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内部統制に関する業務の効率化を目指し基幹システムを刷新。
部品・修理の売上も基幹システムで管理することにより販売データの見える化を実現し、全社的な業務改善に結びつける。
業種 | 製造業 | 業務 | 営業・販売 |
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製品 | ERP(会計・人事・給与・販売・生産等)パッケージ | ソリューション・サービス | ERP(会計・人事・給与・販売・生産等)パッケージ |
消防自動車の歴史を作り上げてきた、伝統ある日本機械工業は、EXPLANNER/Aiを採用して基幹システムのレベルアップを実現。内部統制にかかわる業務全般をITで管理する仕組みを確立すると共に、販売管理全体のシステム化を図り、受注から売上・入金・会計に至る業務プロセスの標準化と効率化を実現。
創業以来、消防防災事業に貢献することを使命として消防自動車の製造・販売を事業としている日本機械工業は、EXPLANNER/Aiを採用して基幹システムを刷新しました。その目的は、「内部統制に関する業務をITでケアすること」(同社総務部次長兼情報システム室長の馬場堅一氏)です。
同社は、既に内部統制の仕組みを確立しています。しかし一部の業務に手作業が残っていたことから、内部統制にかかわる業務プロセスを基幹システムに取り込むことにより、業務全般にIT統制を適用することとしました。従来の基幹システムは、EXPLANNER/A(EXPLANNER/Aiの前バージョン)をベースに構築したもので、ハードウェア、ソフトウェアとも更新時期を迎え、監査の際に必要となる膨大な伝票データをアウトプットさせるには力不足となっていました。
そこで、同社は基幹システムの基盤をEXPLANNER/AからEXPLANNER/Aiにレベルアップすることを決定。EXPLANNER/Aiを選定した理由は、既存システムに蓄積したデータをスムーズに移行できること、使い慣れた操作性が継承できること、そして既存システムの利用を通じてNECネクサソリューションズとの間に信頼関係が築かれていたことです。レベルアップに際しては、既存システムで導入していた会計、債務、人事、給与に加えて、販売も導入することとしました。販売に関する業務を基幹システムで実行することによって業務全般の自動化、効率化を図ることがその狙いです。
基幹システム再構築プロジェクトがスタートしたのは2010年5月のこと。総務部情報システム室の北谷香織氏は、「データの移行はスムーズに進みました。確認したいことがあった場合、NECネクサソリューションズには素早くサポートしていただきました」と振り返ります。
日本機械工業株式会社
営業本部 本社営業部
営業管理課
課長 櫻井 茂樹 氏
EXPLANNER/Aiによる部品・修理の売上管理もスタートしています。売上データを入力するのは全国に設置されている営業所のスタッフ。まず、営業事務担当の社員が入力を開始し、システムに慣れた段階で営業担当社員が直接入力するという、ステップアップのアプローチによって販売管理の利用範囲を広げています。
その効果は早くも現れています。従来、部品の売上管理は営業担当者が表計算ソフトを用いて売上伝票を作成しており、属人的に進められていました。そのため、部品の売上データを可視化、共有化することが困難でした。新たに部品の売上管理をシステム化したことによって、「部品の原価や粗利などが可視化できるようになりました」と営業本部本社営業部営業管理課の小林恵子氏は話します。部品ごとの利益やコスト、顧客ごとの売上等を組織的に把握する仕組みが確立されました。
また、売上管理と入金管理を一括して行うEXPLANNER/Aiの販売管理の標準機能によって入金確認作業の効率化も図られました。
販売データを基幹システムで管理する仕組みを確立した同社はデータの活用・分析を推進しようと考えています。そのツールとして注目しているのがEXPLANNER/Aiに標準で搭載されているハイパーグリッドです。ハイパーグリッドは、蓄積されたデータを自在に計算・加工・分析するためのツール。馬場氏は「経理や営業など各部門のエンドユーザが利用していくことになるでしょう」と話します。
パッケージソフトの特徴は標準的な業務プロセスと、統一したデータ管理機能をあらかじめ保有していること。同社はその特徴を生かすことによって業務改善を進めていく考えです。「営業所によって売り方が違うことは以前からわかっていたのですが、EXPLANNER/Aiの販売機能を活用することによってその違いがはっきりと見えてきました。それは大きなメリットです。それぞれの営業所でほかの営業所の優れた業務手法を取り入れることができるようになると期待しています」
と馬場氏は話します。消防防災事業に貢献する日本機械工業の事業発展をEXPLANNER/Aiが支えていきます。
所在地 | 〒192-0041 東京都八王子市中野上町2-31-1 | |
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設立 | 1928年8月 | |
資本金 | 1億7,200万円 | |
従業員数 | 約200人 | |
事業内容 | 1922年に町野式消防用水管継手の日・米・独3国特許製品の製造販売を開始。1936年に消防ポンプ自動車の製造を開始して以降、放水塔付消防ポンプ自動車やはしご付消防ポンプ自動車を完成させるなど、国産消防自動車の歴史を作り上げてきました。全事業所におけるISO9001の認証取得が示すように、品質第一の姿勢と消防自動車の理想を追い求める情熱によって、社会に貢献できる消防自動車を生み出しています。 | |
URL | http://www.nikki-net.co.jp/ |
(2013年3月28日)