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UNIVERGE IXシリーズ 製品ラインナップ
UNIVERGE IX2025(販売終了製品)
「UNIVERGE IX2025」と「UNIVERGE IX2025-Z」は、2017年3月31日をもちまして販売を終了しました。
後継機種は「UNIVERGE IX2215」です。
製品情報
機種名 | UNIVERGE IX2025 |
品名コード | BE107145 |
希望小売価格(税別) | 115,000円 |
回線冗長に対応した拠点用ルータ
「UNIVERGE IX2025」は多様なニーズに1台で対応可能な、10/100BASE-TXポートを6ポート、BRIポートを1ポート持つ拠点用ルータです。
VoIPによる音声系とデータ系のセグメント分離やDMZの構築、メイン回線の障害に備えNGN(データコネクト)やISDNをバックアップとした回線冗長を1台で実現できます。
DSU内蔵
BRIポートは切り離し可能なDSUを内蔵。
内蔵DSU、外付けDSUのどちらでも利用可能です。
優れた設置性
スタンドキット(品名コード:BE104398)
縦置きに設置するためのスタンドキット
ジョイントキット(品名コード:BE105075)
二段重ね用ジョイントキット。
1セットでIX2215、IX2025を2台まで積み重ね可能。
19インチラック取付棚1U3
(品名コード:BE113930)
EIA/JIS規格1Uサイズ。1セットで「IX2215」、「IX2207」、「IX2025」を最大2台、「IX2105」を最大3台搭載可能。
高温環境、無人環境での安定運用を実現
動作保証温度を最大45℃に拡大(従来機種は最大40℃)。
盗難防止用鍵取り付け穴を実装し、物理的な盗難から防御することで、重要な機密情報である「ルータの設定情報」の漏えいを防ぎます。
使いやすいユーザインタフェースによる高い保守運用性
ネットワークの状態を示す「VPNランプ、PPPランプ、BAKランプ」の追加で、目視により接続状態を把握することが可能です。
●VPN:VPN(IPsec)の接続状態を表示
●PPP:PPPセッションの接続状態を表示
●BAK:冗長構成時の迂回状態を表示
また、「Web-GUI」による各種メンテナンス機能にも対応しており、ルータの稼動状態表示や、ソフトウェアのバージョンアップ、設定情報の確認などを行うことが可能。ルータ運用の容易化を実現します。(※)
※「IX2105」、「IX2207」が対応しているWeb-GUIを使用した設定機能には対応しておりません。
グリーンIT対応
「IX2025」では、従来機種と比較して消費電力や使用金属量を削減を行いました。
地球温暖化防止 |
従来機種(IX2015)と比較して、最大消費電力を約25%削減
更に、使用しないLANポート、SW-HUBポートを物理的にシャットダウンすることで、消費電力量を抑制できます。 |
資源循環 |
従来機種(IX2015)と比較して、使用金属量を約10%削減しました。 |
グリーン化 |
特定有害物質の使用制限を規定する「欧州RoHS指令」に対応しています。 |
安全性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築に最適
帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」に対応
「IX2025」は、「データコネクト」サービスを利用した拠点間接続機能(NGNオンデマンドVPN機能)に対応。
必要なときだけ『帯域が確保されたデータ通信用セッション』を確立することができるため、ISDN回線よりも高速なバックアップ回線として最適です。
企業のコンプライアンス強化に最適
端末認証機能として、「IEEE802.1X」と「MACアドレス認証」に対応。管理されていない不正端末のネットワークアクセスを制限します。
また、PC検疫システム(※)との連携により、セキュリティポリシーにコンピュータが合致しているかを検証。健全でないと判断されたコンピュータは、通信可能な宛先を検疫用のネットワークのみに制限します。
※Microsoft 「Network Access Protection(NAP)」と連携
レイヤ2VPNを実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応
IPのみに対応する安価なブロードバンド回線を使用して、レイヤ2ネットワークの構築を実現する「Ethernet over IP(EtherIP)」に対応しています。
IPv4アドレス枯渇を見据えたIPv6ルータとして最適
2011年4月、日本国内のIPアドレスを管理するJPNICは、新たに割り振り可能なIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表しました。在庫の枯渇により、すぐにインターネットが利用できなくなることはありませんが、より豊富なアドレス空間を有する“IPv6”への移行が唯一の恒久対策とされています。
IPv6機能に関して、より高い適用性と実用性を認定する「IPv6 Ready Logo Phase-2」を取得済みの「UNIVERGE IXシリーズ」は、将来のIPv6導入を見据えた製品として最適です。
(https://www.ipv6ready.org/)
Logo ID | Product Category | |
02-CS-000112 | Router、IPsec SGW、IPsec End-Node |
通信の品質を高める機能を各種搭載
ICMP Echoパケットを使ってネットワーク障害を検知し、バックアップ回線への経路切り替えを実現するUNIVERGE IXシリーズ独自技術「ネットワークモニタ機能」をはじめ、「VRRP」、「RIP/OSPF/BGP4」、「PIM-SM」など、経路冗長化を実現する主要技術を豊富にサポート。
データ・音声統合環境でも安心
音声などのリアルタイムトラフィックを確実・低遅延に配送しつつ、データトラフィックの効率的な転送を実現する「LLQ(Low Latency Queuing)」をはじめとする送信優先制御機能に加え、「L2-QoS機能(CoS制御)」、「トラフィックシェーピング」などにより、高品質なネットワークの構築が可能です。
ミラーリング/QoS機能対応の高機能L2スイッチを内蔵
ミラーリング機能は、特定のHUBポートを「ミラーリングポート」もしくは「モニタポート」に指定し、モニタポートを通過するトラフィックをコピーしてミラーリングポートから出力する機能です。
パケットキャプチャによるトラブル解析などに役立ちます。
QoS機能は、HUBポート毎に優先度を設定し、特定のHUBポートで受信したトラフィックを優先することができる機能です。
例えば、HUBポートの1つを音声端末接続用ポートとして優先させることで、データ系トラフィックの輻輳時にも音声を確実に転送し、高品質なIP電話環境を実現できます。
UNIVERGE IX2025の特徴
優れた転送性能 | 最大200MbpsのIPv4基本性能、 最大200MbpsのIPsec性能(AES256/SHA1)(※) (※)カプセル化によるオーバー・ヘッドを含む |
拡張性の高いポート構成 | 10/100BASE-TX × 6ポート (うち4ポートはスイッチングハブ) |
高機能4ポート スイッチングハブ内蔵 |
ポートベースVLAN リンクアグリゲーション機能 QoS(優先制御)機能 ミラーリング機能 |
データコネクト対応 | 「NGNオンデマンドVPN機能」により、 データコネクトサービスを利用した拠点間接続が可能 |
ブリッジ機能 | トランスペアレントブリッジ Ethernet over IPブリッジ(EtherIP) |
各種ルーティング機能 | IPv4:RIPv1/v2、OSPFv2、BGP4 IPv6:RIPng、OSPFv3 |
最大セッション数 | NAPT利用時:65,535 |
マルチキャスト | IPv4:IGMPプロキシ、PIM-SM IPv6:MLDプロキシ |
IPsec VPN (レイヤ3 VPN) |
IPsecトンネル:最大128対地 ダイナミックVPN対応(最大64対地) |
レイヤ2 VPN | EtherIPトンネル:最大10対地 |
QoS機能 | 送信優先制御方式:PQ/CBQ/LLQ 帯域制御:シェーピング QoS対応のスイッチングハブを搭載 |
IPv6 | IPv6 Ready Logo Phase.2取得製品 |
端末認証機能 | IEEE802.1X認証、MACアドレス認証機能、 PC検疫機能に対応 |
保守運用 | ネットワーク状態表示ランプ(VPN/PPP/BAKランプ) Web-GUIを使用したメンテナンス機能 SNMPv1/v2c対応 sFlow対応 プログラムファイル2面管理機能 |
環境への配慮 | 動作保証温度を最大45℃に拡張 ファンレス設計 RoHS指令準拠 |
省エネ設計 | 消費電力13VA(9W)以下 未使用LANポートのシャットダウン機能を実装 |
優れた設置性 | 電源内蔵モデル 縦置き用のスタンドキット(オプション) 重ね置き用のジョイントキット(オプション) 19インチラック取付棚(オプション) |
L2-VPN、L3-VPN | IPsecトンネル:最大128対地 EtherIPトンネル:最大10対地 |