CAREER STORY

宇宙への興味と視野を拡げるために選んだNEC。
宇宙ビジネスの可能性への期待。

梅垣 千賀

プロフィール

梅垣 千賀
SE職
エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
エアロスペースソリューション統括部
幼い頃に抱いた宇宙へのあこがれ、興味を絶やすことなく、成長してもより高い環境に身を置きながら自己成長を図るために2020年にNECに入社。現在は人工衛星の地上管制システムの設計に携わる。プライベートでは星空案内人の資格も持つほど、公私ともに宇宙と向き合う日々を送る。

※2023年4月公開。所属・役職名等は取材当時のものです。

キャリアストーリー

抱き続ける宇宙への興味と、
より高い環境での自己成長を目指して。


幼い頃から星空を眺めることが好きで、天体が好きな父の影響もあり、自宅にある子供向けの星座や宇宙の本を読み漁り自然に宇宙への興味や関心が芽生えていきました。成長してもその気持ちは変わらず、大学では地球惑星学科に進み地球の周囲を取り巻く磁気圏の中で、オーロラの発生メカニズムに係る荷電粒子がどのように分布しているのか解析を行いました。修士では、MMS衛星という編隊編成で飛行する衛星データを用いた解析を行い、地球と太陽の磁気圏境界で起こる波動粒子相互作用という現象に係るホイッスラーモード波動という波の性質について研究していました。この先も宇宙業界に携わりたい、宇宙ビジネスの実績を多く有している企業に身を置きさらに自分を磨きたいと思い、就職活動をはじめました。その中で参加したNEC社員との交流会で、人工衛星に搭載する機器の開発に携わっている方とお話しした際に、私がソフトウェア開発に興味があることをお伝えすると親身になってソフトウェア開発とハードウェア開発の違いや、人工衛星に関わるシステムについて教えていただけました。一人一人にちゃんと寄り添う会社なのだとその時に感じました。

「どうすればお客さまとチームがより機能するか」
海外プロジェクトで積み上げた経験と成長。


入社するとまず社内プロジェクトで、航空宇宙産業の分野で活用される軌道計算ツールを使い必要なデータを収集するプログラムの開発や、NECが保有する意図学習技術を用いた衛星運用に用いるソフトウェアの開発に挑戦しました。同期のメンバーと協力し様々な方にヒアリングしながら、衛星や地上管制システムの仕組みがわからない手探りの状態から検証を重ねてパラメーターを設定していきました。仮説と検証を繰り返し何度もチームで議論すること、ヒアリングすることの大切さを学びました。
2年目に入ると、ベトナムの地球観測衛星LOTUSat-1のプロジェクトに加わりました。私が携わったのはシステム開発ではなく、人工衛星の設計から納入までの過程で行われる審査の取りまとめでした。部内でプロジェクトが完結していた1年目とは違い、社外のお客さまや他部署のプロジェクトメンバーとコミュニケーションを繰り返し、肌でプロジェクトの流れやシステム開発の現場を経験することができました。ビジネス英語に初めて触れ苦労もしたのですが、その上で、お客さまと社内とをどう結び、ステップを踏めば良いか。どうすれば開発者が執筆や開発に集中できるのか。その難しさや信頼関係を築くことの大切さを学びました。

宇宙ビジネスの今後を捉え、自分に何ができるか。

現在は、新たに打ち上げる人工衛星の地上管制システムの設計に携わっています。要件定義の段階からエンドユーザを含め調整を繰り返し、プロジェクトを進めています。新規要素や不確定要素が多く考えることも山積みですが、LOTUSat-1のプロジェクトを経験したことで、自分自身にNECの衛星運用の知識があったことはお客さまと向き合う上でとても大きかったです。また、国内で誰も作ったことのない衛星の地上管制システムということでハードルはありますが、同時にやりがいを感じています。
今後は、よりオープンな宇宙ビジネスにも関わっていきたいと思っています。宇宙ビジネスに身を置く中で、国際協力がやはり大事だと感じます。宇宙業界には多くの課題や可能性があり、、今後、国際的な仕組みづくりや官民の連携がより需要になると考えています。だからこそ、国際協力するための土壌づくりをしていきたいと思っています。そのために、宇宙に関する法律を学んだり、各国がどういった宇宙ビジネスで取り組んでいるのかをリサーチしながら、目標に近づいていきたいと思います。

My favorite CoV

私が一番大切にしているのは「心は情熱的、自らやり遂げるように」です。物事を自分事としてとらえ、常に能動的に「自分だったらどうするか」を考え続けなければならないと感じています。まだ経験が浅く、また宇宙ビジネスは数年単位のプロジェクトであるため、しんどいと感じることもありますが、やり遂げた時の達成感はひとしおだと思います。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

CAREER STEP

2020年
社内技術検討のためのアルゴリズム開発
社内プロジェクトの一環として、NECが保有する技術である「意図学習技術」を用いたアルゴリズム開発を行いました。1年目だったため衛星や地上システムの仕組みも衛星の運用方法も分からない状態から、周囲の人にヒアリングをして同期とともに開発を進めました。
2021年
客先審査の事務局と新規事業の提案活動、衛星運用
2021年前半は海外のお客さまに対する審査の事務局として、原稿のまとめや客先コメントの取り回し、審査会当日の進行を行いました。
後半になると新規プロジェクトの提案作業として、事業場の一室に主メンバで集まり、客先調整、社内調整を行いながら提案書執筆に明け暮れていました。
2022年
衛星運用、新規事業への従事
前半は主にNECの保有する衛星の運用を行っていました。自分たちの部署で設計・製造したシステムの改善点を見つける等、様々な面で勉強になりました。
2021年度に提案活動を行ったプロジェクトの立ち上げがあり、現在に至るまでプロジェクト業務に邁進しています。

Q&A

Q現在のお仕事内容の概要
A

新たに打ち上げる衛星の地上システムの設計を行っています。要件定義の段階から、エンドユーザ様含めた調整を行っています。

Q現在のお仕事のやりがい
A

まだ国内で誰も作ったことのない衛星の地上システムということで、新規要素や不確定要素が多く、考えることが多い点です。

Q現在のお仕事の成功体験
A

3年目になって一緒にプロジェクトを担当していた先輩が抜けることになり、それまで頼りきりだった仕事を自分でやりとげなければならないという責任感を感じるようになりました。今では、関係者に対してもきちんと技術に関して自分の言葉で会話ができるようになりました。

Q現在のお仕事の難しい点
A

新規事業というところもあり、エンドユーザ含めてかなり調整を必要とします。ステークホルダが多いこともあり、いかに認識の齟齬なく進めていくかが非常に重要と感じています。自分自身の経験が浅く、日々できることを増やせるよう自律的に動こうとしています。

1日のスケジュール

9:30
メールチェック・業務整理
機密情報を扱う業務のため、基本はテレワークではなく出社しています。
最初にその日行う業務の優先順位を決めて、1日のざっくりした流れを確認しています。
10:00
検討作業
新しいプロジェクトのための検討作業を行います。
12:00
自席でランチ
お弁当を持参することが多いので、自席で食べることがほとんどです。
13:00
社内打ち合わせ
現在担当しているプロジェクトの社内打合せを行います。課題や問題がある場合はこの場で情報共有をします。
15:00
提出文書執筆作業
お客さまへ提出する文書の執筆作業を行います。分からない箇所や相談したい項目は、上司や協力会社に確認を取りつつ作成します。
19:00
退社

PRIVATE

元々趣味が広く、時間にゆとりがあるときは友人とバンドを組んだり、博物館や美術館に遊びに行きます。また大学時代、演劇部に入っていたのですが、当時の仲間たちと舞台に立ったりもしています。子どもたちとお話するのが好きなので、星空案内人の資格も取ったりして、業務外でも自分の時間を持てるようにしています。

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