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MultiSync® LCD-PA302W-W5/ LCD-PA302W-B5

MultiSync LCD-PA302W-W5/LCD-PA302W-B5

輝度(標準値) コントラスト比(標準値) 視野角 表示画素数
340cd/m² 1000:1 左右178° 上下178° 2560×1600 WQXGA

取扱説明書

三面図

仕様表

オプション

特長

高画質で正確な色再現

高い精度で色を正確に再現する「SpectraView® エンジン」

3次元ルックアップテーブル

新開発の画像処理専用ICによる3次元ルックアップテーブルと独自の色変換アルゴリズムを搭載。Adobe®RGBやsRGBをはじめ、業界標準とされるさまざまな色域を正確に表示できます。

斜めから見ても正しい色で確認できる「広視野角IPS液晶パネル」

広視野角IPS液晶パネル

視野角は左右178°上下178°。斜めから見ても色や輝度の変化が少ないため、複数の人がそれぞれ違った角度からディスプレイを見ながら色を確認することができます。

高解像度30型WQXGA(2560×1600)AH-IPS液晶パネルを搭載

高解像度30型WQXGA(2560×1600)p-IPS液晶パネルを搭載

30型WQXGA(2560×1600)のワイド液晶パネルの採用により、広い作業領域を確保することで作業効率の高い環境を提供。
視野角特性に優れたAH-IPS液晶を採用することで、斜め方向からの色変化も抑えた画像表示を実現します。
また、スタンドはピボット機構付きなので縦置き表示が可能で、新聞紙ブランケット版の原稿を原寸サイズで表示できます。

画像のギラツキ感を抑え、本来の色で見られる「アンチ・スパークリング・フィルム」

ディスプレイ表面のギラツキ感は正確な色再現の妨げに。表面のギラツキ感を大幅に抑えたことにより、ノイズの少ない正しい色を確認でき、作業の効率化と長時間でも見やすい表示を実現しました。

画像のギラツキ感を抑え、本来の色で見られるアンチ・スパークリング・フィルム

NEC独自の技術で高品位な画像を忠実に再現する「GB-R LEDバックライトシステム」

これまで再現できなかった色を表現できる「広色域カバー率」

従来の白色LEDは、特性上、G(緑)やR(赤)の領域の発色が不十分でした。PAシリーズは、新方式の白色LEDを採用したGB-R LEDバックライトシステム搭載。G(緑)とB(青)の2種類のLEDチップにR(赤)の蛍光体を用いることで、Adobe®RGB相当における広色域をカバー。CIExyの色度座標系でのAdobe®RGBカバー率は99.3%を達成しました。

GB-R LED バックライトシステムのしくみ

電源オンから、すぐに作業できる「輝度と色の安定性」

輝度・カラーフィードバックシステムにより、電源オンから、わずか数秒で輝度や色が安定。すばやく正確に画像を表示できるので、すぐに画像編集を始められます。

画面のちらつきを抑えて目が疲れにくい 「フリッカー対策」

独自設計のLED 駆動回路により、画面のちらつきを抑えました。目が疲れにくく長時間作業に集中できます。

ランニングコストを低減「省エネ設計」

LEDバックライトは、低消費電力。レタッチ作業などで長時間使用されるディスプレイのランニングコストを抑えることができます。

静かで長寿命「ファンレス設計」

発熱を抑えた放熱設計で空冷ファンを必要としないため、ファンの回転音を気にせずに作業へ集中できます。同時に液晶パネルの長寿命化も実現しました。

画面の輝度ムラや色ムラを均一に補正する「ムラ補正機能(Uniformity)」

ムラ補正機能(Uniformity)

1枚ごとに表示特性が異なる液晶パネルは、それぞれムラの発生する場所なども違います。ムラ補正機能は、輝度ムラや色ムラを補正。正確な色再現により、画面全体を作業領域として利用できます。

滑らかな階調で色を忠実に再現する「14bitガンマ補正機能」

14bitガンマ補正機能

DisplayPort端子やHDMI®端子からの10bit入力に対応。RGB各色に14bitルックアップテーブルを採用し、約10億7374万色の表示を実現しました。滑らかな階調表示で正確に色を再現できます。

ディスプレイ自体を高精度に色調節できる
「ハードウェアキャリブレーション対応」

SpectraView ⅡキャリブレーションセンサLCD-MDSVSENSOR3任意に設定した輝度や白色点、ガンマなどのキャリブレーション目標値へ自動的にディスプレイを調節します。手動の調節と違って、より高精度な調節が可能です。
外部カラーセンサを使わずに簡単に色調節できる専用ソフトウェア「MultiProfiler®」と、オプション(別売)の外部カラーセンサとカラーキャリブレーション・ソフトウェア「SpectraView®」を用いる色調節のどちらにも対応。
用途に合わせて最適な色調節を選択できます。

簡単操作で色調節。

専用ソフトウェア「MultiProfiler®」でパソコンから操作

MultiProfilerロゴ

NEC独自の表示設定ソフトウェア「MultiProfiler®」は、パソコンから簡単な操作で高精度な色調節ができるアプリケーションです。プリンタや他のディスプレイなどとの色合わせも簡単。さらに、PICTURE MODE機能を操作して、Adobe®RGBやsRGBなどの色空間の切り替えもできます。

  • MultiProfiler®は、ディスプレイ本体に添付されておりません。
    最新版は無償でダウンロードできます。

高精度に色や輝度などを設定できる「フルカスタム機能」

MultiProfiler フルカスタマイズ機能

MultiProfiler®は、色や輝度などを調節するのに外部カラーセンサが不要。ガンマ値や白色点、色域などの設定も簡単です。
設定画面に従ってマウスを操作し、入力していくだけで、目標とする色や輝度など高精度に調節することができます。

他のディスプレイや印刷物と正確に色合わせできる「カラーエミュレーション機能」

カラーエミュレーション機能

ICCプロファイルと呼ばれる、ディスプレイやプリンタ、印刷機などの色の特性データをディスプレイへ高精度に反映できます。データに基づいた色調節のため、目視や経験だけに頼った曖昧な調節よりも、正確で厳密な色合わせを実現。画像を理想とする色や輝度へ近づけることができます。

  • ICCプロファイルとは?
  • ディスプレイやプリンタなどの装置の色に関する特性が記述されたデータのこと。主に、特性の違う各装置間で色をやりとりする"カラーマネジメント"で色の変換を行うためのデータとして用いられます。

他の表示装置と簡単に色合わせ「ICCプロファイルエミュレーション」

ICC プロファイルエミュレーション機能

表示装置のICCプロファイルを利用して、他のディスプレイの色味をディスプレイ上に再現します。離れた場所にあるディスプレイの色を手元に再現して、同じ色味で確認しながら作業することができます。

その場で印刷の色を確認「印刷エミュレーション」

印刷エミュレーション機能

プリンタや印刷機のICCプロファイルを利用して、印刷後の色のイメージをディスプレイ上に再現。撮影やデザインの際、事前に印刷の仕上がりイメージをディスプレイ上で確認できるため、何度もプリントアウトする手間がなくなります。

カラーユニバーサルデザインで多くの人に伝わる色使いを「色覚エミュレーション」

色覚エミュレーション機能

社会の色彩環境をより使いやすいものへと変えてゆく「カラーユニバーサルデザイン」。NECが独自に開発したアルゴリズムにより、ディスプレイ単体で、P型、D型、T型の色覚特性、およびコントラスト確認用の表示が可能です。色に関わるすべての人へ、カラーユニバーサルデザインを意識した作業を簡単に実現します。

複数台の色合わせができる「エクスポート/インポート機能

エクスポート/インポート機能

MultiProfiler®を用いて手動調節したディスプレイ情報を独自の設定データとして取り出し(エクスポート)、他のディスプレイへ取り込む(インポート)ことができます。複数台を調節するとき、色合わせが簡単で、色についてのコミュニケーションや作業工数の削減につながります。

  • 機種間の仕様により、一部のPICTURE MODEがインポートできない場合があります。

撮影画像と印刷イメージを並べて比較できる「2画面表示機能+印刷エミュレーション」

印刷イメージを同時に表示

撮影画像とプリンタの印刷イメージの画像を並べて表示。ウインドウを切り替えることなく2つの画像を比較できます。作業中の画像も印刷イメージでの表示が可能。比較しながら作業を進めていくこともできます。

他のディスプレイの測定値を容易に複製できる「白色点コピー機能」

外部USBセンサで得られた他のディスプレイの測定値(白色点・輝度)をコピーすることが可能なコピーキャリブレーション機能を装備。マルチディスプレイ環境構築時に便利な機能です。

  • LCD-MDSVSENSOR®3のみ使用可能

他のディスプレイの測定値を容易に複製できる「白色点コピー機能」

色再現を長期間維持。

経年変化による色の補正は、クリエイティブな現場に合った運用方法を選べます。

作業現場の規模やカラーマネジメントの運用方法などに合わせて経年変化の補正方法を使い分けることができます。クリエイティブの現場に合った使い方を選んでください。


初心者から
熟練者まで、
すべての人に
特定の
外部カラーセンサを
色精度の統一基準に
している人に
ワークフローで
キャリブレーションの
数値や履歴を
管理している人に
キャリブレーションレスの運用【セルフカラーコレクション】

何もしなくても、長期に渡って色の精度を維持できる

今まで使ってきたカラーセンサの基準で運用「ベースキャリブレーション」

セルフカラーコレクション

外部カラーセンサの基準で、長期に渡って色の精度を維持できる。

すべてのPICTURE MODEの補正を一度のキャリブレーションで完了でき、キャリブレーションの頻度も下げられる。

キャリブレーションでディスプレイの品質管理「ハードウェアキャリブレーション」

セルフカラーコレクション


長期に渡って色の精度を維持できる。

キャリブレーションの履歴や数値を管理できる。

  • ベースキャリブレーションおよびハードウェアキャリブレーションには、オプション(別売)のカラーキャリブレーション・ソフトウェア SpectraView® Ⅱと外部カラーセンサが必要です。

自動的に画面を補正して、定期的なキャリブレーション作業から解放される「セルフカラーコレクション」

バックライトの経時変化による輝度や色の変化を感知できる高精度なフィードバックセンサをディスプレイに内蔵。外部カラーセンサなしでも、目標とする表示特性に対し、常に秒レベル単位で補正を行います。また、外部カラーセンサによるキャリブレーションを行うことなく、長期間に渡って表示特性を維持できます。何もしなくても、いつでも正確な色で表示されるから、心おきなくディスプレイを使用できます。

ディスプレイは、時間の経過とともに表示する色が変わっていく

長期間ディスプレイを使い続けていると色味や輝度が変化して、正常な色を表示できなくなります。そのため、定期的にディスプレイのキャリブレーションを実施して正常な元の表示状態へ再調節しなければなりません。

キャリブレーションをしないディスプレイの場合

外部カラーセンサによる定期的なキャリブレーションの場合

手を煩わせないセルフカラーキャリブレーション

外部カラーセンサの精度でディスプレイを運用できる「ベースキャリブレーション」

ベースキャリブレーションは、ディスプレイ内部の色の基準となるデータを、工場調整値やセルフカラーコレクションにより設定された値から、外部カラーセンサの測定値に置き換える機能です。複数台のディスプレイを特定の外部カラーセンサで運用している場合、センサの色の精度でディスプレイの運用が行えます。

一度のキャリブレーションで、すべてのPICTURE MODEを色調節

ベースキャリブレーションの動作イメージ

ベースキャリブレーションを実行することで、PICTURE MODEのすべてのデータを更新できます。目標値ごとに行っていたキャリブレーションが不要になります。

  • ベースキャリブレーションには、オプション(別売)のカラーキャリブレーション・ソフトウェア SpectraView® Ⅱと外部カラーセンサが必要です。

プロ仕様の設計。

長寿命で耐久性に優れた高剛性ボディ

高剛性ボディ

液晶パネルが組み込まれた筐体には、剛性の高い堅牢なボディを採用。さらに、放熱性に優れた構造でパネルの長寿命化と冷却ファンレスを実現しました。

持ち運んで、どこでも色を確認できる「背面ハンドル」

ディスプレイを移動させるときに便利な持ち運び用のハンドルを装備しています。スタンドは、本体を持ち上げたとき、緩んで動かないように固定することもできます。

持ち運んで、どこでの色を確認できる背面ハンドル

作業する人の負担を減らす「エルゴノミクススタンド」

150mmの範囲でディスプレイの高さを調節できる「スタンド高さ調節機能」。画面の向きを左右に回転させることができる「スイーベル角度機能」。さらに、画面を90度回転させることで、縦型表示可能な「ピボット機能」を搭載。作業スタイルや使用環境に応じて画面を見やすい位置にセッティングできます。

  • 縦型表示には、市販の縦型表示機能を持ったグラフィックボードを別途ご用意ください。

エルゴノミクススタンド

色空間の違う画像などを同時に比較できる「2画面表示機能」

2画面表示機能

Picture in Picture※1とPicture by Picture※2の2画面表示機能を搭載。Picture in Picture表示の子画面の画像は、任意の位置に移動させることも可能。1つの入力信号に対して異なるPICTURE MODEで同時に2画面表示できるため、作業効率が向上します。

  • ※1子画面の入力信号がDisplayPortまたはDVIの場合、子画面の表示は必ず画面の左半分となります。
    子画面の入力信号がMini-DispalyPortまたはHDMI®の場合、子画面の表示は必ず画面の右半分となります。
  • ※2親画面の入力信号がMini-DisplayPortまたはHDMI®の場合、PICTURE BY PICTURE ASPECTおよびFULLは選択できません。また、PICTURE BY PICTURE ASPECTまたはFULLが選択されている場合は、親画面の入力信号をMini-DisplayPortまたは HDMI®にすることはできません。DisplayPortまたはDVI信号をPICTURE BY PICTURE ASPECTまたはFULLで親画面として表示する場合は、DisplayPortまたはDVIへ接続してお使いください。

表示画像に合った画質を設定して使い分けできる「PICTURE MODE機能」

輝度や白色点、色域や階調特性など、ディスプレイを調節して最大5つまで設定・保存できます。代表的な色空間も工場でキャリブレーションされ、プリセットとして設定。目的に合わせた画質設定へ簡単に切り替えることができます。

■PICTURE MODEの主なプリセット
Adobe®RGB 印刷デザインや高性能デジタルカメラに適した広色域な画質設定
sRGB インターネットやWindows®で使われる標準色空間
eciRGB_v2 ヨーロッパの印刷業界で主に用いられる色空間
DCI デジタルシネマに適した状態で表示
REC-Bt709 HDTVの色空間規格に準じた設定
DICOM 医用画像を参照するのに適した画質設定
PROGRAMMABLE MultiProfiler®などのアプリケーションにより保存された画質設定

2台のパソコンでキーボードやマウスを共有できるUSBハブ機能

USBハブ機能

USBアップストリームポートを2つ、USBダウンストリームポートを3つ装備。キーボードなどのUSB機器を、ディスプレイに接続されたMacとWindowsなどの2台のパソコンで共有し、切り替えて使用できます。さらに、ディスプレイをハブにして接続できるため、さまざまな機器をデスクの使いやすい位置に置くことができます。

DisplayPort端子を含む豊富な4系統入力端子を搭載

最先端のDisplayPort端子の他、HDMI®も装備。デジタルカメラとのダイレクト接続による写真データの表示など、様々な用途に使用することができます。

DisplayPort端子を含む豊富な4系統入力端子を搭載

オプション

本機を廃棄するには(リサイクルに関する情報)

当社は環境保護に強く関わっていきます。環境に対する影響を最小限にするために、リサイクルシステムを会社の最重要課題の一つとして考えております。また、環境に優しい商品の開発と常に最新のISOやTCOの標準に従って行動するよう努力しています。
当社の使用済みディスプレイのリサイクルシステムの詳細については、下記をご覧ください。

※“PCリサイクル”の表示のない商品は、排出時、お客様に回収・リサイクル料金をご負担いただきますので、あらかじめご了承ください。
※ 本機をご購入いただいた個人ユーザー様には、以下のリサイクルホームページからお申込いただくことにより無償でPCリサイクルマークを提供いたします。
リサイクルホームページ:http://www.pc-eco.jp/ 画面の左側の「PCリサイクルマーク申込」からお入り下さい。なお、法人ユーザー様がPCリサイクルマークを添付された商品を排出される場合でも産業廃棄物の扱いとなることに変わりはありません。ご注意ください。