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アドバンストネットワーク研究所
海底から宇宙まで地球上に神経網のように広がる次世代のグローバルネットワークに新たな価値を創出するために必要な要素技術の研究開発を実施しています。
社会インフラ事業領域
(量子暗号通信、光衛星間通信、Beyond5G/6G無線通信NW、光ファイバ通信、光センシング)
研究職
プロジェクト事例
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量子暗号通信網の早期社会実装課題
量子通信による鍵配送装置および配送ネットワークの実用化に向けて、装置の大容量化や小型化・広域化が求められています。
解決策量子暗号通信の実現に向けて、国のプロジェクトを通じて国内の研究機関と連携し、技術開発を進めています。安全な通信に必要な「鍵」を高速に生成・配送するため、複数の量子信号を同時に送る技術や、遠距離でも安定して受信できるよう受信機の雑音を減らす工夫、高度な信号処理技術を開発しています。さらに、広い地域で使えるネットワークの構築や、通信相手の認証・運用方法の整備、既存の通信回線との統合にも取り組んでいます。これらの技術を組み合わせ、実証実験を行うことで、量子通信の実用化を目指すとともに、国際的な競争力の向上にも貢献しています。
社員インタビュー
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TATENOさん研究職2021年新卒入社
基礎理工学専攻 修了入社理由研究開発から事業貢献まで幅広い業務に携われること。
国内外で分野をリードするような研究者が数多くいること。担当業務とやりがい衛星の光通信に関する研究開発を担当しています。NECが長く研究開発を進めてきた陸上光ファイバ通信システムで使われている光通信技術を衛星間通信向けに最適したり、衛星間通信固有の課題を解決するような通信方式の方式検討を行なっています。まだまだ未開な領域であり、「自分が研究開発をリードする」とやりがいを感じます。
現在のキャリア以下の研究開発を行っています。
・光海底ケーブルのシステム設計
・IOWN向け光ネットワークの波長変換装置の信号処理技術
・衛星間光通信のデジタル信号処理技術この部門で得られたスキル光通信における信号処理技術の研究開発を通じて、高速・高精度な通信制御スキルを習得