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Life
ライフスタイルの多様化や少子高齢化が進む中で、
心身ともに満たされる生活へのニーズが高まっています。
NECは、医療や教育、趣味や余暇にいたるまで
個人にあわせたサービスや体験を提供し、
一人ひとりのわくわくする暮らしを支えていきます。
未来への
第1歩はもう始まっています
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Story 01もし、手ぶらで
旅行を楽しめるとしたら?待ちに待った家族旅行のため、空港に降り立った美空一家。
搭乗情報とホテルの予約情報は連動しており、ゲートを出たらその場でホテルへのチェックインは完了します。荷物のピックアップもせず、そのまま観光へ。
「今日はたまっているポイントを使おっか! 暑さ対策にお水も買っておこう。」
たとえ旅先でもATMで顔認証すればかんたんにポイントチャージ。このお店にレジはなく、飲み物を手に取って外に出ると自動で決済も完了です。
風情ある街並みを散策したり、郷土料理を味わったり――街を目いっぱい満喫し、ホテルへ向かいます。
「ようこそ、美空さま」
部屋は顔と虹彩情報で入れるので鍵もなし、中にはスーツケースと散策中に購入した工芸品が届いていました。
「あ~楽しかった! 手ぶらだと家族で過ごせる時間も長くなった気がするね」 -
Story 02もし、ドクターがいつでもそばで
体調をケアしてくれるとしたら?旅行先のホテルで朝食を終えて、出かける準備をする恭介。
ウェアラブル端末のデータを確認すると、血圧と血糖値が高くなっています。
「薬が切れちゃった。ちょっと心配だから西田先生に診てもらおう」
かかりつけ医にその場でオンライン診察をしてもらいます。
「薬を処方するので、数値が安定したら軽い運動をすると良いでしょう」とのことで一安心。ホテル近くの薬局に処方箋データが連携されているので、薬もすぐに受け取れます。
「これからも旅行を楽しむために運動を始めよう」と自戒する恭介。「たしか市が健康づくりのアプリを公開していたからそれを使うのもいいんじゃない?」と美空も頷きます。
「じゃあみんなでウォーキングを始めようか!」 -
Story 03もし、スポーツで街も人も
もっと元気になるとしたら?恭一朗の通うサッカー強豪校に留学してきたサーマート。
母国でも同じ練習メニューを取り入れているので、早くもチームに馴染んでいます。
「今日はサッカー観戦に行こう! 街ではお祭りもやっているよ。」
以前は感染症の影響で思うように外出できませんでしたが、今は賑わいが戻り、街角のスケートボードやボルダリング場も盛り上がっています。
ふたりは自動翻訳で話しながら、街中のスタンプラリーを楽しみスタジアムへ。
顔認証なので手ぶらで入場、つねに混雑状況もチェックできるので観客席まではスムーズです。
「前半のプレイであの戦術あったよね? 答えはA!」
日々サッカーを学んでいるふたりはハーフタイムクイズも難なくクリアし、大好きな選手のサインをゲット。渡してくれたのは地元イベントでよく遭遇するボランティアさんでした。
「ありがとう! 僕たちもっとサッカー頑張るね!」
できたらすごいをもっと見る

済生会中央病院様、済生会熊本病院様
安全安心できめ細やかな医療を
オンラインの活用が地域の医療に変革をもたらす
新型コロナウイルスの感染拡大によって、需要が高まりつつあるオンライン診療。ただし、現場への導入に向けていまだにハードルが高いのもまた事実です。NECは次世代の安全安心なオンライン医療を実現すべく、済生会中央病院と済生会熊本病院と共に共創を開始しています。
都内にある済生会中央病院では、慢性疾患患者の外来診療における経過観察や健診結果などの伝達ツールとしてオンラインの活用を検討しています。また、後払い会計や電子処方箋機能を持つスマートフォン病院用アプリと医事会計システムを連動し、診療後の煩雑な会計処理などの事務手続きや処方箋発行を効率的におこなっていく予定です。
済生会熊本病院では、地域中核病院として新たな地域医療のあり方を考え、より安全安心で効率的な関係医療機関との連携の実現を目指します。入院準備から転院・退院、さらにアフターフォローまでの病院間のコミュニケーションを、電子カルテとビデオ通話システムとの連携によりオンラインで実施する取り組みを開始予定です。
地域医療のコアを担う病院が、地域・患者・職員の安全を確保しながら、必要な医療サービスを持続的に提供できる取り組みをNECはサポートし、医療における働き方改革を加速させていきます。
済生会中央病院
医事課 課長
町田 洋治氏
以前からオンライン診療のシステム導入を検討してきました。医師の業務負担軽減、会計等の事務的作業の効率化が焦点となっていました。
その状況下で、NECからオンライン診療の実証検証のお話をいただきました。
当院では、検査結果の閲覧、処方箋のオンライン送信やクレジットカード登録により会計待ち時間の軽減ができるアプリ『MyHospital』(株式会社プラスメディ)を稼働しています。あわせて、オンライン診療から会計処理まで一元管理できるシステムの構築を目指していきます。

済生会熊本病院
医療情報システム室 室長
野口 忠祥氏
「治療が必要な患者さんの早期発見」「患者さんやご家族への治療内容の説明」「転院先でのリハビリテーション」……。急性期医療を担う当院では、地域の医療機関と協力し患者さん・ご家族とコミュニケーションをとりながら診療を実施します。便利でより安全・安心できるオンライン診療を共創し、地域社会へ貢献します。


NEC
病気にならないためのヘルスケアへ
医学的知見×AIによるヘルスケアサービスを提供
近年「Well-being」の概念が注目されているように、単に病気にかからないだけではなく心身をよい状態に保つことが人間にとって重要だと言われます。一人ひとりがより良い状態を保ちながら生きていける社会をつくるべく、NECは疾病の予防にもなる身体・心の心地よさを提供する医学的・科学的知見とデータに基づく健康増進のサービス「NECカラダケア」を始動しました。
NECカラダケアは、健康に必要な「身体」「栄養」「心」の3要素のケアを支援していくものです。2021年6月からは「身体」のケアを支援するサービスとして「フィジカルケア」の提供を始めています。国立大学法人東京医科歯科大学との連携で進められている本サービスでは、腰や肩、首、膝などに身体の不調を感じている方を対象として理学療法士が身体の状態を評価し、一人ひとりに合った施術提供、改善プログラムの提示をおこないます。
NECは本サービスで得た日常の生活・行動データをAIによって分析・活用するとともに、「栄養」と「心」に関するサービスとも連携させていくことを目指します。ヘルスケアのDXを加速させ、総合的に日常生活を支援することで一人ひとりが健康で社会参加を続けられる社会に貢献していきます。
NECカラダケア
カラダケア事業推進室 室長
高瀬 宏文
従前より、医療業界は「病気になってから治す」から「病気にならない」へと提供価値を拡大すべきと強く感じていました。しかし、医療保険制度の中で、医療機関単独でそれを賄うことは困難です。医療機関と適切な連携を取り、きちんとしたサービスを提供する民間の事業主体が必要なものの、そのような市場はいまだ確立していません。このような現状認識のもと、われわれ自身の手で新たな市場をつくり、「病気にならない」世の中を創ることに貢献していきたいと願って本事業を開始しました。NECの先進技術によって、一人ひとりに寄り添った「健康づくり」を目指していきます。

理学療法士(修士)
加藤 淳平
以前から、身体の不調を予防する取り組みには興味があり、ヘルスケア領域でチャレンジしてみたいと思っていました。不調の予防には、筋肉や関節の機能を保つことが重要です。そのために、施術を通じて一人ひとりに合った“正しい”身体の使い方をお伝えできる場があることに非常に意義を感じています。
今後も、NECと東京医科歯科大学との共同研究成果など新しい技術を用いながら、取り組みを進めていきたいと考えています。
