19インチラックに搭載可能
  • ※1
    「IX3010」で、VRRP機能、専用線多重、ISDN-PRI(INSネット1500)、ISDN-BRI(INSネット64)を利用するためには、「IX3000機能拡張ソフトウェアセット(BE000214)※販売終了」が必要です。
  • ※2
    「IX3010」で、内蔵H/WチップによるIPsec処理の高速化を実現するためには、「IX3000 IPsec高速化拡張ソフトウェアセット(BR000215)※販売終了」が必要です。