ACOSファイルナビゲータ - 適用例

(a)ボリューム・ファイル一覧表示

ホスト名、ユーザ名、パスワードを指定してACOS-2に接続し、ボリューム一覧表示することができます。この時、PWSSのユーザ認証により、セキュリティを確保します。ただし、ユーザ認証のみで、PWSSへのログオンは行いません。

Windowsのエクスプローラに似せた形式で、ウィンドウの左側にボリューム/ファイルをツリー構造で表示します。ウィンドウの右側についてはボリューム/ファイルの一覧を表示します。

また、マウス操作により、ボリュームやファイルの詳細情報を表示することもできます。

ボリューム・ファイル一覧表示

(b)ファイル操作

ファイル一覧ウィンドウをベースに、簡易な操作でファイルの詳細情報の確認や、ファイルの複写・削除・作成を指示することができます。実際のファイル操作については、ACOS-2ユーティリティにて処理を行うため、各種ファイル操作に対するセキュリティは、ACOS-2ホストにてファイル管理ファイルを利用したファイル機密保護機能により確保します。

マウスによりファイルを選択し、操作メニューまたは右クリックにより、複写や削除の指示を行います。指示を行うと、確認画面が表示され、それに応答するとACOS-2にジョブが投入されます。

ファイル操作

(c)ファイル転送

UXNET/FTPⅢあるいはUXNET/FTPⅡをあわせて導入いただいたシステムでは、順編成ファイルに関して、ファイル一覧から「ダウンロード」または「アップロード」の選択ができるようになります。そこで、選択したファイルをFTPにて転送し、ACOS-2ホストとクライアントPC (Windows)との間でファイル交換を行うことができます。

また、UXNET/FTP-EXTを追加導入いただくことにより、索引編成ファイルや待機結合編成ファイルのメンバ、およびRIQS表などを、あらかじめ設定したレコード定義に基づいて転送することもできます。

マウスによりファイルを選択し、操作メニューまたは右クリックにより、ダウンロードまたはアップロードの指示を行います。指示を行うと、転送情報の確認画面が表示され、それに応答するとACOS-2にジョブが投入され、ファイル転送が行われます。

ファイル転送