================================================================================ IX-R2530ソフトウェア Ver1.4.21 リリースノート 2025.09.26 NEC Corporation ================================================================================ 1. 適用機種 ----------- IX-R2530 2. プログラムファイル名 ----------------------- o ファイル ... ix-r2530-1.4.21.bin (MD5 :558EBA373A8B3C07D43D1C6D3C1E56B4) (SHA1 :4B0163A93A51680CA110A758CE0AB788CBD6AFCB) (SHA256:E266DB586FC6E9AA861BD2887D6B2FC41B4E48AEF5C2AA687D4E959D3C4FC7A5) 3. 機能強化内容 --------------- [1] RIPv2機能対応 [2] RADIUSクライアント機能対応 [3] 端末認証機能拡張 ・IEEE802.1X認証機能対応 ・MACアドレス認証機能対応 ・AAA機能対応 [4] Webコンソール機能拡張 ・技術基準適合認定番号表示対応 ・NetMeister syslog送信機能対応 ・リンクマネージャー画面表示 ・かんたん設定 リンクマネージャー対応 ・Wake on LAN画面表示 ・IPv6プレフィックス取得設定対応 ・IPトンネル設定対応 ・Aspire連携対応 ・かんたん設定 Aspire連携対応 [5] Wake on LAN機能対応 [6] NetMeister機能拡張 ・syslog送信対応 ・複数ダイナミックDNS機能対応 ・NetMeister冗長機能対応 ・デバイスリスト機能対応 ・不明接続検出機能対応 ・インベントリ機能対応 ・イベントログ送信機能対応 ・時刻補正機能対応 ・Wake on LAN機能対応 ・ネットワークモニタ(MQTT)機能対応 ・SW-HUBポート単位の統計機能対応 ・Find Your Device機能対応 [7] SNMP MIB追加 ・ipNetToPhysicalTable追加 [8] データコネクト対応 [9] バナー機能対応 [10] IPv6冗長機能対応 [11] MAP-E冗長機能対応 [12] event terminal start/stop機能対応 [13] syslog出力 ID制御対応 [14] リンクマネージャー機能対応 [15] PPPoEクライアント IPv6対応 [16] Aspire連携機能対応 [17] USBメモリキッティング機能対応 4. 仕様改善/変更 ---------------- [1] IKEv2問題検出時のログを追加および改善しました。 [2] IXルーター用の以下のコマンドを入力した場合に、コマンドエラーとせず無視する ようにしました。 ・ip ufs-cache enable ・ipv6 ufs-cache enable ・logging timestamp datetime [3] マルチベンダ管理機能にて管理対象の機器が10Gbpsでリンクアップしている 場合は、NetMeisterで10Gbpsと表記とされるように対応しました。 [4] SSH/SCPクライアント機能で送信するKey Exchange Initの暗号化アルゴリズム からSHA-1などの暗号化スイートを削除しました。 従来の暗号アルゴリズムを利用しなければならない場合は、以下のコマンドに compatibilityオプションを指定してください。 ・scp get ・scp put ・software-update(プロトコルにscpを指定する場合) [5] 以下のコマンドを入力したとき、no interface状態のLoopbackインタフェースと Nullインタフェースを表示しないようにしました。 ・show interface ・show ipv6 address [6] URLオフロードのデータベースダウンロード時の暗号化スイートを変更 しました。 [7] MAP-E、IPv6標準プロビジョニングおよびダイナミックDNSのHTTPSで利用する 暗号化スイートを変更しました。 5. 不具合修正 ------------- [1] コンフィグの設定ミスによりGRE over IPv4トンネルの出力先が自身のトンネルに なったときに、自発パケットが送信されるとリブートする問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [2] PPPoE(no auto-connect)上でIPsec(IKEv1/IKEv2)使用時、IPsecパケット送信時に PPPoEの無通信時間がクリアされない問題を修正しました。 通信がIPsecパケット送信のみの場合、またはPPPoEインタフェースのidle-time コマンドの監視方向設定をoutboundに指定した場合は、idle-time時間経過後に PPPoEが切断されます。 本問題はVer1.3.16版以降で発生します。 [3] 装置に負荷をかけた状態でWebコンソールでバージョンアップを実行すると、 バージョンアップが失敗する場合がある問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [4] MAP-E固定IP回線への接続時、「show ddns」コマンドを実行しても通信結果が 表示されない問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [5] syslogのNetMeisterとして表示すべき内容の一部が、ダイナミックDNSの情報 として表示される問題を修正しました。 本問題はVer1.3.16版以降で発生します。 [6] IPv4アドレスをNetMeisterにドメイン登録後、IPv6アドレスが遅れて有効 となるとNetMeisterにドメイン登録されない問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [7] WebコンソールでURLに日本語が含まれる場合に、アクセスできない場合がある 問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [8] BVIインタフェースを利用すると、GigaEthernet0でマルチキャストが受信できなく なる問題を修正しました。 マルチキャストを利用する機能はIPv6、OSPFv2となります。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [9] syslogサーバにsyslogが送信されない場合がある問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [10] 以下のいずれかのコマンドが設定されている場合、UDPポート取得/解放の syslogが繰り返し出力される問題を修正しました。 ・syslog ip host ・syslog ipv6 host 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [11] PPPoEインタフェースでオンデマンド接続に設定されている状態から常時接続に 設定変更すると、IPCPでアドレスが取得できない問題を修正しました。 本問題はVer1.3.16版以降で発生します。 [12] PPPoEインタフェースがオンデマンド接続で確立されている状態で「connect」 コマンド実行すると、PPPoEインタフェースが切断される問題を修正しました。 本問題はVer1.3.16版以降で発生します。 [13] GRE-over-IPsec-over-IPoEを設定すると、通信に失敗する問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [14] タグVLANインタフェース利用時に、60byte未満のフレームを送信したときの フレームにパディングがされていない問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [15] マルチベンダ管理機能の探索で、全てのサテライト装置を検出できない場合がある 問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [16] PPPoEクライアント接続時に「show ppp」コマンドで結果が表示されない問題を 修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [17] 「show pppoe status」コマンドで表示された"service-name is"の値が、空欄と なったり正しい値と"ac-name"で設定した値が表示されてしまう問題を修正 しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [18] 対向装置が100Mbpsの設定で、自装置が1GのインタフェースでかつMDIで接続された 状態で電源投入すると、起動時の自己診断(POST)でEthernetがエラーとなる ことがある問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [19] グローバルコンフィグモードで、「show pppoe session」コマンドをインタフェース 指定で実行するとリブートする問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [20] 「pppoe service-name」、「pppoe access-concentrator」コマンドの設定文字数が、 制限値を超えて65文字以上入力できてしまう問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [21] 以下のsyslogが出力されない問題を修正しました。 ・ppp-091 ・ppp-092 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [22] SW-HUBデバイスで「no ifspeed-change」コマンドを設定すると、帯域が10Gになる 問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [23] 「show ip dhcp lease」コマンドを実行すると、リブートする場合がある問題を修正 しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [24] 「no nm source-address」コマンドで、"Virtual"を指定した消去が実行できない 問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 [25] NetMeisterとのhttps通信で、脆弱性のある暗号化スイートを含むClientHelloを 送信する問題を修正しました。 本問題は過去全てのバージョンで発生します。 6.制限事項および注意事項 ------------------------- ・Ver1.4.21版で追加された制限事項および注意事項 Ver1.4.21版で追加された制限事項および注意事項はありません。 ・既存ソフトバージョンでの制限事項および注意事項 Ver1.4.21版以前の注意事項および制限事項は以下に掲載します。 https://jpn.nec.com/univerge/ix-nrv/Download/agreed/ix-r2530/index.html