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DATECHANGE - FAQ

Q1DATECHANGEを利用したオンラインの評価で、VIS,VISMPJ以外のOLF/TP-UT,CIJ,SOCKETに対しても、DATECHANGEを適用する必要があるのですか?
A1

OLF/TP-UT,CIJ,SOCKETに対しては、DATECHANGEの適用は不要です
(適用はしないで下さい。適用した場合は、SMFにDATECHANGEで指定した日付が混在してしまい、SMFの編集等に支障をきたします)。

Q2TPPの評価でDATECHANGEを使用しようと考えています。 
DATE文と、DATECHANGE文では何が違うのですか?
A2

DATE文は、業務プログラムが帳票上必要とする固有の日付(業務日付)を定義するものであり、設定した日付はACCEPT命令やCURRENT-DATE関数で参照できます。
また、DATE文で設定する業務日付は、設定された日付に固定され、日付をまたがっても更新されることはありません。
これにより、帳票に印字される日付を常に固定の日付とすることが出来ます。

これに対し、DATECHANGE文は日付変更評価のための機能であり、COBOLだけでなく、VISのCD句やHPLマクロからも設定した日付を参照することができます。また日付またがりにも対応しています。

Q3APの実行STEPに、ASSIGN文でNORMAL=CATNOWを指定している場合、未来日付などの評価日付がカタログに登録されてしまいますが、他に悪影響を及ぼさないでしょうか?
A3

上記のファイルについては、DATECHANGEで評価した後で削除するか、本番では使用しないようにすることが必要です。
なお、カタログ上に未来のアクセス日付が記録された状態になっても、他のファイル(本番で使用) には影響はありません。
したがって、これらのことを理解した上でDATECHANGEを使用することは、可能です。

Q4DATECHANGEを使用したジョブがVSASファイルのアクセスを行うと、VSASカタログが評価日付で更新されますか?
A4

VSASファイルのアクセス時にVSASカタログが評価日付で更新されます。
標準ファイルの場合と同様、評価した後で削除するか、本番では使用しないようにする必要があります。

Q5ATSS上で動作するAPにはDATECHANGEは適用できませんか?
A5

ATSS上で動作するAPには、DATECHANGEを適用することはできません。
したがって、IDSP(対話式デバッグ機能)等を使用して、AP側で受け取った日付の値を更新するような方法で評価をお願いします。

Q6DATECHANGEはシステムのユーティリティに適用できませんか?
A6

VIS,VISMPJ以外のシステムユーティリティに、DATECHANGE文を指定して動作させてはいけません。
さもないと、本番業務で使用しているシステムファイル等に評価時の日付データが登録されてしまうなど、システムの動作や運用の一部ができなくなる可能性があります。
なお、VIS,VISMPJに対して、DATECHANGE文で日付変更評価を行う場合も、動作環境は、本番環境と分離して作成してあることが前提条件です。
ただし、カタログ(標準、VSAS)については、未来日付のデータの存在を利用者が認めた上で使用することは可能です。
未来の日付のデータが存在してもファイルのアクセス上の問題になることはありません(たとえば、未来の日付に作成されたファイルへのアクセスも可能です)。
どうしても使いたいユーティリティがある場合は、使用方法を限定して適用できないか検討いたしますので、担当の営業/SE経由でご相談ください。

Q7LANP,FNPの時刻を変更せずにACOSの時刻だけを変更して評価した場合、問題ありますか?
A7

ACOSとLANP,FNPの日付が不一致であっても、動作上の問題は発生しません。
ただし、障害発生時などにLANP,FNP側のログ情報などを採取することが必要になった場合は、LANP,FNPに表示される日付時刻をACOS側の日にマッピングするなどの考慮は必要になります。

Q8VISでDATECHANGEを使用する場合、VISの形態等による制限事項はありますか?
A8

従来型VISのみ使用可能です。
ホットスタンバイ型VIS、負荷分散型VIS、業務分散型VIS、DB共有型VISでは使用できません。
また、通信管理MCSIIを使用したVISは、サポートしていません。

Q9DATECHANGEに過去日付を指定できますか?
A9

過去日付の指定はサポートしておりません(エラーになります)。