セキュリティー - SSL/TLSサーバー通信
このページでは、HTTPS通信を使用する場合にプリンターが送受信するデータのセキュリティ設定を行います。
セキュリティ保護の対象となるデータは、IPP印刷ジョブやプリンターとウェブブラウザ間で交換する情報です。
これらのデータはSSL/TLS通信を使用して暗号化されます。
この項目は、お使いのプリンターがSSL/TLSサーバー通信に対応している場合にのみ表示されます。
下記の設定は、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
プリンターの電源を切るときに、メモリー内のデータは削除されますのでご注意ください。
データ暗号化が有効化されているときにCentreWare Internet Servicesにアクセスするには、アドレスの前に「http」ではなく「https」を入力してください。
IPアドレスの例:
https://192.168.1.100/
インターネットアドレスの例:
https://xxx.yyy.zz.vvv/
SSL/TLSサーバー通信
SSL/TLSサーバー通信を有効化するには[有効]チェックボックスを選択します。
証明書がない場合は「無効」が表示されます。その場合は、[自己証明書の生成]をクリックして証明書を作成します。
SSL/TLSサーバー通信ポート番号
ウェブブラウザからの要求を受け入れるポート番号を入力します。ポート番号は、443、または8000から9999の間の任意の数字としてください。初期設定は443です。
ポート番号を変更した場合は、プリンターアドレスの後にコロン(:)とポート番号を入力してCentreWare Internet Servicesにアクセスしてください。
http://プリンターアドレス:ポート番号/
Port9100/IPP/WSD/HTTPのポート番号と同じ番号を使用しないでください。
WSDはWeb Services on Devicesの略称です。
自己証明書の生成
[自己証明書の生成]ボタンをクリックして証明書を作成します。クリックすると、[証明書の生成]ページが表示されます。
この項目は、証明書がすでに作成されている場合には表示されません。
証明書管理
[証明書管理]ボタンをクリックして証明書の内容を確認、エクスポート、または削除します。クリックすると、[証明書管理]ページが表示されます。
この項目は、証明書がすでに作成され、SSL/TLSサーバー通信が有効化されている場合にのみ表示されます。
[新しい設定を適用する]ボタン
[元に戻す]ボタン
セキュリティー - 証明書の生成
下記の項目を設定して証明書を作成します。
プリンターの電源を切るときに、メモリー内のデータは削除されますのでご注意ください。
デジタル署名の方式
デジタル署名の方式を[RSA/SHA-1]または[RSA/SHA-256]から選択します。セキュリティーを強化したい場合は、[RSA/SHA-256]を選択します。
この設定は、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
公開キーのサイズ
公開キーのサイズを[512ビット]、[1024ビット]、または[2048ビット]から選択します。セキュリティーを強化したい場合は、[2048ビット]を選択します。
この設定は、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
発行者
証明書の発行者が表示されます。発行者は、プリンター名とMACアドレスをもとに自動で割り当てられます。一度割り当てられた発行者を変更することはできません。
有効期間
新しい証明書の有効期間を設定します。有効期間は1日から9999日の範囲で設定できます。
[証明書の生成]ボタン
設定をプリンターに転送し、証明書を作成します。
証明書の作成には数秒かかることがあります。[証明書の生成]ボタンを複数回クリックしないでください。
[戻る]ボタン
設定をプリンターに転送せずに[SSL/TLSサーバー通信]ページに戻ります。
セキュリティー - 証明書管理
このページでは、自己署名証明書の内容を確認または削除を行います。
- 発行先
証明書の所有者が表示されます。
- 発行者
証明書の発行者が表示されます。
- シリアル番号
証明書のシリアル番号が表示されます。
- デジタル署名の方式
証明書に設定されたデジタル署名の方式が表示されます。
- 公開キーのサイズ
証明書に設定された公開キーのサイズが表示されます。
- 有効期間開始日時
有効期間の開始日が表示されます。
- 有効期間終了日時
有効期間の終了日が表示されます。
- 状態
証明書の現在の状態が表示されます。
デバイスが時計を持たず有効期間が設定できない場合は、有効期間の開始日と終了日は表示されません。
- 証明書の目的
証明書の使用目的が表示されます。
[削除]ボタン
クリックして現在ウィンドウに表示されている証明書を削除します。
この設定は、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
プリンターの電源を切るときに、メモリー内のデータは削除されますのでご注意ください。
あるプリンターで使用されていたネットワーク拡張カードを取り外して別のプリンターに取り付けた場合、前のプリンターで作成した証明書は削除されます。
SSL/TLSサーバー通信設定も無効化されます。ネットワーク拡張カードを別のプリンターに取り付けたら、そのプリンターで証明書を作成する必要があります。
証明書の削除には数秒かかることがあります。[削除]ボタンを複数回クリックしないでください。
[戻る]ボタン
[SSL/TLSサーバー通信]ページに戻ります。