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特長/機能
特長
Printviewは「Windows、A-VX、ACOS」上の業務アプリケーションの印刷データを電子文書化し、ペーパレスの実現やオープン環境でのデータ再利用を可能とする電子帳票システムです。
Printview製品を利用することにより、従来システムのアプリケーションを大幅に変更することなくペーパレスシステムを実現できます。
また紙代、保存スペース、輸送費のコスト削減が図れます。
電子帳票化した文書は仕分けを行い、指定フォルダに保存することができます。
また、自動的にFAX配信を行ったり、テキスト形式で保存、 連携製品を利用しての自動印刷、電子メール配信、Webブラウザで閲覧することもできます。
帳票は、印刷されるイメージで閲覧することができます。
必要なページのみを印刷することや、 帳票の一部をテキスト形式やCSV形式に変換して抜き出したりクリップボードコピーにより、 PC上で帳票データの再利用ができます(オープン環境へのデータ連携)。
グループウェアとの連携により、セキュリティ管理やワークフロー管理を実現します。
Printviewによって作成される電子帳票は1レポートにつき、1ファイルになります。
クライアント(ビュア)があれば、スタンドアロン環境でも電子帳票を閲覧することができます。
■低価格でペーパーレスを実現
最小システム構成:280,000円~ 低価格ペーパレスシステムを実現。
■フィールド解析機能を実装
帳票の複雑なオーバレイの罫線情報を解析し自動的に文字の区切りを認識してフィールドを作成。これにより、CSV出力を可能に。
またフォームオーバレイの無い帳票でもフィールドの新規作成と編集が可能。
これにより、本当に必要な部分だけを検索、外部形式変換することが可能。
■導入がスムーズ
プログラムの変更・書式の再定義をしなくても (*1)システムへ導入可能。
■電子帳簿保存法に対応
国税関係帳簿書類の電子保存に対応 (*2)
*1 A-VX/アプリケーション実行環境で動作する帳票をスプール出力するプログラム、 または、ACOS-2のプリンタ出力プログラム、もしくはACOS-4のプリンタ出力プログラム。書式を使用する場合は、 Printviewの対応レポート用書式であることが必要。
*2 但しPrintview電子帳簿保存法クライアントを導入されたからと言って、電子帳簿保存法の申請が無条件で通るものではありません。システム全体としてどのような運用を行うかが問われることになりまた最終的には管轄税務署の担当者の判断となりますことから、事前に税務署側にご相談ください。 Printview 電子帳簿保存法クライアントにより、電子帳簿保存法に対応した検索が可能です。
※電子帳簿保存法とは、電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存法等の特例に関する法律の略称です。
機能
サーバ機能
サーバ製品では主に「電子帳票化機能」と「電子帳票の配信機能」を提供しています。
■電子帳票化機能
Printviewは業務アプリケーションから出力されるレポートを監視し、レポート名やプリンタ名などの レポートがもつ属性から電子帳票化の対象レポートを判断して必要なレポートのみを電子化します。 通常は1レポート毎に1ファイル作成されます。
レポートに社印、会社ロゴなどのイメージを埋め込む込むことが可能です(Ver8.0以降)。
<変換可能な形式>
・Printview文書形式(電子帳票)
印刷イメージを保持して変換され、圧縮指定も可能です(圧縮率:50~80%)。
パスワード、印刷、文字列コピー、外部出力、ファイルのコピーのセキュリティを設定することが可能です。
また、電子化後はクライアントで、テキストの抽出や印刷が可能です。
・テキスト形式、 カンマ区切り形式、タブ区切り形式
印刷文書からテキストを抽出した形式。オープン系アプリケーションでそのまま利用可能です。
・PDF形式 (*1)
ホストから出力したレポートを自動的にPDF変換します。
パスワード、印刷、文書の変更、コピー、抽出などのセキュリティを設定することができます。
詳細については Printview PDF出力オプション をご覧ください。
■電子帳票の配信機能
電子帳票化された帳票レポートはレポート名やプリンタ名などをキーとして仕分けを行い配布します。
電子帳票だけでなく、予め指定された形式(テキスト形式、CSV形式、PDF形式 (*1)でも配布を行うことができます。
<フォルダへの配信>
サーバのローカルフォルダやマイクロソフトネットワーク経由で参照できる共有フォルダ、 FTPサーバへ保存できます。
Printview形式での電子化の他に自動的にテキスト形式変換・CSV形式・PDF形式変換 (*1)することもできます。
■自動FAX送信
FAX ソフトウェアと連携して、フォルダに保存する代わりに自動的にFAX送信することもできます。
配布先は複数指定できるので、自動外部形式変換との併用や同報FAX送信も可能です。
■文書の圧縮
電子帳票は圧縮して保存しておくことができます。
文書配布時に、圧縮、非圧縮の指定を行うことも可能です。 (50~80%の圧縮率)
■文書の自動削除
ローカルフォルダや共有フォルダに配信した文書は日数経過による自動削除を行うことができます。
*1 対応バージョン:Printviewサーバ製品 Ver6.5以降
別途、オプション製品「Printview PDF出力オプション」および、PDF変換エンジン「SkyPDF for Printview」が必要になります。
クライアント機能
クライアント製品では主に「電子帳票の表示機能」と「文書管理機能」を提供しています。
本製品はクライアントPC上で、サーバ製品を使用して電子化した帳票の閲覧、管理を行います。 ビュア機能を提供する製品※は以下の通りです。※サーバ製品にはPrintviewクライアント相当の機能が含まれています。
■文書管理
<ドキュメントマネージャ>
電子帳票を個人用フォルダ・共有フォルダなどに階層化して管理できるエクスプローラ型のツールを提供します。
受信フォルダ、共有フォルダ、個人フォルダはカテゴリ別に複数作成可能で、 サーバ上またはクライアント上のどちらにも作成できます。
本ツールで、文書を移動・コピーしたり、選択した文書を開いてPrintviewドキュメントビュアで画面表示することができます。
また、ファイル検索機能及びファイル一覧表示での各項目毎にソートすることができます。
・受信文書通知機能
受信フォルダに文書が配信されたとき、画面にメッセージを出力。・既読・未読の管理
文書の既読・未読を、アイコンで表示。・文書プロパティ表示
文書の書式名や文書名など、Printview独自の情報も一覧表示。・文書一括検索機能
ドキュメントビュアを利用して複数の文書内容を一括検索する機能を提供。
(電子帳簿保存法クライアント版のみ)

■Printviewドキュメントビュア
ドキュメントビュアでは以下の機能を提供しています。
1.電子帳票の表示帳票を紙に印刷されたイメージで閲覧することができます。
書式付きレポートの場合はフォームオーバレイ※も含めて表示します。
複数の帳票を同時に表示することや画面分割・拡大表示をすることも可能です。(※アプリケーション実行環境用のVISUALFORMS/FORMS2、A-VXのFORMS2/#FORM、FORMEXで生成したフォームオブジェクト、Rakuform FormEditorで作成したフォームに対応。)

<Expressサーバフォント対応>標準のWindows文字に加えて、A-VX/PTOSなどで使用していたJIPSコード体系のフォント (G0集合、利用者定義文字も含む) を表示可能。※ 本機能を使用するためには、 日本語文字拡張セット (UL1203-xxx/UL0203-xxx/U75227-xxx) が必要です 。 (G0領域文字のみ)。
<安全性>Printviewクライアントでは排他制御機能をサポートしています。
これにより、1文書を多くのユーザで参照するような運用形態でも問題がなく参照でき、 ユーザ業務の安全性を高めることができます(Ver4.3以降)。
<セキュリティ>Printview文書にはパスワードを設定することが可能です。(Ver3.2以降)。
Printview文書に印刷、文字列コピー、外部出力、ファイルのコピーのセキュリティを設定することが可能です(Ver7.0以降)
<イメージ埋め込み>社印、会社ロゴなどのイメージを埋め込んだ帳票を閲覧可能です。(Ver8.0)。
<複数イメージ埋め込み>社印、会社ロゴなどの複数のイメージを埋め込んだ帳票を閲覧可能です。(Ver8.1以降)。
<バーコード(センタNIP、NW-7)対応>ACOS上で、NW-7バーコードのデータを含む帳票を閲覧可能です。(Ver9.0以降)。
2. 編集機能
<付箋・マーキング>強調したい部分をマーキングしたり、コメント付きの付箋 (色の変更、透明付箋、任意サイズ、ポップアップ、フォント変更 *Ver3.0以降 )を貼り付けることが可能。ドキュメントビュアは、Printview文書を画面表示します。拡大・縮小表示、画面分割の他に、マーキングや付箋のような付加情報をつけることもでき、付加情報も含め文書を保存することができます。
帳票にラインマーカで線を引くようにマウスでマーキングしたり、付箋を貼り付けたり移動することができます。マーキングは色を変更することができます。
付箋はコメントを書き込むことができ、大きさを任意のサイズに変更したり色の変更や半透明色を使用することができます。操作を間違えたときは、アンドゥすれば元に戻ります。

3. 検索機能
<通常検索機能>※
文字列検索や数値検索ができ、検索結果より、該当ページへジャンプすることができます。
また、検索結果をマーキングすることができ、マーキングや付箋を検索することもできます。
一括検索結果の該当ページのみを対象にした印刷、外部形式変換も可能です。(Ver3.0以降)※WEBドキュメントビュア、ドキュメントビュアlightでは数値検索を行うことはできません。

<電子帳簿保存法対応検索機能>
Printview電子帳簿保存法クライアントは、電子帳簿保存法に対応した検索機能を備えています。
検索時は、串刺し/絞込み/複合条件/文字列/数値などの属性を指定し、AND/OR/NOTを組み合わせ、 条件を設定することが可能です。この検索条件は保存することができ、同形式帳票で再利用できます。
また、検索結果を名寄せ表示することや、複数の文書内容をまたがり一括検索することも可能です。
4. 出力機能
<印刷機能>
必要なページだけをWindowsで動作可能なPCプリンタに出力可能です。※本機能は、電子化した帳票 (Printview文書) をPCから印刷可能なプリンタに対してPrintviewの印刷機能を実行するものであり、ホストから既存プリンタ (NIPやKLP)に印刷した結果と比較して、印刷結果の位置や大きさが一致することを保証するものではありません。
<外部形式変換機能>
Printview文書をCSV形式に変換したり数値検索をする場合には、 ドキュメントビュアの表示モードを切り換えてフィールド情報を定義します。 フィールド情報は、ページ全体や指定範囲に対して自動解析したり、マウスで範囲指定をして定義したり、 解析・定義済みのフィールドを編集することができます。 テキスト/CSV形式への変換やクリップボードコピーが可能です。
テキスト出力したデータをワープロで2次加工して報告書を作成したり、 CSV出力のデータを表計算ソフトで2次加工してグラフを作成することもできます。


拡張機能
Printviewでは関連製品およびオプション製品と連携することにより、次の拡張機能を使用できるようになります。
1. 仕分け機能(Printview DeliveryServer連携)
Printview DeliveryServerと連携することにより、 各ページの特定の位置にある印字データを仕分けキーワードにして、 レポートをページ単位で仕分けを行い、配布することができます。
また、既存のアプリケーションやJCLを変更すること無く、指定された書式を別の書式へ変更して電子帳票を生成できます。今まで書式がなかった帳票に対しても、簡単に新たな書式を指定することが可能です。(Printview Ver4.1以降)
指定可能な配布先
<電子メール>
Printview文書形式、テキスト形式、CSV形式、TSV形式、PDF形式 (*1)を指定可能。
<FAX>
Printview文書を印刷したイメージをFAX送信。
キーワードには、レポートに印字した電子メールアドレスやFAX番号などをそのまま使用する直接指定の他に、印字した文字列に電子メールアドレスやFAX番号などを対応付ける間接指定もできます。(Printview Ver4.1以降)
<フォルダ/FTP>
Printview DeliveryServer Ver2.0以降で指定可能。圧縮形式指定可能。
また、Printview DeliveryServer Ver2.1 以降(別製品)では以下の機能もサポートしています。
(Printviewサーバ製品ではExpress5800/600シリーズ版ではVer4.2以降、Express5800/100シリーズ版ではVer4.3以降でサポート。)
<無条件繰越機能>
キーワード指定位置で指定外の文字列が入っていた場合に、前ページでの配布指定先とみなします。
<キーワードをファイル名>
仕分けに使用したキーワード文字列を仕分け後の文書ファイル名へ反映します。
キーワード文字列を命名規則へ取り入れることにより、仕分け結果の各ファイルの区別が容易になります。
2. 自動印刷機能(PrintCenter V 連携)
PrintCenter V スプール for Printviewと連携することにより、電子帳票をネットワークに接続されているPCプリンタへ自動印刷 (*2)(*3)することができます。・印刷サーバを分散することが可能です。(Ver6.2以降)
・用紙掛替制御機能対応、メッセージ通知機能対応、簡易セキュリティモニタ等 spoolernet Ver3の機能が利用できます。(Ver6.2以降)
・書式の用紙サイズ/方向を自動印刷時の用紙サイズ/方向に反映します。
・印刷位置/サイズの微調整が可能であり、 自動印刷での元印刷帳票イメージに近づいた印刷を可能にします。
・実寸印刷や印刷済み専用紙への印刷などの業務への適用にも効果的です。
・自動印刷に使用する書体を1バイト文字、2バイト文字、それぞれに対して指定が可能です。
3. WEB公開機能(Printview/WEB-EXT)
Printview/WEB-EXTを利用することにより、インターネット上で電子帳票を公開し、 Webブラウザで閲覧することができます。
また、Printview文書ファイルの他、 外部形式変換データ(CSV/TSV形式ファイル)でのWEB公開に対応します。
4. クライアント展開の省力化(Printview Viewer Distributor)
Printview Viewer DistributorをIISサーバに導入いただくことで、 Printviewの参照専用ビュア(Printview ドキュメントビュア light) をWWWを通じてライセンス数無制限で配布することができます。
Printview ドキュメントビュア lightは、 WWWブラウザと親和性の高い参照専用ビュアです。
これにより、StarOffice21のウェブアクセス機能など、 Printview/WEB-EXT以外のWWWサーバ上でPrintview文書を利用しているようなお客様での クライアント導入コストを低減することができます。
5. センタNIP帳票の変換(Printview FORMEXサポートツール)
Printview FORMEXサポートツールをPrintviewサーバ(Printview for ACOS-2/Printview for ACOS-4)に導入いただくことで、ACOSのセンタNIP 出力帳票をPrintview 文書に変換する機能が利用できるようになります。
6. PDF変換出力(Printview PDF出力オプション)
PDF変換エンジン「SkyPDF for Printview」と Printview PDF出力オプション をPrintviewサーバ製品 Ver6.3以降に導入いただくことで、PDF変換出力が利用できます。
*1 対応バージョン:Printviewサーバ製品 Ver6.5以降
別途、オプション製品「Printview PDF出力オプション」および、PDF変換エンジン「SkyPDF for Printview」が必要になります。
*2 本機能は、 電子化した帳票 (Printview文書)を電子化したタイミングで サーバ上で印刷可能なプリンタに対してPrintviewの印刷機能を実行するものであり、 ホストから既存プリンタ (NIPやKLP)に印刷した結果と比較して、 印刷結果の位置や大きさが一致することを保証するものではありません。
*3 その他自動印刷出力時の注意事項
-Printview Ver9.0 以降でプリンタ出力連携を利用する場合はPrintCenter V スプール for Printview をご利用ください。
-イメージ埋め込み文書の自動印刷は、PrintCenter V スプール for Printviewで対応しております。
-バーコード(センタNIP、NW-7)の自動印刷は、PrintCenter V スプール for Printview Ver2以降で対応しております。
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