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NECの金融部門に
転職してみて思うこと
積極的にキャリア採用を進め、他社・他業種からの人材を多く受け入れているNECの金融部門。NECの金融部門に転職しようと考えた理由や転職後の働きやすさ、
ギャップを感じたことはあるのかなど、新しいキャリアにチャレンジしているメンバーに、本音で語ってもらいました。
―最初に自己紹介をお願いします。
峠元
私は2020年に印刷会社からNECに転職して、現在は生命保険会社向けに新規事業を提案するチームのリーダーをしています。趣味は絵を描くことや、環境に配慮した素材で花瓶を作ることです。
長井
私は2021年に出版会社からNECに転職して、現在はオンラインで本人確認を行うeKYCのサービス企画と営業戦略企画を担当しています。趣味はロードバイクで、休みの日は往復50キロぐらいをサイクリングしています。
小林
私は2021年にIT会社からNECに転職し、現在は大手金融機関向けにサイバーセキュリティ領域の営業をしています。 趣味は、仕事前の犬の散歩や、サウナに行ってのんびり過ごすことです。
松本
私は2009年ごろから数年、パートナー会社の一員としてNECと一緒に働いた経験があり、2018年にNECに転職しました。現在は、損害保険会社向けのDX系システムのエンジニアとして働いています。趣味は子どもの習いごとをきっかけにはじめた硬式テニスですが、その後、子どもはバスケの方に興味が移ってしまいました(笑)。
前職のスキルを活かしつつ、やりたいことが実現できる環境と感じて転職
―みなさんはどうしてNECに転職し、金融部門を選択したのでしょうか?また、前職のスキルなどを活かせていると感じることがありましたら、ぜひ教えてください。
峠元
前職の業務の関係でIT会社とつながることが多く、転職の選択肢として、まずIT会社がありました。 NECを選んだ理由は、会社の先輩がNECに転職し、いろいろと情報を聞いてポジティブな印象だったこと、“この人と一緒にそこで働けるなら”と思ったことが大きな理由です。
金融部門を選んだのは、前職で金融機関向けの営業を担当していたので、活かせるものがあると考えたからです。お客様へ提案し、きちんとコミュニケーションを取りながら案件を進めていく「遂行力」は、現在の業務にも活かせています。
長井
前職の旅行ガイドの出版会社では、旅行というお客様の感動に関われる仕事にやりがいがありました。しかし、コロナ禍で旅行が厳しくなり、自分のこれからを見つめ直した時、旅行という非日常ではなく、もっと日常を豊かに、そして便利にできるような仕事に携わりたいと考えて、広くインフラ事業に携わっているNECへの転職を考えました。
なかでも、金融機関向けのサービスを作るだけではなく、金融機関と一緒にサービスを共創していくスケールの大きさを魅力に感じて金融部門を選びました。現在は、本人確認に関わる社会課題の解決をはかるeKYCのサービス企画と営業戦略企画を担当しています。前職とは扱うサービスは異なるものの、サービス導入の利点を言語化して発信することは前職のスキルを活かせているのではないかと思います。
小林
私がNECを選んだ理由は、ひとつは大手金融機関というお客様と、プライムベンダー(お客様と直接契約を交わしてシステム開発を行うIT会社)として仕事ができること。もうひとつは私の中に「お客様や社会のために役に立ちたい」という思いが常にあるためです。NECであれば大手金融機関向けの仕事で社会インフラの構築に関わることができますし、前職のIT会社で身につけたスキルをそのまま活かせると思い、決断しました。
松本
金融の仕事は規模が大きく、品質も求められます。お客様からはエンジニアとしての高いスキルを求められます。そういう現場で働けることは、自分自身のスキルアップにつながると思い、NECへの転職を決断しました。
前職ではエンジニアにも一人ひとりに売上のノルマが設定されていましたので、エンジニアでありながら売上も気にするマインドが身についたと思っています。それは今の職場でも自分の強みになっているかもしれないですね。
風通しの良さ、スケールの大きさと懐の深さ
―NECの金融部門で働いてみて、良かったと感じたところ、逆にギャップを感じたところなどをお話ください。
峠元
良かったところは、「自由だな」というところです。特に業務面において、お客様へ提案する時に、自分が提案したいことを自ら選んで持って行ける点は、自由度が高いと感じています。
また、NECには “RISE Fast”という名称の組織変革活動があるのですが、そのような活動にも自由に参加でき、組織体制や組織風土の変革に関わることができます。
ギャップを感じた点は、前職は対面がメインの仕事風土で場所や時間に制約がある中での業務でしたが、NECではリモートを活用して社内の離れた拠点の方と連携することで、よりパフォーマンスの高い仕事ができていると感じられることです。
長井
先ほど話したことと少し重複するのですが、NECの金融部門で働いてみて、“サービスのスケールの大きさ”と、“組織としての懐の深さ”はとても良いと思っています。
まず“サービスのスケールの大きさ”とは、NECが各金融機関と築いてきた関係性を活かしながら、社会インフラとなるようなサービスを共創すること、そしてその企画に携われるところです。
“組織としての懐の広さ”とは、金融機関だけでなく、領域を一歩拡大したいというチーム内の意見や私個人の思いを上司がしっかりと受け止めてくれるところです。実際、本人確認サービスは金融機関以外にもお役立ていただけるケースが増え、他領域へもサービスを拡大していく動きが出ています。
良い意味のギャップとしては、以前は、金融サービスというと硬いイメージがあったのですが、毎月のタウンホールミーティングで金融部門長がフランクにお話しされるなど、幹部のみなさんが堅苦しさを払拭してくださっています。改革していこうという雰囲気が感じられ、今の部門に所属していることにポジティブな気持ちになれていると思います。
小林
働いてみて良かったことの1つ目は組織風土が良いことです。具体的には“チャレンジすることを良しとする文化”や、“組織全体として変革しよう”という雰囲気を感じられることです。
2つ目は、若い人も含めて“圧倒的に優秀な人が多い”と思います。各レイヤーが果たすべき役割をしっかりとこなしていると感じます。管理職は組織作りや、顧客キーマンとリレーションを構築している点、担当職は責任を持って主体的に仕事を完遂している点ですね。
あとは、“与えられる裁量が大きい”ということも良いですね。裁量が大きいことのプレッシャーもあり、クオリティも求められます。しかしその分、成長できるということだと思います。組織全体に「視座を一段上げて仕事をしなさい」という雰囲気を感じますね。
松本
NECに来て良かったのは、まず福利厚生が充実していることですね。また、社会的な信用も高くなったと感じます。
私がパートナーとしてNECで働いていた頃と比べて、NECは大きく変わったと感じます。2018年ごろから社内横断的な活動が増えましたし、役員など上の人と会話する機会も増えました。組織内の風通しが確実に良くなりましたね。ギャップといいますか、そこは間違いなく良い意味でNECが変わったのだと思っています。
“教え合う文化”に助けられた
-みなさん転職されてきて、「キャリア採用ならではの苦労や困ったこと」は何かありましたか? もしあったとしたら、それをどのように解決したか教えてください。
峠元
最初、キャリア採用で入社した人がまだいない部署に配属し、人脈形成には時間がかかりました。提案活動をする中で他社への提案の情報を集めながら仲間を増やしていって、いまは仕事がしやすい環境になっています。
長井
最初、困ったことは「用語が分からないこと」でした。チームメンバーに聞いて、サポートを受けながら何とか乗り越えてきました。
-みなさん親切に教えてくれましたか?
長井
はい、“教え合う文化”があると思います。また、NEC独特の用語解説集が社内のホームページに掲載されるなど、キャリア採用者向けの情報の整備も進んでいるので、今後キャリア入社される方はより困りにくい環境になると思います。
あと、最終面接で「NECに染まりすぎないように」と言っていただいたので、常に新しい視点で業務上の提案ができればよいと思っています。
小林
私が入社した時はキャリア採用のメンバーが少なかったので、分からないことを聞ける「お友達」を自力で作りました。 最近はキャリア採用がかなり増えてきて、組織的にサポートしてもらえるようになったと感じています。
―最後に、今後の展望や抱負をお聞かせください。
峠元
大きなニュースになるような案件を受注できるように頑張っていきたいと思います。
長井
eKYCは“伸びしろ”があるサービスなので、企業があらゆる情報をセキュアに連携できる世界観を実現していくために、様々なステークホルダーと連携しながら価値あるサービスを創造していきたいです。
小林
私はマネジメントの方に進みたいと思っています。また、事業としては大手金融機関向けに進めているサイバーセキュリティ領域のビジネスを横展開し、新たなビジネスを作っていきたいと思います。
松本
これまでのシステム構築のような、ただ決められた要件に従って開発をするのではなく、お客様に伴走しながら一緒にあるべき姿を目指していくエンジニアでありたいと思っています。
-ありがとうございました。
(本記事は2024年3月時点の内容です)