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担当役員メッセージ

サステナブルなサプライチェーンの拡充に向けて

日頃NECグループの事業、サプライチェーンに対しまして、多大なるご協力、ご支援をいただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。

執行役員 CSCO
清水 茂樹

今、世の中ではデジタル技術が急速に浸透し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでいます。私共NECグループはDXの変化の先を見据え、デジタル技術が隅々まで浸透した社会を”Digital Inclusion”な社会と捉え、「デジタルのチカラで、ひとりひとりが輝く社会」の実現を目指しています。

私は、チーフサプライチェーンオフィサーとして、パートナーの皆さまとの「協働」と「共創」を通じてサステナブルなサプライチェーンを構築し、皆さまと共に、お客さま・社会に対して価値を創造していきたいと考えております。

NECのデジタルプラットフォームとパートナーの皆さまとの協働・共創

当社では、エッジからネットワーク、インフラ、プラットフォーム、そしてアプリケーションレイヤーまで1つのアーキテクチャで統合し、お客さまのニーズや課題に適した形で素早く使えるようにしたデジタルプラットフォームを整備しています。これを使うことで、お客さま、そして社会へ「安全」「安心」「効率」「公平」という価値を提供していこうというものです。

もちろん、こうした価値はNECの力だけで作り上げられるものではありません。パートナーの皆さまとの「協働」と「共創」を進化させることによって成し遂げられるものと考えています。

以下、事業の方向性も踏まえて、この2つの切り口から、またその土台を成すサステナビリティの観点からパートナーの皆さまへの期待をお伝えします。

1.協働

協働の第1点目は、トータルでのQCD競争力向上に向けた皆様との連携強化です。海底から宇宙まで、デジタル時代の「できたらすごい」を創っていくためには、従来以上の高信頼性やスピードに加えて、省電力、デリバリーの容易さ、メンテナンスフリーなどトータルなQCD向上が求められます。パートナーの皆さまとの一層の連携強化により、これを実現してまいります。

2点目は役務領域全体でのリソース確保活動です。NECグループは、ビジネスプロセスイノベーションとして、新たな領域にもチャレンジしてまいります。そのためには、従来とは異なるスキルセットや知見が必要なオペレーションやサービス業務が存在します。それらに対応するため、パートナーの皆さまとの連携を強化してまいりますので、ご協力をお願いいたします。

2.共創

共創の第一は、デバイス、エッジレイヤにおけるハードウェア製品の開発です。5G、IoTなどデジタル技術の浸透を背景に、つながるデバイスやエッジ端末のニーズが増加していくと考えています。それは高機能実現だけでなく、UXやCXといったエンドユーザー、お客さまの立場に立って分かり易さや使い勝手なども含めたデザイン志向の製品開発が必要であり、それを実現する新たな素材や部材のソーシングを強化していきます。

共創の2点目はパートナーの皆さまとの連携によるビジネス開発です。従来から、各レイヤにおいて様々なアライアンスを組んでビジネス開発を進めてまいりましたが、クラウド、モダナイゼーション、DXに取り組む上で、アライアンスの重要性がますます高まってきます。NECグループ内でも新たなコミュニケーション基盤「Digital Workplace」をスタートさせ、自らのDXを加速しています。これらの知見を活かしながら、パートナー様とのリレーションを強化し、ビジネス開発のスピードアップを図ってまいります。

3.サステナビリティ

これらの活動を推進する前提としてのサステナビリティに関しても、皆さまとの連携が欠かせません。気候変動、コンプライアンス、安全、人権、働き方改革、セキュリティといったキーワードに関し、サプライチェーンの観点に止まらず、企業活動全体に大きく影響を与える要素として、日を追う毎に社会からの要請・期待の高まりを感じております。加えて注意しなければならないのは、これらいずれもが変化のスピードや変動の大きさを増していること、また従来は「何十年に一度」と想定していたことが日常的になりつつある、ということを考慮して事業運営に当たる必要があるということです。

中でも次の3点に重点的に対応してまいります。

1点目はBCPについてです。これまでの地震時の対策に加えて、昨年の豪雨、台風による被害に代表される風水害に対する対策、また新たな感染症発生時の対応も、今後世界的な人の往来の増加、経済的な結び付きの深化が見込まれる中、強化が必須と考えております。

2点目は環境や人権、セキュリティへの取り組みです。いずれも、変化する世の中の期待やリスクの度合いを先読みし、またサプライチェーン全体を俯瞰して打ち手を具体化し、実行する必要があるテーマです。皆さまと目標や施策を共有しながら、的確な対応を進めてまいります。

3点目は、働き方改革です。今年は東京2020オリンピック・パラリンピックの年であり、物流の対応などサプライチェーンにおける様々な取り組みと合わせて、働き方について私たち自身の意識や行動の変革も必要となります。この点につきましても、皆さまと連携しながら取り組んでまいりますのでご協力をお願いします。

2020年、挑戦する1年に

外部環境が凄まじいスピードで日々変化する今日、私共がビジネスの世界で「できたらすごい」を実現していくためには、「挑戦し続ける」ことが必要だと考えています。

その先にある価値創造と成長に向けて、挑戦し続けるNECグループに対し、パートナーの皆さまの一層のご協力と連携をよろしくお願い申し上げます。

(2020年2月)