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セキュアシステムプラットフォーム研究所
当研究所は、最先端のAI・セキュリティ・量子技術を通じて、社会インフラの信頼性と持続可能性を高めることを目指しています。多様化・高度化する社会課題に対し、誰もが安心して暮らせる未来社会の実現に貢献します。
官公庁・地方公共団体、スマートシティ、学校・教育機関、金融、製造、リテール、交通・物流・サービス、航空宇宙・防衛、通信、ヘルスケア・ライフサイエンス
研究職
プロジェクト事例
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情報コンテンツ真偽判別の研究課題
生成AI由来のマルチモーダルな偽・誤情報が氾濫し、真偽判定のための作業負担が急激に増加しています。
解決策この課題に対してAIによって情報の真偽を多面的に分析し、ファクトチェックを支援する技術を開発しています。顔・音声・画像・風景ごとに特化した検知AIを組み合わせることで、コンテンツが合成や改ざんされた可能性を評価します。さらに、画像・動画・音声の内容を要約し、LLM(大規模言語モデル)によって主張の抽出や証拠情報の検索、総合的な真偽判定を行います。これらの技術を統合した支援ツールにより、従来の作業と比べて大幅な工数削減と効率化を実現します。
本研究で開発された支援ツールによって、証拠収集やレポート化を効率化することで、偽・誤情報の拡散抑制や報道やファクトチェックの信頼性維持への貢献を目指しています。
社員インタビュー
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MATSUNAGA さん研究職2023年新卒入社
情報科学研究科 博士課程修了入社理由博士卒の受け入れ態勢が整っているところとトップ学会への採択率の高さです。しかし、最後の決め手は社員の皆さんの人柄でした。
担当業務とやりがい私は、偽・誤情報分析システムの研究開発を担当しています。SNSをはじめ現在Web上には様々な偽・誤情報が広まっており社会問題化しております。こういった社会的に重要な研究を大学よりも大規模に行えること、またそれを主導できることろが大学とは違うところでやりがいを感じられるところです。
NECの研究所は学会活動にも取り組みやすく、私は入社してから、主著で音声認識系の難関会議であるInterspeechにフェイク音声検知技術に関する論文が採択されていますし、共著でAI系の難関会議であるAAAIに偽・誤情報分析システムに関する論文が採択されました。現在のキャリア- 深層学習などの専門知識を生かしたフェイク音声検知技術の研究開発とその成果発表
- 社会課題に着目した偽・誤情報分析システムの開発と事業化を目指した外部連携や社外展示この部門で得られたスキル- 高い専門性を持つチームによる研究開発スキルとチームでの論文化スキル
- 事業部門やお客様になりうる方々とのコミュニケーションスキルと課題抽出スキル