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エアロスペース事業部門

社会の安全・安心を実現する「航空宇宙ソリューション」を提供

地球観測や科学探査、測位技術など幅広い領域において、航空宇宙ソリューションの根幹を担うICT製品やシステムを開発し、技術統合とイノベーションで、社会課題の解決と未来の領域開拓をリードします。また航空管制・空港運営のデジタル化推進とステークホルダー連携により、航空機運航の高効率化および利用者利便性の向上を実現します。

事業領域

人工衛星、航空管制、地球観測、通信、測位、科学探査、航空宇宙ソリューション、コンポーネント、電波センシング、光波センシング、航空ナビゲーション

採用職種

技術開発職
システムエンジニア職

プロジェクト事例

  • NECが開発した薄膜太陽電池パドル
    世界最高性能の薄膜太陽電池パドル開発
    課題

    従来型の太陽電池パドルでは、重量が大きく、発生電力質量比が低いため、衛星のミッション機器搭載効率や打ち上げコストに制約を与えていました。

    解決策

    NECが開発した薄膜太陽電池パドルは、柔軟で軽量な薄膜セルを用い、従来の構造を見直すことで世界最高レベルの発生電力質量比150W/kg以上を達成しました。高い拡張性を有しており、パネルサイズ、枚数の調整により、小型から大型衛星まで対応可能で、3Dプリンタ製部品も活用し、軽量化と強度を両立しています。軌道上実証も完了しており、実用衛星としては、現在開発中の人工衛星「DESTINY+」に初採用されます。

    今後も、多数の衛星への展開を目指し、社会の安心・安全に宇宙から貢献していきます。

  • 航空管制・情報システム(航空情報共有基盤(SWIM))イメージ
    航空管制・情報システム(情報共有基盤)の開発
    課題

    航空業界では、デジタル変革(DX)を推進する中で、情報共有の仕組みや情報形式が統一されておらず、関係者間での連携に課題がありました。

    解決策

    SWIM(System-Wide Information Management)と呼ばれる航空情報共有基盤の導入により、航空関連情報をリアルタイムで統一的に共有・活用することが可能となり、運航の安全性向上、業務効率化、環境負担の軽減など、航空業界の課題解決に貢献することが期待されています。従来は共有されていなかった情報や、管制機関・空港・航空会社などに分散していた情報を一元的に管理・共有できるようになることで、業務の効率化と高精度化、迅速な意思決定を支援します。さらに、航空業界内にとどまらず、二次交通など他の分野との連携により、新たな価値創造の機会も広がっています。また、ICT技術とセキュリティ技術の活用を通じて、航空業界だけでなく社会全体の価値向上にも寄与しています。

社員インタビュー

  • SHINOZAKI さん
    技術開発職
    2022年新卒入社
    理工学府修了
    入社理由

    学生時代の自分の研究内容と近い分野で学びを活かせること、社会貢献度の高い事業に魅力を感じました。
    また、先輩社員からチームワークや支え合う社風を伺い、この環境で成長したいと感じました。

    担当業務とやりがい

    近年の成長分野である宇宙観測に関わる製品の設計・開発を担当しています。システム設計から試験・製造まで幅広く携わることで大きなやりがいを感じています。
    入社2年目から、様々な専門技術を有する方と共に仕事をすることで専門性が高まり、新製品の開発における様々な問題を日々解決することで、自分の成長を実感しています。
    今後、自分が開発した装置が実際に動作し、社会で役立つ姿を見るのがとても楽しみです。

    現在のキャリア

    ・防衛省向けの装置開発プロジェクトにて、システム設計から試験・製造まで、一通りの業務に参画
    ・チーム内外のコミュニケーション活性化を目的とした交流会を企画・運営

    この部門で得られたスキル

    ・LiDAR(Light Detection And Rangingの略称)に関する専門技術
    ・多様な専門技術を有する方々と業務を進める調整力やチーム内外交流促進企画力

  • TERADA さん
    システムエンジニア職
    2022年新卒入社
    総合科学技術研究科工学専攻修了
    入社理由

    人工衛星を用いた様々なサービスの開発と運用を実施しており、特に、社会インフラとして人々の生活に大きく貢献する事業開発をしている点、より良いサービスを提供するという挑戦の理念に魅力を感じました。

    担当業務とやりがい

    準天頂衛星地上システムの開発・運用を通して、多くの技術者と連携する経験から専門的技術の習得とコミュニケーション能力・調整力が成長しました。
    また、人々の生活を支える機能を考えるうちに、技術面だけでなく「誰のためのサービスか」を常に意識する視点が養われました。
    より良いサービスを作るという「挑戦」の企業理念の下で、ユーザーに寄り添った開発ができることがやりがいです。
    自分の仕事が社会課題解決に直結し、より良い未来を創る一端を担えることに誇りを感じています。

    現在のキャリア

    ・準天頂衛星7機体制における地上システムの開発・運用
    ・信号認証サービスの利用拡大活動、および海外の学会での情報収集・講演・技術交流

    この部門で得られたスキル

    ・ユーザーのニーズを把握し、課題を見つける観察力、およびアイデアを形にする実行力
    ・測位や受信機に関する専門的技術、また技術を組み合わせてソリューションを創出する力

学生へメッセージ

私たちの主なお客さまは、国やその関連機関です。航空宇宙における長年の実績と、その中で培った技術力・業種知識を活かし、お客さまの運用を支える製品・ソリューションを提供し続けています。未来を先取りし、挑戦したい意欲・積極性・粘り強さがある人、関係者とコミュニケーションを取りながら周りの人と協同し行動できる人、ご応募をお待ちしております。

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