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VISMONSTAR - FAQ

機能全般に関して

Q1警告メッセージ等が出力された時、すぐに性能低下の原因が判別できるのですか?
A1

メッセージにより性能低下原因の概要を判別することが可能です。より詳細な原因追求は、VISMONSTARの採取資料(ジャーナル)を解析することで可能となります。

Q2ホットスタンバイシステムやクラスタシステムでもVISMONSTARは導入できるのでしょうか?
A2

導入できます。VISMONSTARは全てのVIS形態に導入可能です。

Q3ホットスタンバイシステムの場合、VISMONSTARは待機系にも導入する必要があるのでしょうか?
A3

必要です。
待機系VISにおいてVISMONSTARを組み込んでおくことにより、VISの系切り替えが完了するとともに監視を開始することが可能となります。

Q4性能低下通知のコンソールメッセージの色は変更することが可能ですか?
A4

変更可能です。VISMONSTARの環境定義で指定できます。

Q5VISMONSTARでVSASファイルのCI排他待ち情報が分かるそうですが、モニタージャーナルとの違いは何ですか?
A5

モニタージャーナルはトランザクション終了時に出力されるもので、トランザクション実行途中の情報は採取されません。VISMONSTARは性能低下を検出した瞬間の情報を採取します。システムの断層写真をとるようなイメージとお考えください。

Q6VISMONSTAR導入の際にVISの環境変更を行う必要はありますか?
A6

VISのVDL、起動JCL、システムパラメータ全て何の変更も必要ありません。

Q7VISMONSTARのジャーナルはVISのジャーナルと共有できるのですか?
A7

リカバリジャーナル以外は共有可能です。(モニター専用ジャーナル等)ただし、オンライン業務への影響を全く与えないというコンセプトから、VISのジャーナルとは分けて運用していただくことを推奨しています。

Q8VISMONSTARのジャーナル量はトランザクションの電文量によって変動するのでしょうか?
A8

トランザクション電文量ではなく、VISMONSTARの環境定義で指定するインターバル時間によって変動します。ジャーナル量はVISMONSTARの環境定義で指定するジャーナル採取のタイミングによって調節することが可能です。

Q9VISMONSTARの監視および情報採取は、オンライン業務へのどのぐらい影響を与えるのでしょうか?
A9

VISMONSTARはトランザクション実行ルートとは異なるプロセスで動作するため、CPU以外の面でトランザクション性能に影響を与えることはありません。
また、CPU使用時間での影響については、監視対象資源数(VISのタスク等)や、システム環境に依存しますが、1インターバルあたり通常監視時で数ミリ~数十ミリ秒程度、性能低下時(情報採取時)で約100ミリ秒程度(PX7800/324SVの1CPU環境での測定値)です。

SGに関して

Q1クラスやVDのしきい値の設定値算定は難しいのではないですか?
A1

SMF情報より算出可能です。また、正常時でもVISMONSTARによる情報採取が可能であるため、その情報を利用する方法もあります。

Q2業務時間毎にしきい値の変更を行えますか?
A2

業務時間毎のしきい値変更に関しては、SGファイルを複数準備し、運用時間帯毎に切り換える運用をとれば可能です。

Q3メッセージ色にMAGENTA色を指定したのですが、メッセージの色が紫色になりません。
A3

MAGENTA色は指定することができません。

編集・解析に関して

Q1VISMONSTARの解析情報は、ACOS上で編集加工可能ですか?
A1

JNLDUMP/JNLPRINT等を利用して編集/加工することは可能です。

Q2VISMONSTAR-ERの操作はVISMONSTARで監視中に可能なのですか?
A2

可能です。ジャーナルをスワップしていただき、解析するジャーナルファイルをPCに取り込んで操作します。

Q3オンライン性能低下の原因がユーザAPにある場合も解析することができるのでしょうか?
A3

VISMONSTARでは性能低下検出時点のVISの全タスクの情報を採取します。各タスクで実行中のプログラムがユーザAP空間で動作していれば、ユーザAPのプログラムアドレスが採取されますので、性能低下発生時にユーザAPで何を行っていたのか解析することができます。

Q4ヘルプを開くと「取り消されたアクション」と表示されてしまいます。何が原因でしょうか?
A4

サーバなどのリモートコンピュータ上にVISMONSTAR-ERをインストールした場合、「取り消されたアクション」と表示され、ヘルプが利用できません。
VISMONSTAR-ERは、ローカルコンピュータ上にインストールする必要があります。

Q5インストールする際に「このプログラムは正しくインストールされなかった可能性があります。」と表示されます。
対処方法を教えてください。
A5

インストールは正常に完了し、通常通りご利用いただけますので、キャンセルを選択し「プログラム互換性アシスタント」を閉じてください。