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ANSサプライチェーン統括部
航空宇宙・安全保障事業において、品質・コスト・デリバリー(納期)の観点から、製品のサプライチェーンを最適化します。また、開発・設計基盤の強化、電気・電子部品の標準化、スマートファクトリー化の推進で製品価値の向上をリードします。
航空宇宙、国家安全保障、防衛、社会安全インフラ、ものづくり、サプライチェーン、開発基盤構築
技術開発職
サプライチェーン関連職
プロジェクト事例
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航空宇宙・安全保障事業の開発基盤構築と技術開発課題
拡大していく当事業領域において、開発の効率化、コア技術の確立を進め、製造技術改革での増産が急務となっています。
解決策当事業で扱うプロジェクトに共通的に適用すべく、DXと先進技術で製品の開発から生産までを総合的に強化しました。
①装置開発用の電気回路設計CADを衛星システムや防衛装備品の設計へ転換・強化することで設計を効率化しました。
②冷却技術やシミュレーション技術、実装技術等の基盤技術開発をもとに衛星システムや防衛装備品において性能、品質を向上しました。
③生産のデジタル化を推進することで開発連携や製造検査において効率的にものづくりができる工場へ変革しました。
これらの実現を通して製品の優位性を継続的に高めており、NECが日本の国際競争力向上と国家安全保障に貢献しています。 -
深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」のスケジュール確保課題
打上げロケットが変更され、打上げ条件等が変更になり、また観測天体の追加もある中で打上げ予定日を守ることが求められています。
解決策スケジュールや仕様の変更の発生にも対応できるよう、私たちの部門は設計・製造チームや部品の製造を担当しているパートナー会社の製造状況に合わせて、様々な処置すべき事項の進捗を高い頻度で確認しています。問題点が出てくればその課題を明確にし、ときに一部生産工程を見直しながら解決に向けて関係者と協力して取り組んでいます。
本プロジェクトが成功した暁には、深宇宙探査に必要な工学技術が実証されるとともに、将来探査機システムのさらなる低コスト化の実現に道が開けます。また、ヨーロッパのプロジェクトと共同で、地球に接近する小惑星「Apophis」を近くで観測する運用が追加されたことで、小惑星の衝突から地球を守ること(プラネタリーディフェンス)への貢献も期待されます。
社員インタビュー
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SATO さん技術開発職2021年新卒入社
情報工学専攻修了入社理由学生時代に学んだ情報工学の知識を、国内大手のIT企業であるNECで活かしたいという想いがありました。また、OB訪問で来ていただいた社員の方の雰囲気が穏やかで一緒に働きたいと感じたことも理由の一つです。
担当業務とやりがい私は生産ラインにおける自動化が必要な工程に対して、設備開発を担当し、生産性向上とスマートファクトリー化の推進に取り組んでいます。具体的には、エレキ・ソフト分野で人工衛星用の試験装置や遠隔操作ロボットなどの設計・製作を行っています。学生時代には触れる機会のなかった新しい分野にも挑戦し、前向きに取り組み自身のスキルとして吸収できます。そのスキルをプロジェクトの中でうまく活用できたときはとてもやりがいを感じます。
現在のキャリア・社内の関係部門より受注した生産設備の開発におけるエレキ・ソフト分野の設計・製作
・生産現場のデジタル管理システムの構築による業務プロセス改革の推進この部門で得られたスキル生産設備開発における組込ソフトウェア技術および電源装置・回路の設計技術
関係部門の多くのメンバーと連携して業務を進めるプロジェクトマネジメントスキル -
MATSUMOTO さんサプライチェーン関連職2022年新卒入社
法学部法律学科卒業入社理由防衛省向けの幅広い製品を扱っており、まさに「縁の下の力持ち」として国家の安全・安心を支えている点が魅力的でした。
就活当時面談した社員の方々からも誇りを持って仕事に取り組んでいる様子が伝わり、入社を決断しました。担当業務とやりがい防衛省向けの製品について契約から出荷までの日程計画立案、進捗管理による製品の契約納期遵守が主なミッションです。
社内関係者、パートナー企業や顧客と連携することで、先回りしてトラブルを回避し、契約納期を遵守できた時にやりがいを感じます。またQCD*を意識して多岐にわたる業務を遂行するため製品知識・経理・品質・法律など幅広い知識が身につきます。国家の安全・安心に寄与するため、タイムリーな製品供給が重要で非常に責任感のある仕事です。
*QCD(Quality=品質、Cost=費用、Delivery=納期)の頭文字現在のキャリア生産計画部門として多様なプロジェクトに参画し、受注から出荷までの全工程を一貫して計画・管理
社内外の関係者とコミュニケーションを図り、プロジェクトが計画通り進捗するよう工程の実行面を先導この部門で得られたスキル多面的な情報を俯瞰的に把握して、プロジェクトの最適解を導く論理的思考力
作成した計画を確実に遂行するために、関係者を巻き込みプロジェクトを進める実行力