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MySQL

クラウドMySQLへの取り組み ~MySQL HeatWave Lakehouse性能検証~

Oracle社が提供するMySQL HeatWave Lakehouseは、オブジェクトストレージ上のファイルをMySQLのSQL文で高速に分析することができるサービスです。
今回、NECでは独自のサイジングツールを用いてMySQL HeatWave Lakehouseの性能検証を実施し、Oracle社が訴求する圧倒的なコストパフォーマンスを確認しました。

MySQL HeatWave Lakehouseとは

  • MySQL HeatWaveと同じクエリ処理エンジンを使用し、オブジェクトストレージ上のデータを取り込み、高速に分析可能
     ⇒MySQL自体にデータロードせずに分析が可能に。またMySQLのデータと組み合わせた分析が可能に

  • 数百TBクラスの大規模なデータも高速にロード可能
  • マルチクラウド(OCI/AWS)に対応

検証内容

サイジングを補助するための性能評価を目的として、NECで内製したサイジングツールを用いて、MySQL HeatWave Lakehouseおよび各社のクラウドDWH・レイクハウスに対して検索クエリー(ヒット数の異なる複数のSQLを用意)を実行し、実行時間を集計

<前提>
 ・データサイズは約100GB、約19億件
 ・リザルトキャッシュは使用しない

<評価対象のクラウドDWH>  
    OCI上で稼働するMySQL HeatWave Lakehouse / A / B

検証結果

  • MySQL HeatWave Lakehouseは、ノード数に応じて性能も概ねスケールした。
  • MySQL HeatWave Lakehouseは、コストパフォーマンスで圧倒的に優れている。
  • 同様の評価をしたMySQL HeatWave検証時のMySQL HeatWaveと比較した場合に、MySQL HeatWave Lakehouseの性能が大幅に良かった。(オプティマイザが良くなったと推測)

実行時間   コストパフォーマンス

実行時間の比較グラフ
コストパフォーマンスの比較グラフ

※あくまで上記の結果は参考であり、データモデル、データサイズ、クエリーの内容、個別のチューニング、ノード数・スペック、評価実施時期などにより、結果が異なるケースがあります。

参考情報

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