11.5. RIPng
コマンド一覧
コマンド |
コマンドの機能 |
|---|---|
ipv6 rip distribute-list |
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ipv6 rip enable |
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ipv6 rip metric-offset |
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ipv6 rip neighbor |
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ipv6 rip receive |
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ipv6 rip receive-default |
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ipv6 rip send |
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ipv6 rip send-default |
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ipv6 rip split-type |
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ipv6 router rip |
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distance |
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redistribute |
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show ipv6 rip |
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show ipv6 rip database |
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show ipv6 rip interface |
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show ipv6 rip neighbor |
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show ipv6 rip statistics |
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clear ipv6 rip process |
|
clear ipv6 rip statistics |
11.5.1. 経路フィルタ機能
- [入力形式]
- ipv6 rip distribute-list TARGET PREFIX-LIST [ DIRECTION ]no ipv6 rip distribute-list TARGET PREFIX-LIST [ DIRECTION ]
- [パラメータ]
TARGET...経路フィルタを適用する対象
prefix ... 経路に対してフィルタを適用します。
gateway ... 隣接ルータに対してフィルタを適用します。
PREFIX-LIST...プレフィックスリスト名
31文字以内の文字列
DIRECTION... 適用する方向(上記オプションでprefixを指定した場合のみ有効)
in ... 受信した経路情報に対してフィルタを適用します。
out ... 送信する経路情報に対してフィルタを適用します。
- [説明]
経路フィルタを設定します。
- TARGETでprefixを指定した場合DIRECTIONでinを指定した場合は受信ルートに対してoutを指定した場合は送信ルートに対してPREFIX-LISTで指定したフィルタが適用されます。
- TARGETでgatewayを指定した場合隣接ルータに対してPREFIX-LISTで指定したフィルタが適用されます。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip distribute-list prefix list1 inno ipv6 rip distribute-list prefix list1 in
- [ノート]
なし
11.5.2. RIPngインタフェースの登録
- [入力形式]
- ipv6 rip enableno ipv6 rip enable
- [パラメータ]
なし
- [説明]
インタフェースでRIPngを使用します。
- [デフォルト値]
使用しない
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip enableno ipv6 rip enable
- [ノート]
- グローバルコンフィグモードでの ipv6 router rip コマンドで RIPng ルーティングが開始されている必要があります。
11.5.3. インタフェースコスト設定
- [入力形式]
- ipv6 rip metric-offset METRICno ipv6 rip metric-offset [ METRIC ]
- [パラメータ]
METRIC...メトリックに加算するオフセット値
範囲: 1〜16
- [説明]
インタフェースにおけるメトリックのオフセット値を設定します。
- [デフォルト値]
1
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip metric-offset 3no ipv6 rip metric-offset 3
- [ノート]
なし
11.5.4. 隣接ルータ登録
- [入力形式]
- ipv6 rip neighbor ADDRESSno ipv6 rip neighbor ADDRESS
- [パラメータ]
ADDRESS...隣接ルータのリンクローカルアドレス
- [説明]
- RIPng の隣接ルータを登録します。登録された隣接ルータに対してはユニキャストでパケットを送信します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip neighbor fe80::0200:4cff:fe37:34dcno ipv6 rip neighbor fe80::0200:4cff:fe37:34dc
- [ノート]
ipv6 rip send unicast が指定されている場合のみ送信されます。
11.5.5. RIPng受信設定
- [入力形式]
- ipv6 rip receiveno ipv6 rip receive
- [パラメータ]
なし
- [説明]
インタフェース毎のRIPng経路情報の受信動作を設定します。
- [デフォルト値]
RIPng経路情報を受信する(ipv6 rip receive)
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip receiveno ipv6 rip receive
- [ノート]
なし
11.5.6. デフォルトルート受信設定
- [入力形式]
- ipv6 rip receive-defaultno ipv6 rip receive-default
- [パラメータ]
なし
- [説明]
デフォルトルートを受信します。
- [デフォルト値]
受信する(ipv6 rip receive-default)
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip receive-defaultno ipv6 rip receive-default
- [ノート]
なし
11.5.7. RIPng送信設定
- [入力形式]
- ipv6 rip send [ unicast [ only ] ]no ipv6 rip send [ unicast [ only ] ]
- [パラメータ]
unicast...隣接ルータ登録されているルータに対してユニキャスト送信を行います。
only...ユニキャスト送信を行います。
- [説明]
インタフェース毎のRIPng経路情報の送信動作を設定します。
- [デフォルト値]
RIPng経路情報を送信する。(ipv6 rip send)
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip sendipv6 rip send unicastipv6 rip send unicast onlyno ipv6 rip send
- [ノート]
なし
11.5.8. デフォルトルート送信設定
- [入力形式]
- ipv6 rip send-default [ only ]no ipv6 rip send-default [ only ]
- [パラメータ]
only...デフォルトルートのみを送信します。
- [説明]
- デフォルトルートの送信動作を設定します。only オプションを指定した場合、デフォルトルートのみを送信します。
- [デフォルト値]
送信する(ipv6 rip send-default)
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip send-default onlyno ipv6 rip send-default
- [ノート]
なし
11.5.9. Split Horizon タイプの設定
- [入力形式]
- ipv6 rip split-type TYPEno ipv6 rip split-type [ TYPE ]
[パラメータ]
TYPE ... Split Horizon タイプ
split-horizon ... Split Horizon処理を行います。
経路情報をどのインタフェースから受信したかを記録し、そのインタフェースからその情報を送出しないようにします。 poisoned-reverse ... Split Horizon with Poisoned Reverse処理を行います。経路を受信したインタフェースには、その経路を無限遠で送出します。 none ... 何もしません。経路を受信したインタフェースにも、その経路を送出します。
- [説明]
Split Horizon タイプを設定します。
- [デフォルト値]
poisoned-reverse
- [実行モード]
インタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 rip split-type poisoned-reverseno ipv6 rip split-type
- [ノート]
なし
11.5.10. RIPng起動・RIPngコンフィグモード移行
- [入力形式]
- ipv6 router ripno ipv6 router rip
- [パラメータ]
なし
- [説明]
RIPngルーティングを開始し、RIPngコンフィグモードに移ります。
- [デフォルト値]
停止
- [実行モード]
グローバルコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- ipv6 router ripno ipv6 router rip
- [ノート]
- インタフェースコンフィグモードの ipv6 rip enable コマンドと併用する必要があります。
11.5.11. ルーティングプロトコル間の優先順位設定
- [入力形式]
- distance DISTANCEno distance [ DISTANCE ]
- [パラメータ]
DISTANCE...優先順位の値(小さい値ほど高優先)
範囲: 10〜255
- [説明]
- ルーティングプロトコル間の優先順位を設定します。
- [デフォルト値]
120
- [実行モード]
RIPngコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- distance 200no distance 200
- [ノート]
- 設定を有効にするには、clear ipv6 rip processを実行する必要があります。
11.5.12. 経路再配信設定
- [入力形式]
- redistribute PROTOCOL [ PROCESS-ID ] [ metric METRIC ] [ tag TAG ]no redistribute PROTOCOL [ PROCESS-ID ] [ metric METRIC ] [ tag TAG ]
- [パラメータ]
PROTOCOL...再配信する経路の種類
static ... スタティックルート
connected... RIPv2 が動作していないインタフェースのダイレクトルート
ospf... OSPF経路
PROCESS-ID...プロセスID
PROTOCOL にて ospf を指定時に入力
範囲: 1〜65535
METRIC...再配信にて使用するメトリック値
範囲: 1〜16
TAG...再配信にて使用するTAG値
範囲: 0〜65535
デフォルト値: 0
- [説明]
他プロトコルの経路を再配信します。
- [デフォルト値]
再配信しない
- [実行モード]
RIPngコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator
- [入力例]
- redistribute staticno redistribute static
- [ノート]
- 再配信で使用されるメトリック値の優先順位は、メトリックオプション>デフォルトメトリック設定>経路のメトリック値となります。
- [IX2000/IX3000シリーズ差分]
route-mapオプション未対応
11.5.13. RIPng状態表示
- [入力形式]
show ipv6 rip
- [パラメータ]
なし
- [説明]
現在のRIPngグローバル情報、統計情報、インタフェース情報、隣接ルータ情報を表示します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
show ipv6 rip
- [ノート]
- グローバルコンフィグモードで実行された場合、グローバル情報、統計情報、全インタフェース情報、全隣接ルータ情報を表示します。
- インタフェースコンフィグモードで実行された場合、グローバル情報、統計情報、該当インタフェース詳細情報、該当インタフェース上の隣接ルータ詳細情報を表示します。
- [IX2000/IX3000シリーズ差分]
Originating default表示未サポート
Distribution filtering表示未サポート(インタフェース単位での表示はサポート)
11.5.14. インタフェースごとの経路情報表示
- [入力形式]
show ipv6 rip database [ INTERFACE ]
- [パラメータ]
INTERFACE...インタフェース名
- [説明]
- インタフェースごとの送信経路情報を表示します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
show ipv6 rip database GigaEthernet0.0
- [ノート]
- インタフェース名が指定された場合指定されたインタフェースの情報を表示します。
- グローバルコンフィグモードでインタフェース名の指定なしで実行された場合全インタフェース情報を表示します。
- インタフェースコンフィグモードでインタフェース名の指定なしで実行された場合編集中のインタフェースに関する情報のみを表示します。
11.5.15. RIPngインタフェース情報表示
- [入力形式]
show ipv6 rip interface [ INTERFACE ]
- [パラメータ]
INTERFACE...インタフェース名
- [説明]
現在のRIPngインタフェース情報を表示します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
show ipv6 rip interface GigaEthernet0.0
- [ノート]
- インタフェース名が指定された場合指定されたインタフェースの情報が表示されます。
- グローバルコンフィグモードでインタフェース名の指定なしで実行された場合全インタフェース情報を表示します。
- インタフェースコンフィグモードで、インタフェース名の指定なしで実行された場合編集中のインタフェースに関する情報のみを表示します。
11.5.16. 隣接ルータ情報表示
- [入力形式]
show ipv6 rip neighbor [ INTERFACE ]
- [パラメータ]
INTERFACE...インタフェース名
- [説明]
現在のRIPng隣接ルータ情報を表示します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
show ipv6 rip neighbor
- [ノート]
- グローバルコンフィグモードで実行された場合全隣接ルータ情報を表示します。
- インタフェースコンフィグモードで実行された場合編集中のインタフェース上に存在する隣接ルータ詳細情報を表示します。
11.5.17. RIPng統計情報表示
- [入力形式]
show ipv6 rip statistics
- [パラメータ]
なし
- [説明]
RIPngの統計情報を表示します。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
show ipv6 rip statistics
- [ノート]
なし
11.5.18. RIPngルーティング再起動
- [入力形式]
clear ipv6 rip process
- [パラメータ]
なし
- [説明]
RIPngルーティングを再起動します
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
clear ipv6 rip process
- [ノート]
なし
11.5.19. RIPng統計カウンタリセット
- [入力形式]
clear ipv6 rip statistics
- [パラメータ]
なし
- [説明]
RIPng統計カウンタをリセットします。
- [デフォルト値]
なし
- [実行モード]
- グローバルコンフィグモードインタフェースコンフィグモード
- [ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
- [入力例]
clear ipv6 rip statistics
- [ノート]
なし
11.5.20. コマンド変更情報
11.5.20.1. Ver1.5 コマンド変更情報
追加コマンド一覧